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雨が車窓をたたいています

だから明日そちらは雨でしょう

月曜の深い夜のさびしさに

ぼくは子供の頃を思い出します

てるてる坊主ゆれています

灰の心が雨にたたかれています
 ....
わたしはピクニックがしたかった

母にきくと
いいよと言った
ためておいたおやつを
バスケットに入れて
母が貸してくれたゴザを持ち
野原に行った
靴を脱いで
ゴザの上に座った
飴を ....
以下の方がこの文書を良いと認めました

-大豆
-ウォルス
-詩人F
宇宙人の好物がお好み焼きとは
知りませんでした。
-ドメガザウルス
-レントゲン太郎
私も学生時代に ....
ゴジラに破壊された街

昨日人が往き来した街
昨日車が往き来した街
昨日喧噪と怒号の街
昨日軍が往き来した街
昨日ゴジラが破壊した街


ゴジラが去って何も無い

人もいなければ ....
自分についた嘘が真実になる 聴かれたから喋ったのではない
ただリグレットに問い詰められて
しわぶきさせられた だけなのだ

宗教書から学んだのではない
ただカルマにあやつられて
きょうまで生かされた だけなのだ

 ....
悲しいから嘘をつく

しばらくじっと

あなたの顔を見つめていたい

理由など聞かないで欲しい

悲しいと嘘をついてしまうから


気圧のせいかな

悲しい悲しい

気圧 ....
太陽が沈んだら

星が煌めくでしょう…

君の一番の夢が

消え失せても

違う光が見えるかも…



君の太陽は本当に

太陽だったの

 ....
心細いから影がいる
そう思って振り向かない

影が私の
前にきてくれるときがあるから

うつむきかげんで歩いてる
あの子にも教えたい
けしてひとりじゃないんだよ

どんな人だって
 ....
死刑だ
間違いない死刑だ
彼は死刑だ
人殺し
危ない奴
情状酌量の余地なし
何人殺した
ふてぶてしい
生きるな
お前は許さない
死刑
死刑
死刑
しゃべるな
しゃべれ
反 ....
「おはよう」

といってきょうにうまれたひ


「はじめまして」

ひとはわらった


「さようなら」

さみしがった


「いただきます」

ひとはい ....
  


私達は過ぎ去っていく

時の流れと共に砂塵の一粒と同様に

全てはあの星の明滅のようにゆるやかに来ては流れ去る

もちろん、「今」という時だけを全てと考え

享楽と無為 ....
私は実家の南にある野菜畑で産まれた。私は幾重にも重なった肉の皮の中で、羊水に浸されながら、地下にへその緒を差し込んで、水分や養分を吸い上げて少しずつ成長した。その肉塊が十分熟したとき、肉の皮は一枚、ま .... 想像できるだろうか
市民生活の中に拳銃が溢れ
拳銃廃絶は絵空事と思われる世界を

想像できるだろうか
拳銃の所持規制に対して
拳銃を所持する権利を
真剣に主張する人がいる世界を

想 ....
いつか 二人で見ようと 決めた朝日を 
一人 見詰めてる

それ自体は 何てこたあない

見詰める瞳が 哀しそうに 思えたのなら
貴方は 少し 疲れているかも 知れない

待つ 月明か ....
 「天皇、日の丸、君が代、
  日本を愛しております。
  誇りに思って居ります。」

そうですか そうですか 


日本を愛し誇りに思うからこそ
天皇制・日の丸・君が代 ....
景色は遠く雲は近くに留まっている
このアパートには僕だけが居て他に誰もいない
誰もいない階段を途中まで降りては引き返す付け爪の先
膝頭が薄い壁を突き破り
部屋から聞こえてくる確かな物音に ....
喧噪の中の静けさに

慌ただしそうなスローモーションに

僕は、青の孤独を見た。



夢のような現実は

時に悪夢で、時に意味不明。

開けたドアの向こうに

知らない場 ....
例えば、「宇宙は存在するか」とか

「あなた」や「私」は一体、どんな存在かとか

私達はどこから来てどこへ行くのか、とか

私はそんな事を考えてしまう

私の頭の中には一つの宇宙があっ ....
やってもやらなくても苦情くる 言論の自由の中で
わたしたちは饒舌な唖になる
会葬者の囁きにも指先を踊らせるが
本心は棺の中
乾き切った筆のように横たわっている

表現の自由の中で
わたしたちは着飾ったマネキンだ
禁 ....
百年が 終わり
つめたい百年が来た
つめたい百年が終わると
もっとつめたい百年が来た
もっとつめたい百年が終わると
もっともっとつめたい百年が来て
もっともっとつめたい百年が終わると
 ....
 一


 セミの抜け殻が立ち上がり
 自分を置き去りにした
 主を探し始める

 何も見えない目で
 広がらない翼で
 動かない足で

 命が生まれ変わる度に
 脱ぎ捨てられ ....
いつも物思いに耽っているではないか
夜が明けるときの音が嫌いだ
それにしても静かな音楽が聴けなくなっている
もちろん騒音に酔いしれることもない
鼓膜は伝わる息を避けている
要するに ....
身なりを整えて 
スックと立つ背に 問いかける

実なのか 花なのか 茎なのか 葉なのか 枝なのか
もしかしたら 根じゃあ 無いのか

土壌深く 埋め込まれた 存在だ などと
どうか 決 ....
ひとはね
かんたんにじさつできないこころとからだをもって
うまれてきているもんなんだよ

いませんろにとびこもうとするきみ
いまだんがいのしたのうみにおちようとするきみ
いまこうそうびるか ....
春の風は遠くから来ます
夏の風は遠くへ行きます
あこがれ、とは違う
何処か知らない所へと
私を誘います

秋の風は通り抜けます
冬の風は通り過ぎます
喪失を知らしめ
懐かしい者どもと ....
 
 
夜、本から紙魚が出てきて
僕を食べる
文字じゃない、と言うけれど
紙魚はお構いなしに
僕の身体を食べる
だから負けずに
僕も紙魚を食べる
本当は枝豆の方が好きなのに
食べ続 ....
後戻りはよく情けないとか
卑怯者のすることだとか
軽蔑の言葉すら浴びせられ
強い口調で諭されることも
卑怯だとまで言われることがあるけれど

そう言うひとたちにぼくは問いたい
高く跳躍す ....
思わせぶりに哀しみを首から下げて同情を拾い集める卑しい心根
人の好意に素直に応えられずにそっぽを向いている臍曲がり
拗ねて見せれば彼女の気が引けると思っている浅はかさ
自分を顧みずに周りや環境の ....
はなもとあおさんの自由詩おすすめリスト(461)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
明日そちらは- 吉岡ペペ ...自由詩813-5-29
ピクニック_(詩人サークル「群青」五月の課題「緑」から)- Lucy自由詩17*13-5-28
現代詩フィクション- 左屋百色自由詩12*13-5-28
ゴジラ- ……とあ ...自由詩10*13-5-28
自分についた嘘が真実になる- 北大路京 ...自由詩613-5-28
供述調書- 信天翁自由詩213-5-27
悲しいから- 吉岡ペペ ...自由詩513-5-27
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- 朧月自由詩313-5-26
死刑決定- 秋也自由詩3*13-5-26
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時の中の表現- yamadahifumi自由詩213-5-24
- 葉leaf自由詩713-5-24
それでも理想はある- kauz ...自由詩11*13-5-21
イチ- 藤鈴呼自由詩4*13-5-20
どうぞご自由に- Guy= ...自由詩3*13-5-20
風バイ花- アラガイ ...自由詩11+*13-5-20
綿毛の行方。- 元親 ミ ...自由詩413-5-20
思考の宇宙- yamadahifumi自由詩313-5-19
やってもやらなくても苦情くる- 北大路京 ...自由詩513-5-18
それは薄汚れた顔で笑っている- ただのみ ...自由詩19*13-5-18
あたらしい百年- はるな自由詩613-5-18
夏の閃光、記憶の抜け殻- まーつん自由詩13*13-5-18
長い休符- アラガイ ...自由詩8*13-5-18
甘くない- 藤鈴呼自由詩2*13-5-17
こころとからだ- HAL自由詩4*13-5-17
便り- salco自由詩29*13-5-16
紙魚- たもつ自由詩1013-5-16
反論- HAL自由詩4*13-5-16
嫌な奴- 梅昆布茶自由詩9*13-5-16

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