旅に出るなら
夜の飛行機にしよう
このまま
一緒になるとも
別れるとも
僕らは決められない
別れらない二人には
夜の飛行機がいいよ
君は僕のことだけを
僕は君のことだけを ....
愛される人
愛されない人
他人を憎み
蔑むのは
おそらく後者
愛される人
愛されない人
他人を憐れみ
同情するのは
おそらく前者
人は
平等に造られたはず
なのに
何 ....
某月吉日 某所にて
異議あり、裁判長、今の発言は原告の名誉を著しく損なう発言であると思われます。
被告人には発言の撤回を要求します。
異議を認めます、被告人は口を慎むように。
では ....
日曜日の午後六時三十分
サザエでございます、で始まる「サザエさん」
に新しいキャラクターが登場した
裏のおじいさんの家に下宿することとなった
私立大学生のスベスベマンジュウガニ
これから、ど ....
夫になれない
父になれない
妻になれない
母になれない
自慢することじゃないけど
恥じることはない
俺はそう思ってる
俺は
若くして
ポンコツにな ....
手紙ひとつ
電話ひとつを残して
君は都会を去った
あの
草原を
走り回ってる君が
僕には見えるよ
僕はここでしか
都会でしか
生きていけない
....
僕は
心から君を愛していただろうか
去り行く時は幻
去り行く季節は戻らない
忘れたつもりだった
諦めたつもりだった
なんで
こんなに
君のことを想い出す ....
リストカット
リストカッター
リストカッティング{ルビ症候群=シンドローム}
どれも、今、よく耳にする言葉だと思う。
リストカッターとは、リストカットをしている人のことで、自分も、その一人。
....
松井のバットが鋭い弧を描き完璧にとらえた真ん中高めストレート
力強くどこまでも飛んでいく青い青い雲ひとつない空
見上げる僕等は有象無象の歓声の渦僕はその点景
ボールの赤い縫い目は僕等の夢白地につ ....
愛 愛 愛
愛には
色んな形があって
色んな影が付きまとって
時には
歪んだものも
曲がったものも
捻くれたものもあるけど
やっぱり
どれも同じ 愛
愛 愛 愛
愛に ....
退屈に
殺される
退屈が
....
{ルビ陽=ひ}も見えぬ 木々の根元に 咲く花に 強さ覚えて 己を恥じる
背中に回した手
どうか 離さないで
ずっと ぎゅっとしていて
私も離さないから
あなたの体も心も
全て 掴んで
離さないから
水のごとく消えていく幼さ
当然のように突き抜けていく風
僕たちはどうして痛みばかりをみてしまうのだろう
消えていきそうな息づかいをいつからおぼえたのか
僕は偽善のような無償できみを守りたい ....
切れなくなった
あなたが
あんなこと
言ってくれるから
『愛してる』
ただそれだけ
それだけを言って
電話は切られた
人の返事も
何も聞かずに
『私もだよ』
そう ....
桜散るのは夕日の丘か
日暮れ近づく夕日の丘か
散りゆく桜は薄紅色
薄紅色の十二単
十二もまとった春の衣
一枚脱げば夏の予感
呼んでいるのは母の声か
遠い故郷の母 ....
1
縁側につるされた風鈴を
さやかに押すその御手
彼らは海峡をこえてゆく海鳥の
滑空する翼の先端に生まれ
たたみで昼寝をする私の
ほほをなでて死ぬ
2
二人 ....
この道
あの道
いつも
限りなく
続いている
全ての道たちへ
道があるから
あなたたちが居てくれたから
ボクは歩いてこれました
ボクは進んでこれました
感謝しています
....
-特別なキミへ-
キミとの出会いは運命的でも偶然でもない
何気ない会話の中の一言からだったね
特別な恋なんていらない
キミがただ傍で微笑んでいてくれる
それ ....
1
わたしは部屋中の時計の針をとめました
ごめんなさい、毎日の生活に、疲れてしまったのです
今日は、朝は早く起きました、そして歯を磨きました
掃除をしました、洗濯をしました、近くの ....
『のびたままのかっぷらーめん』
おかあさんは言った
いい?
3分よ、3分たったら目を開けるの
砂時計の上の砂が下に落ちきったら3分だからね
それまでは目を開けちゃだめよ?
分かった ....
赤
夕空と海の混じり合うそのすきまに
すべり込むうみどりの影のさみしさ
赤い包みのキャンディーをポケットから取り出すと
口に入れる間もなく風景に溶ける
橙
”ちかみちはこっ ....
電話が鳴った
今日
肌身離さず持っていた
携帯電話が
いつもなら
部屋に放っておかれるはずの
携帯電話
今日は
大切な携帯電話
電話が鳴った
午後10時37分
着信音 ....
しらないおじさんがわたしの部屋に居ました。
そのおじさんは わたしに
「まほうのくすりをあげよう」といって、
ちいさな瓶をひとつ、くれました。
「これは、たらたらたらり というくすりだよ」 ....
世の果てで 愛する君の 笑顔を探す
逢えなくて 狂い死にする 我が人生
世の中に 君の代わりは 存在しない
張り裂けそうなこの心を
必死に抱えて歩き続けた
誰もが安息の地を求めているのに
どこにも止まることを許されはしない
地下鉄の風に吹き上げられて
薄っぺらい仮面など剥がされた
ただ立ち尽 ....
広さ8帖の部屋の隅にある
広さ2帖のクローゼットの中に
ボクは丸まった
何も考えずに
ただ
せまっ苦しい
真っ暗闇の中で
ボクは丸まった
誰にも見つからない場所
誰も探さない場所
....
消えてしまったあなたの跡は
何もかも真っ白で
置き去りを認めたくない
何かが あわてている
置いて行ったあなたは
さぞかし
気持ちいいでしょう
今夜は
....
さいきんなぁんもかんもわすれていきよるち
おかあちゃんがいいよった
なーなー、おかあちゃん
ぼくんことも
いつかはわすれてしまうん?
こーえん
ゆうやけこやけのあかとんぼ
うしろのし ....
あの頃は
言葉が無くても
ちゃんと伝わってた
ちゃんと感じてた
態度が
仕草が
ボクのこと
大事にしてるって
大切にしてるって
分かったのに
今では
何を考えているのか
....
HEDWIGさんのおすすめリスト
(139)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
★78_ヨルノヒコウキ
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貴水 水 ...
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04-5-14
Only_the_unloved_hate...
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Lily of the ...
自由詩
5*
04-5-14
春の裁判
-
ワタナベ
自由詩
10
04-5-14
スベスベマンジュウガニ饅頭
-
たもつ
自由詩
13*
04-5-13
☆127_オレナリノ…イノリ
-
貴水 水 ...
自由詩
6*
04-5-13
★78_ソウゲン
-
貴水 水 ...
自由詩
4*
04-5-11
★77_ツイオク
-
貴水 水 ...
自由詩
4*
04-5-11
リストカットは、『伝染』する。。。
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Lily of the ...
散文(批評 ...
6*
04-5-11
GOOD_JOB!!
-
ワタナベ
自由詩
12
04-5-11
My_name_is_Love...
-
Lily of the ...
自由詩
4*
04-5-10
I_am_killed...
-
Lily of the ...
自由詩
3*
04-5-8
紫菫
-
春日野佐 ...
短歌
5
04-5-8
_
-
ANNA
自由詩
1
04-5-8
暗い浴槽
-
かえで
散文(批評 ...
3*
04-5-8
You_disappeared_in_this_world. ...
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Lily of the ...
自由詩
3*
04-5-6
さらば_春の日
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ワタナベ
自由詩
11*
04-5-5
風
-
ワタナベ
自由詩
8+*
04-5-5
The_avenue_to_the_future...
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Lily of the ...
自由詩
4*
04-5-5
特別なキミへ
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ひで
自由詩
2
04-5-4
時計
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ワタナベ
散文(批評 ...
10*
04-5-4
おかあさんはいった
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桜 葉一
自由詩
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04-5-4
なないろ
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ワタナベ
自由詩
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04-5-2
The_important_moment...
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Lily of the ...
自由詩
3*
04-5-1
たらたらたらり
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ukiha
未詩・独白
7*
04-4-30
I_miss...
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Lily of the ...
川柳
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04-4-29
始まりは何度でも
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快晴
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10*
04-4-29
I_shed_teardrop...
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雨夜の花
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蒼木りん
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2*
04-4-28
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Lily of the ...
自由詩
2*
04-4-27
1
2
3
4
5