吉本隆明という人の講演集[現代を読む]を読んで
いたところこういう発言が目にとまりました。
「消費税をとるのは当たり前」という小見出しの
項でこんなことを言っているのです。

  進歩的なっ ....
文月の時雨 打ち水に街はひどくうたれ

ぼろぼろの学帽に 麻の手ぬぐい 高下駄で

土砂振りの雨に走り濡れる僕は、そんな僕を憧れてそうする 

軒の触れ合う細い路地を 白い花水木のステイン ....
意味も知らない四十九日
できれば輪に入らずに
木陰に座ってたい
そしたらタバコを吸いに
きみも出てくるでしょ?
僕のおおざっぱな理解で書かせてもらうと

十九世紀? フロイトを皮切りに
精神医学の台頭があった

フロイト、ユング、アドラー
アドラーなどはいまだに持ち上げられる

理論をこねていた ....
アカゲラについばまれた

桑の木 ハチワレの

地球のような球体の眼は 風の色をうつし、

木陰はさらさらと葉を揺らす

不安や恐怖が 世界を委縮させていく

怒りは人を疲弊させ
 ....
 {ルビ花=はな}の{ルビ輪郭=りんかく}は
  {ルビ鋼鉄=こうてつ}のようでなければならぬ 
                                         
       ....
全部夏のせいにして
逃げてしまおうか



あのひとが
優しく笑うものだから
わたしは素直に頷いた


     遠くへ行きたい

そんな想いが重なって
わたしたちは
手 ....
真夜中、夜に目が覚めた。
凄々まじい羽音に起こされた。
はらっても、はらっても
黒い小さな塊が、音を立てて
いくつも、いくつも纏わりついてきた。
そういえば、ここ、二、三日とい ....
しゃんとしんしゃい。ばってんじゃなかと。わかっとっとないば。しゃんとしんしゃい。まんますすまんね。ぎゃーけだけにはしゃんとしとかんばよ。わからんないば。ききんしゃい。きかんとがいかんとじゃなかと。しら .... 眠れないから針を投げる
夜がナマズみたいに口を開けてる

忘れた頃に届いた手紙
still love you.なんて
文末に軽く添えやがって
こっちは本気だったのっ!

白くなった ....
ネガティブ思考で何時も愛を求めていたね。恋に恋してた時があったね。ずっと答えが出ないままでいたね。私はとがっていたのかな。今では芥子粒の思い出でしかない。砂を両手で抱えて。隙間から抜けては手に残ったフ .... 甘い香りが
ゆめの中で薫った

逢瀬は短く激しく
ただ
お互いを貪り
崖の上からダイブするような眩暈に
果てたわたしたちは
自然に微睡んだ

わたしは白い花に囲まれていた
甘い香 ....
あたい会いたいわ
たらいが降ってきた
新しい出会いを探そう
そんな気力もない

自傷詩人
これなら当てはまる気がする
死のう交渉
これも

いやいや、生きたい
生きられない

 ....
あなた自身、世界の全てが真っ黒に染まったとしても。私は何時もあなたを明かりだと思ってるんだ。星を繋ぐと思い出が光ってるんだ。そこにあなたが居なければ。私の一部は欠けてしまうんだ。世界の一部が欠けてしま .... 極めて善良に詩を書いていただけで
この言われようだ
どう思われますか

なぜこんなに
ヘイトを稼いでしまうのか

刺身を海苔に巻き手巻き寿司
勝利者の味がするね
こういうところか
 ....
一粒が連ね重なり
完成はいまだになく
溺れる事も無く
人肌の熱を持ち
様々な色を放つ

色彩の豊かさには溺れ酔う
くれるのがこわいくらいに
愛しみに沈んでいくのに
淡い色で輝きはまし ....
綿毛のしっぽ
小鹿は 天の一点を見つめ

遠雷は、雨か
我知らぬ予兆の
布告

与えられた
つばめの空を行く航跡の曲線文字を
なぞっては、
その意味を解いていく

ー路をうしな ....
甲子園で優勝した帰りに
交通事故で死なないとも限らない

なんて気にしていたら
何もできないので
私は気にせず生きていきますっ

あ、そう
気にして何もしない人もいるんだよ

ペシ ....
SOSは届く時代になったよ。今では匿名性は開示請求によって、開示されるようになったよ。誰もが願ってる事ではないけれど。守られるべき存在が守られる時代になりつつあるよ。具体例として挙げるとするなら。政治 .... 私は無だと
思える時は
心配は要らん
蜩の歌に
夜明けを知る


 ※ 蜩=ヒグラシ。別名、かなかな。





 ※ 五行歌とは、五行で書く 詩歌のことです。
松竹の喜劇映画『男はつらいよ』の主人公、寅
次郎を演じる渥美清に一度だけ会ったことがあ
ります。会ったというより近くからちらっと見
ただけですが......おかしな光景だった。
当時わたしは食 ....
これから詩作品を書く方にとって大事な事だとおもうので書きます。まず第一に言葉は伝達するための言葉であり。読者がどう解釈するのかでしかなく。筆者が一定の法則をもったしても、筆者にしかたどり着けない領域が .... {引用=(𝘭𝘦𝘵𝘵𝘦 𝘳)
ユウヒはとてもかわい よね さいきんなにしてすごしてる の ぼくはさいきん読みものしてる さいしょはわから なくて しらないことが少しずつわかるようになると これまでそう ....
刑というのは
行動の制限が多いんだと

つまり閉じ込めちゃうんですわ

ところで僕
もう生命の最小単位

どこにも行かない

タンスの自由に意味はない
アル中も自由度は低い

 ....
ひとみをとじておもいだすことは たくさんのあたたかさでしかなくって

こぼれたしずくにうつるせかいはすべてやけい



ほら ごらん くちては いかないせかいを



アスファルト ....
今を鍛える。
今を鍛えると未来への不安はない。
今を積み重ねる。

一期一会、夏至を噛みしめる。
蒼穹、太陽の果汁を撹拌する。

きらびやかなその果汁、細胞から、魂から、溢れ出る血液から ....
犬の名前を並べる、
タロー、ルル、ブンタ、シロ
そのことを悔い、
喉元にキムチの色を塗りつけて、
俺たちは、見つめあった

北の城壁が高く聳えていた
たぶん、高さは、
喉の渇きで測った ....
とっても有名な蠅なのよ、あたいは。
教科書に載ってるのよ、それも理科じゃなくって
国語なのよ、こ・く・ご!
尾崎一雄っていう、オジンの額の皺に挟まれた
とっても有名な蠅なのよ
 ....
悲しみを孕む
十三夜の月の満欠け

喧噪に街猫が 見る
自らの影の先に
山里を住みかの やせたクロネコは、子猫の蒼い目をうしなわず
それでいて寂しさをたたえ
まなざしは 紛うことなく ....
結局のところ
比べるのは
いつも自分だ

昨日の自分より
今日の自分が好きとは
到底言いがたい日々

後ろ向きに歩くのも
また良し
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タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
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ぼくのおっぱいは好き?〜二匹目のどじょうはいるか?- 森田拓也俳句15*25-7-9
熱帯夜- りつ自由詩6*25-7-9
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うつけのうつわ- 武下愛自由詩4*25-7-7
来年の七夕- mizunomadoka自由詩1325-7-7
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口無し- りつ自由詩525-7-6
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あなたがいることで- 武下愛自由詩4*25-7-5
ノーファウル- りゅうさ ...自由詩4*25-7-5
硝子の海_がらすのうみ- 武下愛自由詩5*25-7-3
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※五行歌「私は無だと」- こしごえ自由詩8*25-7-2
新版「男はつらいよ」- 室町 礼散文(批評 ...425-7-2
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(letter)- ryinx自由詩17*25-7-2
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犬の名前- atsuchan69自由詩22*25-7-1
とっても有名な蠅なのよ。_- 田中宏輔自由詩18*25-6-30
_蒼い目の夢_- 月乃 猫自由詩6*25-6-30
自分VS自分- りつ自由詩3*25-6-30

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