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真の孤独が
完全なる感覚と記憶の遮断状態に於いて、
自我だけが
デリートされずに機能するという状況に於いてのみ、
成し得るように
真の自由も
自我の抹消無くして
あり ....
わたしたちは
しろい子猫を一緒に殺して
裏庭に埋め
墓碑はたてずに 祈った
わたしたちは
月の欠片を一緒に食べ
呪われるよう
密やかに笑った
おひさまがみえる午後
わたしたち ....
米は日本の命綱
小麦を絶たれてメンがパーになったって
パンがバンと爆発したって
米だけあれば
何とかなるのに
塩焼き鯖にほかほかご飯
味噌も醤油も欲しがりません
勝つまでもなく負けて ....
全部夏のせいにして
逃げてしまおうか
と
あのひとが
優しく笑うものだから
わたしは素直に頷いた
遠くへ行きたい
そんな想いが重なって
わたしたちは
手 ....
甘い香りが
ゆめの中で薫った
逢瀬は短く激しく
ただ
お互いを貪り
崖の上からダイブするような眩暈に
果てたわたしたちは
自然に微睡んだ
わたしは白い花に囲まれていた
甘い香 ....
結局のところ
比べるのは
いつも自分だ
昨日の自分より
今日の自分が好きとは
到底言いがたい日々
後ろ向きに歩くのも
また良し
風はゆふぐれの懐かしさを湛えていた
《ア》と《オ》の螺旋が交差し争って
辺りは静に満ちていた
みみのあな
鼓膜を突き刺すくらいキンと痛い
酔いどれ月が
小石となって
ばらばら ....
杉原詠二(黒髪)さんのりつさんおすすめリスト
(7)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
自我
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りつ
自由詩
4*
25-7-29
禁じられた遊び
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りつ
自由詩
4*
25-7-29
ウサバラ詩_絶望的な未来予想
-
りつ
自由詩
4*
25-7-25
熱帯夜
-
りつ
自由詩
6*
25-7-9
口無し
-
りつ
自由詩
5
25-7-6
自分VS自分
-
りつ
自由詩
3*
25-6-30
火群
-
りつ
自由詩
3*
25-6-25
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