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あ行
足音が遠ざかってゆく朝8時、きみは出かける わたしを置いて
今までと変わらぬようにこれからが続いてゆくか冬空に訊く
「うん、うん。あぁ」電話の先にいるひとと、なに話してる?その ....
りりるらら春に聴いてたメロディを小声で歌う秋空のした
過ぎ去りし振り返らない思い出の顔を忘れたことに気づいた
キッチンの隅で出番を待つ土鍋 吐く息白く浮かぶ冬まで
冷えてゆくほど澄ん ....
なにひとつ選ぶことなく空に舞う恋に似たもの水蒸気になれ
ぼそぼそとつぶやく君の独白を私は聞いていてもいいのか
「迷うという時点でそれは偽り」と決めつけられど、まだ迷う吾
「その通り。 ....
雲に少し
切れ間が見えて
そのむこうは
天国なのかもしれないと
思った
こんなにも切なく強く愛されし“愛しのレイラ”に妬ける夕暮れ
いつまでも男の子でいたい君。BORN TO BE WILD、背伸び、横顔
父と母、若かったころ聴いていたキャロルキングを私も君と ....
ベランダから見た
自分の部屋は
まるで他人の抜け殻のようで
少しだけぞっとした。
自分の中だけを生きていたら
見えないものがたくさんある。
油断したこころが
果てしなく遠いと
思ってしまうような
遥かなみちのり
それでも、歩いていくことを決めた
自分の足で歩いていって その果てにも着くと決めた