月に罪無し
嫌いなあんたが見ていようと
わたしが嫌いになることもない

車の修理費の心配
手術費用の心配
税金の心配
それって全部
お金の心配

御破算で
願いましては
月夜の ....
重爆撃機 が 胎児 を 投下する。
絨毯爆撃 される 肉塊 は、
思い思い の 姿勢 で 重力 に 従い
従順 に 自然落下 する。
透き通る 空間 に 散りばめられた 有機物 の 群れ。
 ....
{引用=
十四の黒い薔薇の歌





   ●
愛を忘れて
自分をおいて
き●っと
どこかか●なたに消えていったぼく
きみの微笑みがあせた
壁にかかった●ワンピースばかりを ....
私らは、大麻を吸い、精神薬に手を出し、平和をうたい、実は、弱いという事を認識しなくてはならない。
義務である。
義務である。

泥が とんだ
泥が 笑った
見えたものが
聖者だったから
 ....
固有名詞と反復のスピードについて


用務員の話http://po-m.com/forum/showdoc.php?did=23400 全文
{引用=
紹興酒どうしようもない日記をつけてガー ....
何かのサイレン その低音域に化粧した夜
まさに 夜そのもの
発電機のような猫から漏れる喘ぎ鳴き声
まばたき またたき またたび 眩暈で繋ぐ命も揺らぎ
街灯の嘔吐する光 は景色 を八つ裂き にし ....
ねじくれない僕ら
合い言葉は 道行く人へ 
「ねじ、くれない?」

720度のギャップ
合い言葉は 道行く人へ 
「ねじ、くれない?」

ネジマキ派のつどい
ねじの回り ....
 いつものようにマンションの郵便ポストが冷たく死んでいる
 買えやしない分譲マンションのチラシ、呼びもしないデリヘルのチラシ、
 性欲ってビジネスになるんだなって納得するほどのピンクチ ....
ラクダのコブを超えたくて
現金を両替する
特訓を受けたくて
現金を両替する
一体阿佐ヶ谷何万スるんだかわからんし

ハッピーチャンスが訪れて
知らぬ存ぜぬがホトトギス
右に見えるはカミ ....
:20060117

一昨日、飼い猫が死んだので
昨日の激情に任せて
今日で、お前の頭を輪切りにしました

頭部からっぽ、予想通り
先月、駅で見知らぬバター臭い女から盗んだペットボトルの ....
卑しい 女の 口元から
覗ける 太陽の日差し
真実は 1999年に
落ちた 地球の中の
骨格部分である
悲観主義者の下へ

なぜか 暗闇の 骨格が
私を 屠るのである
ので
あんた ....
小腸 からまって 

なんだか 蜘蛛の巣みたいよ

天井は 青く ひろがるのは 赤

赤い ベール

からまって まるで

蜘蛛の巣みたいよ

赤は 網の目 温度が落ちてくる
 ....
言葉を紡いでいる人がいるという
言葉の繊維を解きほぐし
紙にしたり
糸にして布にしたりしてから
その上に文字というものを書くのだという

最近は、
言葉が不足しているから
誤解 ....
何となく、薬と酒に手を出して以来、こんな事が書きたくなった。
俺は3年前に、梅木君という男とであった。奴が俺の人生を狂わせたのだ。人のせいにしているとか思われそうだが、ついでにベースとアンプ、返して ....
死期が近づくと
彼等は自ら首を吊って死ぬ
夜に 孤独な木を探してその枝に
縄を垂らして果てる
南の大地は熱い
吊られた身体は素早く腐る

自分ひとりで首を吊れない者は笑われる
ましてや ....
海水の知る
捕食者の死のショー
君は戦争を覆い尽くし
看護婦の眼球を
蹴り倒す
暗転

半音の脳
溜まる無肢
ナイーヴな北部エイドに
神託は得られた
鼻腔の奥の
葡萄の絵よ
 ....
←              ↓
 ←            ↓ 
   ←     ↓      
         ↓  ←   
               ↓
       ←   ....
メロスが走っていた頃
大半のメロスは
走ってなかった
セリヌンティウスが王に囚われていた頃
大半のセリヌンティウスは
自由に街を往来していた
少年の青白く細い指は
ページをめくり続け ....
秋の
終わりの
帰り道の
高速道路の
横の
川沿いの
長い道の
途中の
階段の
下の
缶コーヒーの
自動販売機の
明かりの
薄暗がりの
中の
瞬きの
あの
感じの
 ....
ポッカリからりと晴れた日に
ぼくらは浜辺に横たわり
あなたはぼくの胸に聴診器をあてて
―ふむ 聞こえませんね
などと呟いて
いきなり後ろ手に持っていたハンマーを
胸に目掛けて振 ....
ギターの弦にピタリ張り付く小判鮫は、振るえる乞食の手足が招く一人前ごひゃく円の弁当と声だけが歩く車内の埃を吸い込んで、みんなで声を合わせて見つめる菊人形の羽根飾り、走る土人の顔、人形のような天使、日曜 .... 下駄の音に合わせて手玉そらに舞う犬と私の居ない季節に


詰襟が食い込む首で油揚げ拾う原っぱ葬列の順


右耳に綺麗なものだけ詰め込んで昨日覚えた公式で解く


張り付いた理 ....
 それぞれを組むと九つの詩ができます

1.ところ
 A.霧にけむるノスタルジイの森林
 B.磁器の王国
 C.ひとけのない商店街
 D.海のうえを走り抜けるフリーウェイ
 E.動物 ....
感情の 吐露が
毒を 飲んでいるので
私は 今日も
宗教に つくす

ために
赤緑の 魚が
上流に 上る頃
宗教は 潰れている
ために
案外 黒い浄土が
死んでいる
そんな 気 ....
あなたは 息を しているのですか?

あなたは 呼吸を 止めているのでしょう。

私の 並べ立てた 言葉の 配置に
無呼吸の 弟子が 
立ち並んでは
盲目の 仏像

問い掛けるので ....
存在のない存在
リズムなしのリズム
じゃないもののリズム
その繰り返し
タイコに入るラインいくつか
ラスタリズム

2year 2年もここに居る
フリーにしない所
こ ....
(ここでは宇宙をスプと言います)
最前列右の左のスプを見た見たもの全て衛星で死亡



(ここでは宇宙をンと言います)
ンの声がロケット破壊しつくしてβ・γ線上の{ルビAir=アリア}
 ....
街のすみの
白い白い花を
夜へと向かう暗がりのなか
したたる滴を追うように見つめる


からだが少しずつ咲いてゆく夜
時間と穴と痛みたちの夜
すべての窓と見つめあいなが ....
海のそばの公園は芝生がまだ青くて、快晴、強い風
空の真ん中らへん、釣り針みたいな飛行機、光った

口をあけてみてた女の子、ぴょんと、跳びあがって

側転 側転 側転 側転 側転

芝生は ....
トランプをきるのがうまい手品師の名刺がころころ変わるのはなぜ?


テーブルに咲かせてしまった薔薇だから血にまみれつつ手に取る醤油


この剣をここに刺しますこの剣はここに刺します あら不 ....
六崎杏介さんのおすすめリスト(296)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
花吹雪- 蒼木りん未詩・独白406-4-17
胎児_鯖_眼球_深海魚- ななひと自由詩906-4-6
十四の黒い薔薇の歌- m.qyi自由詩606-4-5
乱文- 奥津 強自由詩6*06-3-24
固有名詞と反復のスピード/マスイジュウ氏の詩について- 渡邉建志散文(批評 ...10*06-3-20
8mmフィルム"E"- 人間自由詩106-3-10
手回しオルガニズム- 10010自由詩706-2-9
喝采のクレオパトラ- カンチェ ...自由詩806-2-6
二重螺旋構造- マスイジ ...自由詩2*06-1-24
Biotope-Head- 人間自由詩306-1-18
さぁ_よっておいで〜_紙芝居が始まるよ〜- 奥津 強自由詩6*06-1-16
氷点下のソネット- ミゼット自由詩5*06-1-12
暗号表- あおば自由詩11*06-1-6
糞戯言(薬とかに不快な方は見ないで下さい- 奥津 強散文(批評 ...6*05-12-26
首吊り族の死に方とその歌- 岡部淳太 ...自由詩12*05-12-4
羽の内部の聖堂- 鏡文字自由詩205-11-30
少年は舌を指差している_2- 槙田雪自由詩4*05-11-18
- たもつ自由詩1105-11-18
晩秋- 大覚アキ ...自由詩105-11-17
「象牙の太陽」- shu自由詩1305-11-16
走光性- あおば未詩・独白4*05-11-13
少女って地獄- 捨て彦短歌405-11-10
快感原則- 佐々宝砂自由詩1105-11-6
毒と宗教の_上流- 奥津強自由詩8*05-11-4
仏の_問いかけ- 奥津強自由詩605-10-30
Cスタ- チQ自由詩305-10-20
ここでは宇宙を- ふるる短歌50*05-10-19
いろ_てまねく_いろ- 木立 悟自由詩905-10-4
日曜日- エズミ自由詩505-10-4
トリックスター- 本木はじ ...短歌805-9-30

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10