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死期が近づくと
彼等は自ら首を吊って死ぬ
夜に 孤独な木を探してその枝に
縄を垂らして果てる
南の大地は熱い
吊られた身体は素早く腐る

自分ひとりで首を吊れない者は笑われる
ましてや ....
ビニールが
     いきなり君の顔にはりつく
突風にあおられて
(どこから吹く どこに吹く 風)
君の顔面に
呼吸を奪う透明な仮面
ふと見渡すと
群集のひとりひとりに みな
ビニール ....
六崎杏介さんの岡部淳太郎さんおすすめリスト(2)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
首吊り族の死に方とその歌- 岡部淳太 ...自由詩12*05-12-4
悪夢とビニール・ジャングル- 岡部淳太 ...自由詩2*05-4-5

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