目測で30センチ 幸せと君との距離を間違えない距離

また君は花の匂いを間違える桜の色を愛するのだね

三月がやっと始まるこの街に誰が桜を埋めたのでしょう

この街も桜の匂いが少しする ....
哀しいのと忙しいのと
複雑なしおりのつみ重ねで
食べて汗をかき
お腹ゴロゴロの日々
ゆとりなく

ぎゅいいとチュウブをひねり出す哀しみのつぶたち
出てきたり戻ったり
結局は循環を滞 ....
シャガールの恋人たちよ天蓋に夜を満たして水浴びしなさい

留守にして帰り着いたら生き延びた薔薇が幾つも咲いていました

ビッグバン、インフレーション自鳴琴の箱を開いた誰かがいました

鎌倉 ....
北山通の並木かなしむ夕暮れの色はほんのり青さをもって


少年が息をひそめていたわけは蛍でしょうか哲学のみち


宇治川を背に立つ君の少しだけ歴史を知っていることが ....
後悔を/森の奥へと歴史学のような眼差しで引いていく人

スコップを置き去りにした砂場から カイワレの芽が伸びてきました。

透ける陽のメトロノームを記録して/耳鳴りの止まぬ夜を綴じ込む//
 ....
  (前奏)

難攻不落のハム・ソーセージ
は、ちぎれない
噛み切れない
はち切れんばかりの薄皮の中
モグモグ、ムガムガ口の中
そいつはあんまり膨張し
延々と
シーツの宇宙に連なって ....
              あなたの胸に頬つけて
              やわらかな海へ泳ぎだす
              
              ねえ
              ....
女王蟻みたいに言葉を産んで君、なにがかなしい?なにがかなしい?

しゃぶられたペニスの先に非常灯 回る回るよ 世界は回る

キャタピラの外れた人がキャタピラの人の波間に漂っている

望 ....
しゃららんと空のなる音 見上げれば28個の月の語らい あこがれのバニーガールを追いかけて月まで行った行方知れずの

稲妻がいつまでたっても落ちてこないとぐろ巻いてる 「春なの? バカなの?」

あたらしいスライムを素手で殴りたいきみのしっぽにかじ ....
いく君は 足の指曲げ 骨鳴らす 演技かどうか 見破るsign ぷすぷすぷすぷすと
情緒のねんりょうが切れかかっていて
空を見上げたら
ライオンの むれ
きれぎれにはなればなれ

とげを自分で取ってしまいました、引っぺがしたところからおもいでが樹液 ....
(発酵したい、)ね ふたり。肌はふやけて溶け出して やさしくこわれてゆくからだ

蜂の巣に成り変わってく脳みそがしとしとばらまく蜜と毒針

ぼくたちは目蓋に守られ息をする微弱いいのち せっくす ....
エナメルの ミニスカートから 這い出した 蛇のタトゥーの 餌になりたい きらきらとチョークの粒子の降るサハラ(先生、胸が灼けるくるしい。) 本当に死者がおばけになるのなら君はアダムになるしかないね


アッパーな曲でノってるあの娘から流れる涙の味が知りたい


みんないなくなればいいって二億年ほんとにいなくなって豪遊
 ....
すこやかな寝息としろくなめらかな腕 みだれうつぼくの欲求

水を抱くように おもいだしている 髪の毛 指先 かさなるため息
あなたの周りをがりがりと回る
そしてにたいのぬいぐるみ
あなたの惑星になっている
太陽オア月

かすめ取ることさえできているのかな
クンズホグレツ
プレーンオムレツ
わたしはうすい血の ....
ももの花 すいせんの花 ビオラ、すみれ
春が咲いて、歩いてる
じぶんのちからで
背がひくいから、ぼうしだけ見えたよ
花の散歩 よいしょ、よいしょ あるけ、あるけ
耳元で囁く I love you
貴方が少し照れたように微笑むから
私はとても幸せで
泣きたくなる


微かな機会音が貴方の命を繋ぐ
誕生日まであとふた月
指折り数えているけれど
病 ....
うごくと
あたっちゃう
にがいとげ ふゆのやま
すぐには
こえられない

わたしなんかに?
とんでもない
やさしさに
ぼたぼたする、
これは
もろさじゃない、よわさじゃない

 ....
たばこのヤニで煤けたリビングの壁に一箇所
まるで雪景色を穿ったような真新しい壁紙が気になる

あのひとがわざわざ買ってきては飾っていた
贔屓にしてる野球チームのカレンダー
縦じまのユニフォー ....
えんぴつを握る

頭の中の細胞が
一点に集中して

真っ白の世界に
足跡を残していく

それは鏡にも映らない
まぼろしの世界




キーボードを叩く

君の名前なら
 ....
十二月の
さみしい水の底から
きみのささやきに
耳を澄ませる

ふるえる感情の
ひとつ ひとしずく
その波紋
その不自由

どうして人は
急ぐのだろうね
日時計の影が
伸び縮 ....
どこかで計算されているのか

寄る辺ない営みだけが確かです

人生の遥か範囲で

運命や宿命が

遠い燎原のようだ

太陽系第三惑星に届いた星は

勝手に名前をつけられている
 ....
この道、を聴きながら今
お昼間にやりたかったこと

木をぐるりと囲んで
だきしめながら
太陽をあびたい
ぽかぽかと

きょうをさかいに
たくさん 人のゆくえが変わった
いつも通る道 ....
誰彼の感傷ばかり閉じ込めて落葉にねむる二人のベンチ 粉雪の 一つ一つの 結晶を 散りばめた夜 ひっそりと泣く



降り積もる 雪の上には 足跡を 静かな中に 奇跡を信じ



星空に 列車の車体 凍てついて 彼の童話に 思いを馳せる
 ....
ここには点灯した
叫びと蛍が浮遊しているから
指をちぎる
さわりませんように
あなたにこの文字を見られないように

舌を噛んだまま
呼ぶ
から
そうですよね、
身を破り散りたいほど ....
いつだって
哀しみからもれてくるだろう
一輪のやわらぎを
あたえたくて
それがどんなものか言えなくて
わたしのくちびるは
ことばをなくしていても
温度はあって

空から
ひかりがこ ....
はちはちよんさんのおすすめリスト(241)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
花の匂いと今を間違えるなんて喜劇さ- きらく短歌310-6-2
たえる日々- 唐草フウ自由詩6*10-5-31
話しかける五月- 小池房枝短歌16*10-5-31
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木漏れ日カメラ- ことこ短歌20*10-5-27
International_Anthem_Of__Ham_a ...- salco自由詩11*10-5-27
MILD- 鵜飼千代 ...自由詩6*10-5-21
島を目指して×16- ぽこぽこ ...短歌6*10-5-11
満ち欠け- ことり ...短歌710-4-20
稲妻さん- sh短歌6*10-4-17
sign- ハイドパ ...短歌4*10-3-31
あたら- 唐草フウ自由詩11*10-3-31
瓶詰地獄- 佐藤真夏短歌6*10-3-29
enamel- ハイドパ ...短歌6*10-3-25
砂漠- ことり ...短歌810-3-25
ごめん雪舟、君の涙の味だね- ピッピ短歌1610-3-23
ため息- はるな短歌710-3-23
veracious- 唐草フウ自由詩5*10-3-16
花の散歩- 唐草フウ自由詩7*10-3-5
I_love_you- まさたか自由詩310-1-26
ふゆのやま- 唐草フウ自由詩8*10-1-9
年明けのひと- 恋月 ぴ ...自由詩20*10-1-5
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ピアニシモ- 佐野権太自由詩28*09-12-12
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茶・花、追憶- 唐草フウ自由詩6*09-12-8
誰彼の- 千秋短歌209-12-7
- ミツバチ短歌5*09-12-5
インサイド- 唐草フウ自由詩5*09-11-20
_- 唐草フウ自由詩7*09-11-3

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