すべてのおすすめ
彼女は、所謂雑貨屋で売っている服を着る様な人で、
私はパイル地の服ばかり着ていた
嫉妬していたのかもしれない
タオルになりたかった
彼女にかじられてボロボロになる夢を見ていた
彼女に ....
≪テーマ ; ポロシャツはダサいか≫
関東びと 「はい、襟があるとこがダサい」
近畿びと 「襟はパリッとしてませんとな」
東海びと 「釦もだせゃ〜で。駱駝のシャツみてゃ〜で」
九州びと 「 ....
{引用=
今、なんとなく、デル・シャノンがハンク・ウィリアムスを歌ったレコードを聴いている。
だからタイトルは曲名のもじりだ。
意味は特にない。
でも気分は、怖いほどに共通している… ....
あるところに、ある森に、ある森のちょっと原っぱになったところに、ある森のちょっと原っぱになったところのお花がちらちら咲いているところに(そのお花は黄色や白いお花です)、小さな小屋があって、それはクマ ....
男は94ページを読み終えると、時計を目にした。
7時23分。
昨晩から雨が続いている。
グリーンの縁の窓から臨む景色は、霧がかっている。
溜め息をついてはみたものの、こんな休暇も悪くは ....
詩集『月に吠える』より「猫」
まつくろけの猫が二疋、
なやましいよるの屋根のうへで、
ぴんとたてた尻尾のさきから、
糸のやうなみかづきがかすんでゐる。
『おわあ、こんばんは』
『お ....
東 直子著『春風さんのリコーダー』(有)本阿弥書店
同『愛を想う』?ポプラ社
借りてきました。
『春風さんのリコーダー』は東 直子の第一歌集。この方、ファンも多いし、みなさんベタ褒めです。そ ....
乳房まである、黒い髪の毛をもっている。
それはときどき褒められるけれども、なぜだろう、なんだか嘘をついているような心持になる。
爪のかたちを褒められたり、顔の造形や、筋肉のぐあいを良い風に言わ ....
カチャカチャと、キーボードの上で踊る美しい指先を溢れんばかりの欲望で見つめていた20歳の冬。私は長い茶髪を巻きヴィトンのカバンを持ち、つけ睫毛を武器にしていた。
その型にはまった派手 ....
初出:2000年「詩人専用シナプス」
ヒマな時によく、詩のサイト巡りをする。ちょっと前まではwebringの営業のために、投稿コーナーのあるサイトを見て回ってた。Googleという検索サイ ....
今なら分かる。
最近そういうことが結構あるんだけどさ、結局アン時に分かってなきゃ意味ねえんだよな。
それに今でもわっかんねえよって事や分かりたくもないコトなんかも沢山あるしなあ。
そして本当 ....
高岡修「屍姦の都市論」(思潮社、二〇〇五年)は、詩であると同時に、「都市論」とあるように論でもある。では、それはどのような意味で論であり、それが同時に詩であることによって何が実現されているか。
....
0.紹介
島野律子の作品は以下のホームページで読める。
「弱拡大」
http://www.aa.cyberhome.ne.jp/~babahide/index.html
とりあえず、「十 ....
其昔、あの惑星のゑうろぷと発音せる、ぢぢいのくさめのやうな陸地の
ほらんどなる、白い吐息みたよな地域のずんでるとと云ふ、脱腸帯ぢみ
た名の地点に青年は生まれたのだ。
内気の癖に激情家の醜男は何を ....
{引用=とある列車事故から彼女は生まれた。
これは突拍子もないことに感じられるが、その他の誕生となんら違いのあるものではなかったのだ。}
-1-
とある小さな町で、列車の脱線事故が起 ....
とある学校の とある教室。
キーンコーンカーンコーン、キーンコーンカーンコーン。
チャイムが鳴り、これから国語の授業が始まろうとしている。
席に座る生徒、教壇に立つ教師。
A(生徒A) ....
酸の濃度にしか反応しない微生物がいるそうです。彼には、光も音も存在せず、酸の濃度だけで世界を構成しているわけです。
人間が色光としてとらえている部分は全電磁波領域の10分の1程度に過ぎず、ミ ....
優れた詩に出会うというのは、そうそうあることではない。
それはインターネットの世界も同じことで、ここ現代詩フォーラムにおいても、文句なしに優れた書き手といえる者は全体の1%にも満たないのではな ....
(※今から書くことは、かなり飛躍した考えで、矛盾に満ちている。私自身、今から書くことを本気で考えているわけではない。本気で書いているとしたら、あまりにも宗教じみてもいる。なぜ書いているのかというと、ふ ....
凪が終わる時
授業が終わると道人は真っ先に教室を出た。いつもは軽音楽部の部室で、友人達ととりとめのない話をして、ベランダから演劇部の発声練習を眺めながら、本間裕子の姿を追いかけるのだが、今 ....
夢を分析しつつも、オカルティズムを認めず、あくまでも合理主義を貫こうとしたフロイトは記号的なのだろうか。
一方、同じく夢についての考察をしながらオカルティズムに傾倒し、未知の神秘に対しては謙虚な態度 ....
「みなさんに明日が来ることは奇跡です。それを知っているだけで、日常は幸せなことだらけで溢れています。」
これは「余命1か月の花嫁」のドキュメンタリーの中で出てきた言葉だ。
この言 ....
八月、台風九号は二十二名の命を奪い、太平洋の北洋上で一陣の風となった。嵩の増した泥の粒子を束ねた濁流が財田川を下っていた。よく水神として龍や蛇が奉られるのがわかる気がした。うねる濁流は ....
「にいちゃん、まって!」
青い公園と名づけた近所の小さな公園から、兄が走り去る。
「おおい。」
「にいちゃん!」
呼ぶ声は聞こえているはずだが、兄は走る。腕を振ってどんどん走る。あっという間 ....
教えてもらったメールアドレスに送ったらエラーで返って来てしまった。
これはきっと、彼女が書き間違えたダケである事を切に願っている。
オレは秋刀魚が好きだ。焼いときゃとりあえず秋刀魚は裏切ら ....
『顔を売れ』というアドバイスは、セールスなら一度は耳にしたことがあるだろう
『顔を売れ』とは、『人間性を売れ』ということだともよく聞く
では、『人間性を売れ』とはどういうことなのだろう
....
枯葉のカサカサ鳴る音を聴き、傘の雫を払いながら、古くから家にある毛布を思い出していたんだけど、もう何度も引越しを重ねてしまったので、そんな毛布があるはずもないのに不思議なこと、と思って照れた。多分雨の ....
「隊では一、二を争いました。」
射撃の腕を買われ、十一年式軽機関銃の射手に選ばれたというその人は、嬉しそうに話していた。日本の銃器類は思っているよりも評判は良い。その人は「十一年式は三発ずつしか撃て ....
作文書きます。
自分の原風景は間違いなく 富ヶ谷の家の隣の空地だ。そこには子供の時のことが全部詰まっている。その空地に面して土手がある。土手と呼んでいるが、松壽町のお屋敷の敷地の一部で、入って ....
ここに来てもっと時間が欲しい。自分の時間が。
寝れなくなるまで寝ていたいし、起きていられなくなるまで起きていたい。
ブッ飛ばしても行きたいし、ダラダラとくねらせてもいたい。
いつまでも慎重に ....
夏嶋 真子さんの散文(批評随筆小説等)おすすめリスト
(52)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
メモ書き
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光井 新
散文(批評 ...
1
10-9-21
ラコステ遊(すさ)び
-
salco
散文(批評 ...
8*
10-9-9
渋谷HMV閉店に寄せて〜ロングゴーン&ロンサムブルー
-
真島正人
散文(批評 ...
6*
10-8-23
クマさんのパン屋さんとウサギさん
-
ふるる
散文(批評 ...
5*
10-8-5
healcaのお客様へ
-
瑠王
散文(批評 ...
6*
10-7-30
大好きな詩人を紹介してみます__「萩原朔太郎」
-
非在の虹
散文(批評 ...
5*
10-6-17
借りた詩集__東_直子の歌集
-
ふるる
散文(批評 ...
5*
10-6-15
髪のこと
-
はるな
散文(批評 ...
3
10-6-3
軌跡
-
ロリータ ...
散文(批評 ...
4
10-6-2
詩歴について。
-
いとう
散文(批評 ...
32*
10-4-20
Baby's_In_Friday
-
BOOKEND
散文(批評 ...
3*
10-4-9
詩であり論であるということ
-
葉leaf
散文(批評 ...
3*
10-4-5
島野律子小感
-
葉leaf
散文(批評 ...
5*
10-4-4
月の引力
-
salco
散文(批評 ...
5*
10-3-26
星の子_(1)
-
瑠王
散文(批評 ...
2*
10-2-5
言技(コトワザ)の授業、教室のトカレフ
-
北大路京 ...
散文(批評 ...
6*
10-2-2
認識よりも深い「青」(詩論序説ノート)
-
まどろむ ...
散文(批評 ...
3+*
10-1-31
【批評祭参加作品】客観描写ということ(高浜虚子)
-
古月
散文(批評 ...
18+*
10-1-10
勝利という概念は記号の罠だ_仮説メモ
-
結城 森 ...
散文(批評 ...
3*
10-1-6
凪が終わる時
-
within
散文(批評 ...
5*
09-12-28
夢と記号に関するメモ
-
結城 森 ...
散文(批評 ...
3
09-11-21
忘れられない言葉
-
南波 瑠 ...
散文(批評 ...
20*
09-11-13
濁流
-
within
散文(批評 ...
6*
09-10-26
地面かみなり
-
オイタル
散文(批評 ...
3*
09-10-11
Blade_Fish_Bone
-
BOOKEND
散文(批評 ...
4
09-10-9
人間性を売る
-
吉岡ペペ ...
散文(批評 ...
3
09-9-13
今日、鶏のシチュー
-
瀬崎 虎 ...
散文(批評 ...
5*
09-8-31
ある戦争体験者と話をしながら
-
北村 守 ...
散文(批評 ...
3
09-8-20
空き地
-
……とあ ...
散文(批評 ...
10*
09-8-10
Flat_Friday
-
BOOKEND
散文(批評 ...
5*
09-7-31
1
2