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消えてしまいそうな

私は目についた雑誌を一冊手にとって
日曜日の空気に紛れた

昨日の電話

聞いてよと願えば3日以内に会えた頃とは違うから
突然の変化を驚かない
痛くない
なにもないところにど ....
いやあ おにィさん 
真っ赤にならはりまして
うぶどすなあ
世間の風あたり冷とうおますので
この密通がばれたら
また おまめさんを なげられますなあ

先日 おにィさんが わ ....
空虚な1月も終わる頃夜のことだ

さびしさは白すぎて重たくもなく

吹いていない風に新しくめくられていた

SL広場でだれかを待っていた

ほんとはだれも待ってはいないのに

たしかにだれかを待って立 ....
ベランダにでて月をケイタイで撮るひとがいる

月のしたで勉強を誓うひとがいる

試験は春ごろだろうか

どこにゆけば

安定した幸福を感じつづけられるのか


天体はまちに住んでいる

オリオンがから ....
夢を追い
遠く離れた あの人も
きっと観ている 大寒満月
とりとめあるとりが木にとまる。

とりとめないとりはとまらない。

とりとめまいきょにいとまなし。

いとまきにさされてねむりひめ。

いとま泣く王子のなみだでとりとめひめ。
このあをの中に
何処までも溶け込んでいきたい
自分が居なくなるまで
その日幾度めかの冬がやって来て
バスに乗り遅れたわたしは烈しく吹きつける雪のなか
ケモノのたちのあたたかな匂いを消し去り
純白の告白を求めてひとりさまよい歩くのでありました 。


 ....
なぜこんなにんげんなんだろう

ソファに寝転んであくびをしている

涙がとまらなくなった

あっ、悲しいんだ俺、そう思った

こころあたりはある

あるのだろうか

それじたいも犯人ではないようだった ....
すべての<色>に撃たれていよう

業火に灼かれ白い灰となるまで

サービスエリアで雨に撃たれた

車のなかから外を見るようなふりをした


ひとは明日を信じていた

ひとは不安を信じていた

俺はだか ....
外灯よ

おまえはずっと

そこにいてくれてたんか

お帰りなさいくらい

言ってくれや

おまえがだまっていると

また

さびしくなるかもしれへんから


雨の窓辺に

雨粒の色に

雨の音楽に
 ....
何処にでも
在る
言葉の塵

散らかしては
掃除する
片隅に追いやっては
在った事さえ
忘れてしまっている

でも

ひとつ

忘れられない
捨てられない

指輪に嵌めて

ひとつだけ

あなたからの ....
中二のころ収容所から脱走した

それを手引きする職員たちがいた

彼らは所内の精神科医と組んでいて

じぶんたちの理想を僕を使って実現しようとしていた?

理想といっても収容所に限る世界

ボーリング ....
終わりたくない昼と
始まりたくない夜が
西の空で見つめ合っているような
そんな色だった

手放したくない光と
受け入れたくない闇が
西の空でせめぎ合っているような
そんな色だった

思いがけない桃色 ....
疲れているから 逢いたくなる
疲れているから 甘えたくなる

疲れているから ひとりじゃヤダ
疲れているから 寄り添って眠りたい


だけど君って─
元気が出たから 「逢いたいよ」 ....
もっと触りたい
ふわふわの領域を
もっと抱きしめたい
ふわふわの範疇を

手のひらから沁み込んだ
もふもふは一気に
視床下部まで駆け上ると
セロトニンの波に乗って
第3肋骨の裏側に潜んだ
「不」のつ ....
群青に鏡のかがやき

月がさやかだ

どこかで

女のからだがたわめられている


せつない幻聴

かなしみを幻視

ただれている

むね疼かせる

透視?妄想?嫉妬?

泣きそうになりながら泣いてい ....
毎日ドレスアップの君
太陽ばかり見つめて
恋文を鳥に運ばせている

片想いの僕は
君の肩に触れることも出来ず
届かない詩を綴って

ときおり零れる
君の涙を
掬ってみるだけだ
あたりまえのように

ふたりで

広い河をゆくように

空をわたってゆく

波にだれかをさがすように

おなじものを一緒に食べるということ


目で歯で

舌で喉で臓器で

からだで

あたらしい発見 ....
こんど病院にいったとき

ぼくは余命をつげられるだろう

下腹部にこんだけ違和感があれば

死んだことなんてなくてもわかる


現実としてそれを聞いてしまったら

ぼくはいったい

なにをやめなにをつ ....
うらめしやすいとこやないにゃあ 《天井ねこひねもす空気ぶらさがり》 出張の朝は
冷たいシーツみたく
smooth
愛がたりないから
すぐに飛んできて
その身ひとつで
あたためて
分岐する世界の壁が壊れるとき、わたしはユートピアを求めてまた飛び立つだろう 言葉を
見つけた

探していた
ジグソーパズルの
最後の1ピースのような
言葉を

言葉を
見つけた

欠けていた
色えんぴつの
代わりの1本のような
言葉を

そっと
近づいて

陽だまりと一緒 ....
みんな
みんな帰ってゆくよ
いいかい
覚えておくんだよ
目を閉じたら
こんな景色
もう見えないんだよ
アスファルト
通りすぎた
西風に

砂は覚えている

眠る
この夏の足跡

輝いた
ピーチパラソル

君がひとつ大人になれば
またおいでよ

ささやきながら

 ....
無口な風に誘われて

ろんど

昔誰かいたの
追憶の匂いがする


じっと見つめたまま

ゆらゆらと胡蝶が舞います

広い世界とはうらはらに

わたし
暢気なお庭で遊 ....
ビルディングに
夕陽が飛び火して
鉄とコンクリートに
ほんのひととき
しょっぱい血が通った

ビルディングの
かりそめの心臓が
眩し過ぎたから
思わず目を細めて
微笑んだような顔をした

夕焼けが
 ....


潮風が運んできた
君の幻
もう振り向かない
そう決めた僕だったが
君も背中しか見せようとしない
熱い砂地は
思い出を焦がし
人魚になろうとしている
君がいる
森の猫さんの携帯写真+詩おすすめリスト(195)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
見ている。- 瑠音携帯写真+ ...411-1-30
もうすぐ_節分どすなあ- るるりら携帯写真+ ...12*11-1-30
新橋みたい- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...811-1-25
天体の住むまちに- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...1111-1-23
大寒満月- 北大路京 ...携帯写真+ ...6*11-1-22
ひめ- 阿ト理恵携帯写真+ ...5*11-1-20
blue- れもん携帯写真+ ...3+*11-1-13
純白- アラガイ ...携帯写真+ ...3*11-1-12
悲しいんだ俺- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...310-12-31
サービスエリア- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...510-12-30
雨の窓辺- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...310-12-21
言の葉- 乱太郎携帯写真+ ...16*10-12-15
脱走- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...410-12-12
桃色時間- nonya携帯写真+ ...18*10-12-4
引力のあいだ- 結川菜青携帯写真+ ...610-11-26
もふもふ- nonya携帯写真+ ...12*10-11-24
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- 乱太郎携帯写真+ ...1610-11-20
一緒に食べるということ- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...610-11-17
生きる- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...610-11-14
床屋裏番ねこ- 阿ト理恵携帯写真+ ...4*10-11-13
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緑のモニュメント- アラガイ ...携帯写真+ ...5*10-10-27
そっと- nonya携帯写真+ ...16*10-10-24
夕焼け- アラガイ ...携帯写真+ ...3*10-10-16
夏の面影- アラガイ ...携帯写真+ ...8*10-10-7
幻窓- アラガイ ...携帯写真+ ...7*10-10-5
夕陽ビルディング- nonya携帯写真+ ...12*10-9-15
- 乱太郎携帯写真+ ...12*10-9-13

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