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森のなかにひかりの妖精が住んでいることをアーヤは知っています

見たことはないけれど知っています

森のなかに足を踏み入れると辺りはほの暗くなりました

アーヤはうえを見上げます

木漏れ日がちらちら ....
「ぼくがろくがつをよんであげるよ」 太陽が照らしてる

偶然も

雲を

空を

病を

君を

僕を

不器用も

太陽が照らしてる


考えなければ

うまく生きてゆけない

のびのびなんて出来やしない

そんな僕なのに

君をギュ ....
なあシロ
おまえ
失恋って
知ってるかあ

あのなあ
食い物じゃないんだ
そんな
嬉しそうに
 ....
 
日食グラス
買わなきゃなあって思いながら
あっという間に金環日食前日
急いで探してもどこも売り切れで
 
日食グラス以外で
観察する方法はないかと
色々試した結果
大根おろしならぬ日食おろしが
出 ....
日暈が出ている

ゴルフそっちのけで写真をとる

これを見た誰かたいせつな人が

きれいだと感じて

洗われてくれたら

逆光で真っ暗だったから何枚も

何枚もゴルフそっちのけでとる

あ、オレの番だ
テラスに出て月を見つめる

街明かりは月とは関係なく輝いている

夜を跳ね返そうとしているのだろう

ずっと起きているほうが楽しいだろう


きのうの夕方ぼくは誰もいない家に戻った

みんな俺が蒔いた ....
空が太陽でいっぱいだ

手のひらが透けていた

こんな日がたまらなく好きだ




もういないロックンローラー

目の見えなくなる祖母

もういないロックンローラー
 ....
今夜は 里芋と蛍イカの含め煮にとか いいながら 
包丁をおろされて ちょいとキレテちまって
↑やじるし うしなったけど 気にしない

おいらは ついこのあいだまで
竜宮城にいたんだぜ ....
きょう太陽のまわりに

虹が円を描いていたよ

ぼくはそれを伝えたくて

太陽を建物で隠して

写真を撮ってみたよ

会社の人に言ってみたら

外も見ずにこう言った

めずらしいですねって
夜の公園で

ひとりベンチに座っていたのは

さくらの花の塊を

じっと見つめていたかったから

ぼくは淋しいんじゃないきっと自由だ


さくらの花が止まっていた

地上の珊瑚のようだ

ぼくはあるは ....
青い夕方町ぜんたいが霞んでいる

ひとの群れいくつかが近づきながら歩いている

ぼくらはコンビニの袋を揺らしている

ぬるくて冷たい風が髪をなぶっている

スーツの下で素肌が舐められて ....
桜よ月よ

僕は孤独だ

桜よ月よ

おまえの前で

素直になれない僕だから

桜よ月よ

誰かと眺めないでくれ

感情は揺れ動きもしないのに

桜よ月よ

おまえの前だけ

僕は素直なのかも知れない ....
さくら散る幻か

わっと降らせよ

さくらの花びら

水いろの影

灰色の青空

もも色の風

さくら散る幻か

わっと降らせよ

さくらの花びら


街道を犬ころになってさ迷いゆく

ぼくはひと懐こ ....
もう消灯の時間だ

ぼくは個室だけれど消灯は絶対だった

暇だから携帯で詩のサイトばかりのぞいていた

自由だった

あの頃もそうだったか

ぼくは中学生のとき病室に住んでいた

がらんとした冷たい部 ....
恋人の心変わりを感じていた頃、辞表を出してくる社員がいた。

彼らはぼくをひどく傷つけた。

ひとのこころなんて分からないものだ。

思い返してみればそんなそぶりもあった。

そぶりかあ・・・・

人 ....
耐震性はありそうなんだけどね・・・・ 43歳の大人の男なら

こんなふうに言うんじゃないか

こんなふうに動くんじゃないか

そんなことを考えながら

喋ったり行動したりしている


たぶんみんなもそうなんだろう

「普通」ってなんなんだ ....
あんな写メを送ることじたい

ぼくにはありえないことだった

十年前、十五年前、もっとまえの自分を

愛おしむように懐かしんでみた

今よりも社会的にも人間的にも

なんにも見えていなかった

なのに ....
カンニング竹山がいた

おっさんというオーラは出ていた

竹山さんだ、というひとはいたが

立ち止まるひとはあまりいなかった

メガネをかけた女の子に

畳み掛けるように喋っていた

撮影がおわると竹 ....
新幹線がトンネルを抜けると雪国だった

夜なら夜の底が白くなっただろう

白い雪など見たことがなかった

雪はいつも汚れていた

灰色であったり黒が雑じっていたり

雪は夜の底でしか白くはならないのだ ....
くそーっ、ムラムラしても何もできないなんて。 「水際」


水際、を考える。

ボーダーラインを越したり、引いたり。

波打ち際の刹那。

それは躊躇するもどかしさにも似て。

繰り返し訪れる人生の選択にもなぞらえる。

 ....
美しい人でした
骨になった その人は
けれど
骨になった その人を
もう わたしは その人だとは呼べなくて

いただいた ブローチこそが その人

水引細工
結びの花  ....
ほんとのこと言ったら

心配かけてしまうから

甘えたになってしまうから

海ににじむ朝のひかり

あそこで泣いていよう


やわらかい声のままで

甘えたのままで

いさせてやりたいから


ほんと ....
祖国のいろには水色が入っていた

流れる血にも

身につけるものにも

プレゼントするものにも

愛のことばにも

愛の行為にも

生きてゆくエネルギーには

それはマイナスだったかも知れない

方法 ....
オイオイ、このまま年越しかよ!
大掃除はやんねえの?
茶屋町からマリンライナーで四国に渡る

瀬戸内の海辺の町並みを眼下にしていると

あの津波を重ねてしまう

渦になりきれない潮のたわむれを見つめていると

いろんなこころを自分を使って実験してしまう
 ....
ベツレヘムの星がまたたく頃

そっと目かくしをしてくるヤツ

朝まで名前を呼んでやらないんだからね
世界が光で出来ているとすれば

世界は最速で出来ているということになる

そして世界は

ヒッグスの海で切り取られている

言葉も音楽もウルトラマリンブルーも

真珠の耳飾りをするターバンの少女も

 ....
森の猫さんの携帯写真+詩おすすめリスト(195)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
(第2話)アーヤと森とふしぎなひかり- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...412-6-6
カエルエール- 阿ト理恵携帯写真+ ...3*12-6-2
太陽が照らしてる- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...212-5-30
なあシロ- 青色銀河 ...携帯写真+ ...512-5-27
日食おろし- 次元☆★携帯写真+ ...8*12-5-22
日暈- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...512-5-8
スーパームーン- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...212-5-5
見えなくなる時- 携帯写真+ ...412-5-3
今夜は_脱力がアップのリズム- るるりら携帯写真+ ...8*12-4-28
誰も知らない- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...612-4-19
地上の珊瑚- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...612-4-14
ひとり- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...312-4-10
桜よ月よ- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...412-4-7
さくら散る幻か- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...512-4-2
消灯- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...2*12-3-25
思い出のなかへ- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...16*12-3-23
写真を見てひとことvol.33- 花形新次携帯写真+ ...2+12-2-23
大人になれば- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...612-2-20
今のぼく- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...212-2-7
立ち止まるひと- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...412-1-29
雪国- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...212-1-28
写真を見てひとことvol.24- 花形新次携帯写真+ ...2*12-1-20
水際- 渡 ひろ ...携帯写真+ ...22*12-1-17
結びの花- るるりら携帯写真+ ...20*12-1-12
ほんとのこと言えない- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...312-1-8
水色の系譜- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...512-1-7
写真を見てひとことvol.17- 花形新次携帯写真+ ...2*11-12-31
光よ!光!- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...4+11-12-27
プレゼント- 殿上 童携帯写真+ ...22*11-12-27
ヒッグスの海- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...3+11-12-25

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