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験室で彼女は頭蓋骨の中にひとつの王国を築くホルマリン漬けのギ
リシャ彫刻が語る月の犬の伝説はセメントに塗り込められた落下す
る九番目 ....
うまくマニュキアが塗れません
女らしいピンクの爪に
500円のキーホルダー
握らせたくて奮闘してもう一時間

あたしの体は恋愛向けではありません
ですが
男が好きな身体は持っています
 ....
思考を眠らせよ
夢の中の
自分を目覚めさせよ

夢は現実の見落としそうな
ディテールとわずかに
リンクしながら

「無意識の美」

現実世界に欠落している
より現実的な
世界を ....
夜から朝へと染まる荒れ野が
蒼と白にじっとしている
遠く刃物の音をたて
雲はひとつずつ過ぎてゆく


鉄が鉄を撫でている
蒼と白は寄りそって聴く
凍えてゆく声
あたたま ....
なんで 私が
あなたの詩が好きかっていうと
ソウルフル だからだよ

どんな アプローチでも 言葉も形
完璧じゃない

音や みてくれから くるものが
ほっとけない感じなんだ
 ....
物理的にいうと
今現在あなたとの距離は
約10センチメートル

ここは
広大な宇宙の拡がりと
気の遠くなるような長い時間の交差点

次の瞬間!
あなたは
もう二度と
わたしの手の ....
1985年頃は

クリスマスケーキを
駅前のお店で買って
家で食べるのが
1年でいちばん、楽しみだった。

お正月は7日まで静かだった
お店なんかどこも閉まっていて
いつもの景色がど ....
仄暗い公園のベンチで
みかんの皮を食べろと言われている老人が
喜んでと言って頬張っていたのは新聞紙
これでいいですかとにこにこしながら
鳩の目で少年たちを睨みつける

ぽおっぽっぽっぽ ぽ ....
特に何も言うことのない 細胞分裂

アフタヌーンのアフタヌーン

えらくしゃかりきな 真夜中の哲学

夕暮れ時の魔法使い

砂と砂と砂

金色の排水口

45度傾いた 口笛
 ....
 
 
 
ぼくたちはときに、ひややかな空をうっすらと着て夜闇の蛍光灯の照らす端で立ち止まる。「ん」とか声にならない音で喉をきしませて、まず見るのは足元の靴だ。重力がぼくをきちんと踏みしめている ....
愛して、取り出して、そこにある気持ちだけで、セックスしよう。

じっとりと、繋ぐ手に染み込む気持ちだけで、セックスしよう。

ハッピー、ハッピー、ハッピー!って叫びたくなっちゃうような気分だけ ....
白い部屋には
素敵な男の子が
4人
にこにこ笑いながら
4隅に立ってる
ひとりを追いかけると
みんなが逃げる
どうしても捕まえられない
壁に沿って
追いかけっこ
杏仁豆腐がとろけそうなころ
       
              舌の上はエラーです

空の上は Lalala


舌はずるい
空想に



一番近い気がしたから

 ....
なんだか重いな寝苦しいなと思うと
大きなわけのわからない生き物が
胸にのっているんです
そんなことが毎日です。

ふうっと煙草の煙を吐いて
彼女はティーカップにくちびるを寄せ
とつぜん苦 ....
理系少女とやりたいな
サービスがたりないよっていうアイツも
掃き溜めの希望よりクズなんだよ
うすみどりの扉をしめたら
きっとあの子はがちがち震えだして
知る由もない未来にどんな方法でもいいか ....
バスの窓から今日の陽がまっすぐこちらにあたります
木の影のリズムが頬を通っていきます
それは前にいる車のテールランプよりも少し早いテンポで

傷だらけの窓から入る暖かさは 春がもう来ているよう ....
涙滴型のカプセルをひとつ服用する。
白い飛行船、チェシャ猫の笑い、
きみの両腕は指先から砂になってゆく。

不完全変態の幼虫が這い寄ってきたら、
追っ払ってしまおうと思う。
きみは完全変態 ....
いつもいつもいつも
いつもいつもいつも
いつも
夕になったら眠くなってしまって
そのまま夢に消えてゆく

タイム・イズ・マニィ
いつの間に
僕は夜のしじまに焦がれてしまったのだろう
 ....
たぶん祈りには何の意味もなく
そんなことなど承知の上で
とうに終わった宴のあとを
涙ぐみながら眺めているのです
宴が終わっていることは知っています
でもそれを認めたくはないのです
訪ねてい ....
死んだ。
僕の心は死んだ。
作ることに(死んだ。)
何の意味も見出せなくなった

ただ
溢れ出る言葉を
少し頭にせき止めて
流したことは
白紙に遺して

これで
誰かに
何か ....
陥没する時間に
たばこを
吸った

天井は穴だらけで
二階から漏れる
ロバの涙が
目や頬や首のあたりに
ぽつぽつあたる

しけった
たばこにはもう
火がつかない

二階に文 ....
娘が補助輪無しで
自転車に乗ることが出来るようになった
それは昨日のこと

最近左手がきかぬと
父がペットボトルの蓋を人に開けさせた
それは今朝のこと

僕は時のパズルと戯れながら ....
音もなく
光もない部屋の中では
煙草の火だけが時を刻むの

時折
あかい閃光は
あなたの一部を映し
くぐもったかおりがするの

手探りは
あなたを捉えることができるけど
目線は
 ....
気がつけば
とても遠くまで来てしまっていて
見たこともない風景に囲まれて
わたしが
呆然と立ち尽くしているのを
わたしは
見つけた

怖くなって眼を閉じたら
見たこともない風景は
 ....
やわらかく夜は
わたしと明日のあいだを流れてゆきます


あなたは
向かいあう見知らぬひと、や
すれちがうたいせつなひと、や
ほんの1ミリのすきまでとなりにいる
わたし、

ふい ....
ジェットラグ
ラズベリーブルー
ブルースカイ
スカイブルー
ホノルルルルルル ルール無用
ワイキキキキキキ 危機一髪
ノル

高く

ヌケて
飛行機雲

サーフタイム
 ....
都合よく
記憶喪失にでもなりたい

いくら泣いたって
所詮
出てくるものは食塩水なんだよ

突然捨てたくなる
五体満足
誰かにかまって欲しいから

夜中に泣きながら
電話してく ....
きみのデイトナ つかんでみせよう
桃のはりは春の体液
めざわりなカーテンが白目に染まり

百合になれそうなんだいっそ
百合になりたいんだ







よんでくれ
ためらう ....
これ以上
あなたにもう 隙間なんてないのに

どの言葉を刺せば あたしのこと 好きになってくれるの
電気仕掛けの揺り籃は
往けど戻らぬ矛盾の振り子
猫の眼をした赤子が眠る
揺り籠転げりゃ赤子は堕ちる
落ちて真ッ朱な血の花咲かす
オギャアと泣いてデングリ返る
赤子産んだの誰ァれだ
赤子殺 ....
瓜田タカヤさんの自由詩おすすめリスト(261)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
至福千年- 大覚アキ ...自由詩405-2-24
あたしは友達じゃない- 春日響自由詩105-2-24
R.E.M- 043BLUE自由詩205-2-19
ひびき- 木立 悟自由詩405-2-18
詩の言葉- 砂木自由詩12*05-2-13
スクランブル- フォマル ...自由詩11*05-2-13
1985年頃は- うめバア自由詩2*05-2-13
仄暗い公園で- ベンジャ ...自由詩33*05-2-12
支離滅裂- こむ自由詩3*05-2-12
白夜- nm6自由詩1505-2-12
しよう、よう。- e R i自由詩3*05-2-11
ギムノパイディア_- チアーヌ自由詩405-2-11
ぷるん日和- ユメミ  ...自由詩6*05-2-11
ガーネット- 佐々宝砂自由詩405-2-11
覚悟ファイブ- 示唆ウゲ ...自由詩5*05-2-10
影リズム- ふく自由詩2*05-2-10
きさらぎ- 佐々宝砂自由詩205-2-9
淋しさマシンガン- たいにぃ ...自由詩5*05-2-9
祈りの日- 大覚アキ ...自由詩605-2-6
死、つまりはネタ切れ- 或本仲一 ...自由詩205-2-5
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毎日- たもつ自由詩1805-2-5
閃光- LEO自由詩4*05-2-3
わたしの匂い- 大覚アキ ...自由詩10*05-2-3
やわらかく夜は- 望月 ゆ ...自由詩23*05-2-3
ブルー・ハワイ- 大覚アキ ...自由詩105-2-3
自暴自棄- みもる自由詩305-2-2
ビーナス- 二村体次自由詩2*05-2-2
黒ひげ危機一髪- あかり自由詩105-2-2
黒い母鵞鳥- 大覚アキ ...自由詩1*05-2-2

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