最近買ったメガネをかけて

もう少し前向きに生きていこうと

なんてね


ほんの少し早く起きた朝

誰にも邪魔されない部屋で

むきだしの孤独のハダカのままで
 ....
私は私の、古い影を。地面に落とし、新しい光をさがしに行く、きっと壊れた匂いが、地平線の辺りに溜まっている、すべてはそこに。向かっているのだ、と、創造上の世界で。想像上のあなたが、私にも言う。  
 
さんじゅうすぎて
こいをした
あさぎくにこに
どうきゅうせいは
にていた

つまにはいわない
むすこには
いつか
はなすかもしれない

プロポーズした
ゆめのなかの ....
僕は
夕焼けになった
君を照らそう
君の頬を

遠くで
生きる君のこと
僕は
君を照らすことで

君の虹の
ほんの少しの
スペクト
そこにまぎれていこう

君の奏でる
 ....
大切な花だった 
毎日水をやり愛でた

ある日私はその花を
握り潰して 

泣いた

手のひらに染み付いた花びらの色

物言わぬ花でさえ
信じられぬと恐れた
胸 ....
 
 
きらきらと
光が降りている
あれは神さまが
写真を撮っているのだ
という話を
君としたかもしれない
木漏れ日の下で
あの日僕らは
どんな生き物の姿で
 ....
三次会のあと
はなれがたくて
鉄路にふたりツレションをした

メリークリスマス、

メリークリスマス、ミスターローレンス、

アラスカの凍る林で
奇跡たちが
ガシガシと音を立ててい ....
やめてください!

写メ撮るのやめてください!

ネットにアップなんかされたら、家族や友人に見られるかもしれんやろ。
めっちゃ恥ずかしわ。

ブログにアップとか 絶対やめてください って ....
闇の底からあふれ出た泉が
幾千万もの星々になったのなら
夜の奥底からも
わき出でる無数の声が聞こえるだろう


僕らの血と肉で記す物語が
永遠の織りなす円環の一部なら
君の瞳を愛する
 ....
道を歩いていたら
言葉が落ちていたので
拾いながら歩く

拾った言葉を並べてみたら
詩のようなものができたので
額縁に入れて飾っておく

紅葉が一枚
はらりと落ちて
そこからまた言 ....
君が一瞬見せた
微笑みの意味を
10年経った今
どうしても確かめたくて
君の去った
集合住宅をたずねる

あのとき
君の静かな
やさしさに
気づくことが出来たなら・・・

あの ....
心を和ませてくれる
笑顔を呼んでくれる
穏やかになる
グット堪える

乳房の
ぷにゅぷにゅ
赤ちゃんの肌のように
気持ちがいい

美味しいコーヒー
入れてくれる
安心する
一 ....
会うたび君は
不味そうな飴を一つ
僕に投げて寄越す

エレベータの中で
僕らの手は
そっと重なる

そして君の表情はいつだって
無しのつぶて


だけど、
焦らし合うマインド ....
白と黒の樫の木の時
過ぎ去った羽根を伸ばす木菟


折れ曲がった追憶



無口な星と人の間
単音の呼び声



ほう



ほうっ


ど ....
女のひとは一人でなんでもできる
映画館に一人で行くし買い物もする
ウインドーショッピングをして
自分に合わないか合うかを
何時間でも一人で懸命に考える
大好きなバンドのライブに行って ....
ちび 馬鹿 単細胞

きみが呼ぶ わたし

モヤシ 阿呆 ドS

わたしが怒鳴る きみ

わたしの腕から覗く 真っ黒な腕時計は
わたしが冗談でねだった きみの物


少しでも  ....

どういうわけかうちのごみぶくろだけ
いつもあけられてしまって
中身がまき散らされているの

ある日曜の朝
母が困惑顔で言ったとき
それはきっと妹を狙う肉食獣の仕業に違いない
とわた ....
貴方が欲しくて 縋るように手に入れた

まるで 火に銀を絡めたような
まるで 恋心を閉じ込めたような
願いを込めた 緋色のガラス

きつく締めれば まるで首輪ね
見えない鎖を錯覚して
貴方の心に捕らわ ....
碧と青 果ての見えない 地平線



{引用=北海道にて}
雨降って
一つ

四角い

優しさを幾つか
重ねて

傷がついた分
優しくなったね

そうしてどれだけ
優しくなれば良い?

海を包み込むように
 
 
 
【Lullaby】



 いつだってそうして片意地張って背中を向けるの
 まるで私の存在なんてあなたの中には無いみたい
 だからサヨナラするのよ
 釣り合わない愛など ....

私の本当の名前はスマコというらしいです
だけど父も母も兄弟もみんなスマと呼ぶので
いつの間にか私はスマになってしまいました
ときどき本当の名前について考えます
コというのはどういう漢字な ....
遠くから見ると
家々の灯りが山裾に
へばりつくように
つらなっているのが見える

あれらの灯りは私ひとりの
いのちよりも長く生きるだろう
ひとりが斃れふたりが斃れ
世代の交代があったと ....
街は色彩と四角形が多い
色と形を捨てた僕は
自動車の中から窓越しに
後ろへと緊張していく風景に
様々な情緒の斑点を投げていった

山道に入ると木々が道路をにらみつける
おびえた道路は身を ....
あんなに耳障りだった蝉の声も
虫眼鏡で集めたみたいな痛い陽射しも
まるで色あせ始めた遠い物語


なだらかな坂道を自転車でおりると
向かい風がほんのわずかの後れ毛を揺らす
時折小石が顔を ....
たとえば、目の前に
誰もいないことにして黙りこむのは簡単なのに
誰かいることを認識するのは存外むずかしい

いないふりをするのは比較的楽なのに
いることを知らしめるのはあまりにむずか ....
迷って
悩んで
苦しんで
笑う

最近泣いてないな
最近喜んでいないな
最近痩せたな
最近幸せだな

命を大切にな!は
ヒイじいちゃんの
口癖だった
今生きています。
家の押し入れにしまってあった誇り被ったギターを

みつけだしてそこから僕の人生は決まった

一人もくもくとそのあまり音がよくない安物ギターを

朝から晩まで引き続けていた

将来はビッ ....
世界にはあまりに下らないことが多すぎて

いらないモノが見えすぎて

両目を潰し

耳を削ぎ落とし

消えてしまいたくなる時があるけど

坂の上から見える夕焼けに照らされた街の美し ....
電車がたどり着く前の
胸のざわめき
生暖かく
気持ち悪い風が
僕の隣を駆け抜ける

飛び込めば冥土
流される人

壁と壁の
狭い隙間を
もぐらのように進むよ

このまま遠く
 ....
ヒロシさんのおすすめリスト(150)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
秋の入り口、下向いて- 木製金属自由詩1*10-9-21
地平線- 小川 葉自由詩3*10-7-6
地デジ対応- 小川 葉自由詩6*10-7-6
セブンス・コード- umineko自由詩5*10-7-6
信頼- デラシネ自由詩3*10-5-26
木漏れ日カメラ- 小川 葉自由詩14*10-5-26
酔いどれの鉄路- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...1109-12-23
千葉なのに東京という_あの場所で- 北大路京 ...自由詩19*09-12-11
- 都志雄自由詩609-11-3
秋は詩人- 未有花自由詩27*09-10-14
あのとき- 花形新次自由詩3*09-10-10
彼女- ペポパン ...自由詩6*09-10-10
the_maze_4_me_(&_u)- 都志雄自由詩309-10-9
記憶の森- 北星三天自由詩209-10-9
女のひと- 捨て彦自由詩509-10-9
青瞬時間- 愛心携帯写真+ ...4*09-10-9
世の中がどんなに変化しても、人生は家族で始まり、家族で終わる- 吉田ぐん ...自由詩53+*09-10-2
とらわれびと- 愛心携帯写真+ ...6*09-10-1
修学の車窓- 愛心俳句4*09-9-26
優しさ- 佐藤伊織自由詩309-9-12
Lullaby- 綾瀬たか ...自由詩309-9-10
或る少女の生涯について- 吉田ぐん ...自由詩2609-9-3
灯りのつらなり- 岡部淳太 ...自由詩409-8-28
高原牧場- 葉leaf自由詩909-8-28
夏休み- あ。自由詩22*09-8-26
でんわ- 因子自由詩3*09-8-21
デストニー- ペポパン ...自由詩7*09-8-21
忘れていたあの場所- こめ自由詩1309-8-20
スタート- kuane自由詩109-8-20
『海ともぐら』- 海 猫自由詩209-8-20

Home 次へ
1 2 3 4 5