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世界を閉じて栞を挿れた
綺麗すぎる夜だから
目を閉じて君を隠した
消えるの見たくないから

空という言葉よりも
空の青が好きだ
君という言葉よりも
君の声が好きだ

言葉の入りこめ ....
13
皮をぬぎすてて
肉をぬぎすてて
骨をぬぎすてて
骨髄をすすって
神経にすがって
意味をなくして
繊毛でふれあう
何でもないから
何でもいいのですよ

14
なんだか馬鹿臭 ....
路傍のケーキのひしゃげるタイム
まるでぶれる分離機ね
言うべきことはなにもないわ
聞きたいことももちろんなくって
産み落とすだけの庭の鳥に
私はなりたい
 

 飛び込んでいいかい?圧死する芥虫は誰かの靴底で汚れない月を羨む。待ち焦がれるのには飽きたのだ、もう惑う時間すら残されていないなら高く飛ぶ方法を考えろ。砕けた硝子の消えてしまいそうな傷跡が残 ....
               090118



語感が好いからと言って
のんびりしすぎた
背伸びをしないで居たら
背中が堅くなってしまった

三重塔が美しい姿態を日に曝す
光り輝 ....
ニッキー・クヮイェット
ひとこともしゃべらず
命綱
金槌で固定

僕たちの前世を占って
僕たちの明日を葬った

君が見つけた隠れ家に
僕をかくまおう

正義の定義
僕たちは
 ....
沙漠。人たる飛沫の色と喘ぐ口
そして些少の水、忽ち陽も声なき砂に埋もれ
凛として立ちつづけた女の淡い影
匂い燻る、榴弾の転がる塹壕を後に

夜の静寂が痩せた躯(むくろ)を晒して
番いの命、 ....
地球にしかと立つためには
地面を脚で押さえなきゃならない
だが地面は無言で突き放す
さみしい宇宙に放り出されたくはない
必死でまた押さえ続ける
かくして重力は成立する


冬の朝
 ....
ぶつぶつと
つぶやく
つぶやき
ぽつりぽつり
ぱらぱらぱら

ざぁざぁざぁざぁ

ぷつぷつと
水底から
ぷくぷく
ふつりふつり
ぽこぽこ
ぼこぼこ

ぐらぐら?

い ....
闇と闇が話している
静けさが首すじを去ってゆく
遠い扉から
のびる明かり


岩の呼吸を冷ます波
夜へ遠のく夜を照らす熱
朝には消える
氷の鐘


雨のなかの灯 ....
 私は毎晩お花畑の夢を見ます。その事をパパとママに話したら、パパがお庭に花壇を作ってくれました、ママがお花の育て方を教えてくれました、私がお花を育てる事になりました。
 何日か経って、私の知らない草 ....
片手に収まるていどの
小動物の脈拍に包まれながら
トライアングルを一度打ち鳴らし
凍て付いた冬の空気よりも鋭く
高純度な波形が痛覚を透過して行くと
いつのまにか僕はあなたの
やわらかい声帯 ....
床々黒くリノリウム
歩けばかすかに沈む気配
二人寄り添う足跡が
床を静かに押していく
朝一番のアクアリウム

雪々降るのは冬の常
信号ごとに傘を揺すれば
二つの山で雪崩も起きる
立ち ....
 

 青い日はいずれ熟していくのだとしたら、次の季節の僕は誰の腕から逃れているのだ。さようならも言えずに去る君の曲がり角は何度だって曲がろうぞ、それで君が帰ってくるのであれば。春を待つ正しい月の ....
ほんとうかどうか
知らないけれど
詩の勉強会
みたいなところで
こんなふうに言われるらしいね

悲しいだとか 
せつないとかの
感情を指すことばを使わず

あなたの気持ちを伝えてご ....
校庭に花を突き刺そう。君と見れなかったものがいくらでもあるの
明日夜になって目が覚める前にニ人で、すぐ屋上に行こうよ
君とできなかった事がいくらでもあるの

神様だって幽霊だって
一緒に居た ....
深夜にて、
「意識の並列化は済んだ」

神経ライン直接つないで
迷路を作れ、城を作れ、まるでパイナップル
デスクに冷たい息を吐く

君にまだ残る擦過傷
未遂で済んでよかった
脳は安い ....
今年も夏は灼熱の雲を憶えている
いまだ解けない前世紀からの呪いだ
ずる賢い鴉たちのくだらない儀礼や
強欲な雨乞いのせいで暑く寝苦しい夜が続く
世界規模で流行る冷却フレーズでもってしても
暑気 ....
ああ、雨リア
風を吹いてゆけ雨リア

泥だらけの足は
土の匂いは
毎朝欠かさず
しみこませているよ

長いということは
古いということともちがう
近いということは
親しいというこ ....
ジャンプするときはいつか
分からないのに
控えた足どりで
ホップステップ、のループを
あなたも走っていますか。

一年が来てまた
リピート、あと何回も針の道を
針の跡を追われている
 ....
名もなき時ジャズがきこえる。ろくすっぽなしともれむへん
激情の残骸が泣きながら遠く遠い夜を見つめる。
獣、ああ。青い空は黒くて、あいつのトランペットは昔から遠くまできこえてる。
宇宙は遠くて広い ....
夕焼け時刻には出歩かない
気持ちが恐くなるから
真っ暗に包まれてあんしんになったら
そしたら、帰る

終わりがあることに救われて生きている
ただ、その瞬間を待っている
帰り道のわ ....
きみはひどく咳き込み
すぐに踞った
今日は風がつよいね
手をつないで
髪を
なでた





すきだよ


あまく
湿った声は遠く
いつも
おびえているみたいだった
 ....
離陸し続けることが唇のためになるんだよと
伝達された日の午後にみんな消えました
あれは号令だったんです、滑空


退廃なら
ぶっ壊してこい


{引用=
--もうじき-嵐が--るの ....
メリー、
それは細長い
木々の根元から枝の先までがちょうど、
ひかりだけ流れているようにみえた
夢みたいな夜


ぼくらは産み落とされて
地図だけを持たされていた
しずかに痛みな ....
経済成長は亜臨界水・超臨界水で銃眼は包まれて高らかに 戦史家が松明の明かりの雰囲気と国際経済が停滞・後退すれば脳と音楽おとなしいふらんした人為的な原因による大きな事故(人災)の被害を受ける可能性で立ち .... 方眼紙を見すぎてこんなことを考える。

真っ白な原稿用紙のマス目を歩いてゆくのが生活だと仮定して、その淵に立ったときに「とりあえず」と大声で叫ぶと、オセロみたいに白いマス目が黒にひっくり返る。まば ....
伝統芸能や慣用表現「火付け役」が戦争にかかる膨大なコストが認可される多少用法が異なっていることもある
観察や実験が果たす役割も限定戦争のKiSwahiliは2005年の初期の火に音楽コンテンツを供給 ....
六月の空だったろう、と耳の後ろが云う
否 冬だったろう、ひんやりと肌が伝える

カルキ水に浮いていた


たちこめていたのか?
彼の頭頂部に咲きこぼれたという 青い花を思っていた
遠く ....
別れのない日などなかった
夢の覚めない日もなかった
真夜中の貨物列車の車輪の響きが
テノールのビブラートの余韻となった

日々に慰安が欲しいと言ったら
スプラウトは笑い、シルフが慰 ....
aidanicoさんの自由詩おすすめリスト(207)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
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浮気調査- 《81》 ...自由詩108-12-14
とりあえず、嘘- 猫のひた ...自由詩108-12-14
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シュヴェーベ- 杠いうれ自由詩408-12-13
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