すべてのおすすめ
世界遺産を遺産と呼ぶのをやめさせられましょう
携帯ナビから愉快な匂いがしてたまりませるる
藤原さんから蓬莱の玉の枝をいただかせられました
馥郁たる味わいに舌鼓を乱打して満点大笑う
枕木 ....
君と二人で歌いたいのです
肺から喉を通って綺麗な声を君に届けたいのです
君と二人で踊りたいのです
君の腰に手を添えて軽やかな足取りで君を誘いたいのです
何を言ってるのか分からない英語は速すぎて ....
半蔵門って何処だ
紫の帯の地下鉄が開通したとき
まず思ったのはそのことだった

銀座/丸の内/日比谷/東西/千代田/有楽町

方角を示す東西以外の路線名は
東京近郊で産まれ育った僕でも
 ....
私は回るユーフォーが好き、

日本には2種類しか居ない蜘蛛や

煙が好きな

13歳の女子バスケ部員代理補助

テレビでは

『本当の愛情を通わせてセックスしないと感染しない性 ....
 
あなたはセーラー服であらわれた
わたしも学生服であらわれた
もう高校生ではなかったけれど
二人は約束の場所にいた

店にいた高校生が
みるみる生まれたばかりの子供になって
お父さん ....
(時空円錐)
虚空で支えを喪ったじょうごのように、
尖った先どうしを付けあって、
危なかしく身を支えているこの世界:
君とぼくの航跡は、離心率にあやつられ、
交点の夢をみながらも、一足ごとに ....
堅い梢から
白い気泡がぷつぷつと生まれて
二月の空に立ちのぼる

それは
君の唇からもれる
小さな温度に似ていて
僕の尾ひれを
とくん、と春へかたむける

ふらりと現れて
はな先 ....
{引用=因みに、
今日の夜は丈夫ですよ}
消灯時間は過ぎたのに
カーテンのゆらめきを数えている
冷蔵庫の唸りは
パレードの始まり
睡眠麻痺は中枢をゆっくりと壊していく
本当は何がしたいの ....
 太陽を解体した
 肉と光沢だった
 肉は森になり
 海と川は光沢から作られた

 太陽のあった場所は
 瞳に焼き付き
 ずっと円く光って照らした
 
 そういうものだっ ....
手のひらで乾きつつある血の色や
頬についた砂つぶ
それを指で払い落とす

あの
ざらざらとした手触りに
あの
深さをまして沈む色に
瑞々しさはあって
血の色が
紫がかっていた
だ ....
不意に、もうひとり帰ってくる気がする


母は家にいて
私も家にいて
弟が帰ってきて
もうひとり弟が帰ってきて
それから父親が帰ってきて


机に張り付いて私は耳を澄ま ....
 
 
 
澄み切った青は不気味だ
今にも飲み込まれそうだ
鏡越しでは
やけに小さく感じた
 
寡黙なヒロインを演じた
全て作り物の心だ
濁っているのか
端の方は鈍い色で
 
 ....
枯井戸が
カレイドスコープだったのでした
脳天海馬落とし

深きものどもの故郷では
ダゴンが団子茶屋をしていました
ウィル・オ・ウィスプ
明かりを下さい

授業中の少女たちよ
全て ....
■黄色と白の中間色に近い色の岬のさびしい聴覚の水道 - 上水道 - 中水道 - 下水道垂直に

■金色に音楽的芸術は淡黄色または淡褐色のテロにより引き起こされる災害を逃げてゆく

■熱情の試み ....
アルミ箔につつまれた
きみの、その

生命



上手に
愛すことができたなら
よかった


そうしたら
きっと
いらないね、
ぼくは
きっと
いらないね
 ....
とけ残り雪のオブジェは
暖かい風の作品だろうか
冷たい風だろうか

理里有楽リリック
心占末々
美しい羅列を求めて
袋小路文が伸びてゆく

晩ご飯は
彼方絶海の山椒魚
ここでは
 ....
きみはサックスを吹くぼくは席につく
それを読むにおいやかな菓子をきみは
吹くぼくはそれをホムンクルスのたえざる
赤さ
へと
ロクス・ソルスのたえなるふるさとへきみ
はそれを飲むふるいにかけ ....
◆君はあの狼の群れを見たかい?月が僕にささやいた。
君はあの岬の向こうの羊番だろう?私は知っているよ。
月は何か人違いをしていた。僕はあの岬の上の墓守だった。
月は何か嬉しいようにささやいた。僕 ....
 マクドナルドの隅で自慰をして
 汚い安食堂のうどんで身体を温める
 指の指紋が剥がれるくらい
 心が痩せて
 今日も化粧のノリが悪過ぎるわ

 明日が春で
 あさっては春
 ....
クラッカーが鳴らされた
遠い船旅への出航にも似て
さまざまな色の
無数のリボンが流れては
黒い羅紗の床を汚してゆく
ひとつの別れなのか
祝うべきことなのか
知らない
どこへ ....
夕暮れの水位は
さざなみ
浅い胸に、さざなみ
空白で埋めたはずの
小さな画布が
素朴に満ちてゆく

海面に浮かぶ
危うい杭に
うずくまる鳥の
膨らませた羽から
零れる文字のやさし ....
インドマグロの顔面
それは でかい
目玉のひとつひとつが
でかい 黒い
かぶと煮を拵えて
町のおばあちゃんに
振る舞いたいけれど
高いから止した
シーソーシーソーの音階で
救急車のサイレンが頭蓋の蝸牛で螺旋を描く
シーが何をソーしたのだろうか
目的語のいらない自動詞で言い切っているしかも過去形。

竹箒でレレレのレーで長三和音 ....
金髪の豚野郎が
昨晩 家を訪ねてきた
何があったのかと訊けば
金髪豚野郎はもういやだ
もっと格好いい感じの
例えば銀髪狼少年がいい と言う
しかし狼少年とは一般的に
嘘吐きを指す言葉だと ....
あれは年老いたアメリカの、深い霧、僕はそこで撃ち殺された
あれは新しい恋人ができた、夜の、僕は彼女の街に埋もれた
あれは地下街の、アラバマ、というバーだった
あれは指先が濡れていた、ねぇジュード ....
黎明 明ける前は
そぼ降る冷たい雨
君 眠る寝間に
楽土の夢 送る


輝く海
風に思い溢れ
見晴らす海岸線
遠く開くだろう海路


忘れられた海辺に
浜昼顔の群生して
海 ....
描かずに絵を色づけて
鏡は銀色なのだとばかり
教えられて信じ込んでいた
小さな絵描きの子供らに
切実な悲しみを下さい
空気を食べて生きている
ごく正直な咎人に
その声は
AOZORA

突き抜けて
どこまでも

つきすすむ
ひかり

SUPER FLY

あのころの
きみの
えがおそのままの



みぞれの降る日曜日

 ....
やわらかいものになりたかったです
でもぼくはおとなのおとこなので
しゃかいにでていくためには
かたくならなくてはなりません

ぼくはこどもでいたかった
それもおんなのこがよかった
マノン ....
薄く
霜が降りる早朝は
透き通る柔肌に
衣服の滑り落ちる音
快く耳を澄ませる
街はようやくのこと
呼吸をし始めるそうだ
ふくよかに
乳房が笑いながら
云う

喧騒のない街には
 ....
aidanicoさんの自由詩おすすめリスト(207)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
似非ヒュプノシス- しろう自由詩109-2-20
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半蔵門線- kauz ...自由詩8*09-2-20
sing_in_the_rainbow_/_Norwegia ...- satyri自由詩109-2-17
〔草稿〕人形の季節- 小川 葉自由詩3*09-2-16
円錐曲線- Giton自由詩2*09-2-10
置き文- 佐野権太自由詩26*09-2-6
曲線- 士狼(銀)自由詩6*09-2-5
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海の熱、鉄鋼の風- 水町綜助自由詩12*09-2-4
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レフ- 蟹太郎自由詩209-2-2
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帽子の女- 《81》 ...自由詩11*09-2-1
チョコレート- ゆうと自由詩3*09-2-1
88鍵のためのエチュード/街- 海里自由詩209-1-31
_CELESTINO- 鈴木自由詩109-1-31
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若い女- ヨルノテ ...自由詩14*09-1-30
錦繍- 水町綜助自由詩8+*09-1-30
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- セガール ...自由詩109-1-29
ばらんす- しろう自由詩1+*09-1-28
金髪豚野郎- セガール ...自由詩409-1-26
死んだ弟のうた- k.ジロウ自由詩209-1-23
黎明- アハウ自由詩209-1-23
not_guilty- しろう自由詩109-1-21
SUPER_FLY- 草野大悟自由詩1*09-1-21
やわらかいものになりたかった- 渡邉建志自由詩709-1-20
あなたへと続く朝- ここあこ ...自由詩6*09-1-20

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