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「スピードの出し過ぎで、赤信号に突っ込んだようです」
「逆噴射痕は」
「なし。どうやら亜光速のせいで赤信号が」
「見えなかった?」
「いいえ、"青方偏移"で青信号に見えたよ ....
○タスマニア・タイガー=フクロオオカミ
  1960年頃 絶滅?
オーストラリアにいた有袋類。形態は狼に似る。背中にトラのような
縞があった。紀元前2600年頃、人間が持ち込んだディンゴによっ ....
2005.07 政治記者、情報源についての証言を拒否し収監
2005.11 フジテレビ、すべての報道番組を終了すると発表
2005.12 朝日新聞がタブロイド判・夕刊のみに
2006.01 人権 ....
Lサイズ核シェルターの中で
滅菌処理をした使い捨ての衣服に着替え
抗菌処理をした使い捨ての靴を履き
エクササイズしエクソサイズし
陰陽五行に則ってカロリー計算し
カウンセリングを受けて活性酸 ....
デデキントはタイムマシンを発明した
彼は狂気の科学者であった
1分前に戻って自分を殺したらどうなるのか
彼は禁断のタイム・パラドックスに踏み込んだのだ
デデキントは過去へと移動した
目の前に ....
スピルバーグはすすり泣いた
「2回に1回は好きに撮らせてくれると約束したではないか!」
やはりユダヤ系の初老の男がせせら笑った
「事情が変わった。それに契約書があるとでも言うのか」
「次は『宇 ....
トニーはテストの最中にたった一本の鉛筆を落としてしまった
音の大きさに比して精神的な衝撃は相当なもので
クラス全員の視線がトニーに集まった
鉛筆はケレケレケレとどこまでも転がって行く
軍事国境 ....
その死は所見で自殺と推測されたが、念のために聞き込みが始まった
隣人A「俺じゃねーって。挨拶もしたことないしー」
上司B「えっ、夕べ? みんなで飲み会してましたよ、全員が証人ですよ、ワッハッハ」
 ....
むかしむかしあるところに土曜日の国がありました
場所は逆上がりの国(王女 湯川潮音)とポミポミ国(王女 小中かな子)の中間で
国土は喜屋武村アリーナ307個分もありましたからとても広いです
国歌 ....
我が社は金物を扱うから
社内では安全靴を履く
安全靴は格好悪いから
帰宅するときは
もちろん履き替える
それまでは自分の時間でないので
重たい鉛のおもりを付けて
こころは絶対に弾ませ ....
Tくんと喧嘩した日の夜
お風呂に入ってやるちくしょうっ
とパンツの引き出しを開けたら
白雪姫みたいに横になって
女神さまが入ってらっしゃった


女神さまはあたしの腰くらいの引き ....
「おお、神様、いったい何故、誰がこんなことを!」
「お前が犯人だ」
「ど、どうしてそんなことを。何を言っているのかさっぱり…」
「まだお前しかいないんだよ、アダム」

            ....
{引用=連作詩『右手と左手のための協奏曲』 より}

ゆるやかにま   おなじことのくりかえしのようですこしず
わりながらす   つへんかしていくいったりきたりしながら
すむゆるやか   いつ ....
よるのいろをした花は
すこしづつぶすぶすとちぢんでいきました
よるのいろをした花を
わたしはかってにあかりとりとよんでいました
帰り道にしなる枝はぬるい風を受けて
ぼうっとひかっているので
 ....
太陽君のブランコで
僕のスピードはいっきに上がったよ
そしてさっきようやく 帆を張り終わった
見た目はちょうどオアフ島ほどだけど
風を受ける面積はタスマニア島なみ!!
太陽君からそよ風しか来 ....
ジム・モリソンは
私の
ネガティブなスター
ドラッグで死んだから
昏い目をしていたから

死は怖い
私は臆病者だから

せいぜい
アルコールの海で
泳ぐくらい
死なないように
 ....
     まだ未明である
     カーテンは閉じられたままだ
     あらゆる可能性がある
     土曜日には
     未来がある
     音楽を聴くのもいい
     ビデ ....
アンドロメダは
悪い子
悪い癖があって
悪いことが大好きで
悪賢い家来を連れ歩き
出会う傍から
おとなしい子の
頭をぽかり
ぽかりぽかりとぶん殴る

おまえ悪い子
良くない子 ....
白熱灯のしたで
チヨコレイトを食べています

すすけた銀色のロバは
いまやにぶい発光体です
若しくは端から、





しゅううう

あなたの燃えるおとです

輝く  ....
 薄情だとおもうなよ
 友よ
 準特急が来る
 君は一人残されて
 各駅停車だ
 待てない
 待てないのだ
 一分でも早く
 ぼくはぼくの家に帰り着きたいのだ

  ....
ミシンがあれば
何枚もの布を繋げる

ただそのような作業を
無心に延々続けていたい

すきな色の糸を買おう
下糸を巻こう

すすめすすめ
布地の野原


 かつて
 好んで ....
  夕焼けがうつくしいのは

   あれは人魚が大空に薔薇をまいたからです

    なんて歯の浮くような科白をはいたら

     おまえは詩人 失格だと頭をなぐられそうだ

 ....
  人間は
  一生をかけて
  彫刻刀で
  自分の名前を  
  彫りつづけるのだ

  死後にその
  印鑑は輝き始める

  だが彫り続けているときこそ
  花なのだ

 ....
涙ペイント
のっそり起き上がる
計算ずくの
つまずき
彼の最愛の人へ
空が
遠すぎる
ウサギをシルクハットから
取り出し
月にささげる
さぁ、受け取れ、繋ぐのだ
ジャンプなど ....
ポイントは要らぬ

自分が詩を書きたいが為
「あ、これいいかも」云々等
惰性 又 極少興味本位
中途半端に惰性で入れるのならば
今すぐ取り消し給え
 
ポイントは要らぬ

評価され ....
好きだよ。    庭先に咲いているのはブーゲンビリアではありません
   あれはあなたの愛の緋文字です 少しくたびれた

   海岸の珊瑚礁は美しいリングではありません
   あれはあなたの母を呼ぶこだま ....
死んだのび太が
すぐ夢に出てくる



恥ずかしいで

こんなこといーな
できるといーな
て、何だかなあ

早く寝ろよ
ドラえもん!
おい

のび太は侍であり
ひかえる ....
膨らむね ふくら胸 吹くラムネ ふ 眩む ね 

ふくふく むふふ くねくね ねらら

むらむら くらくら ふらふら が頑

音くら 服 ふむ 船 くむ くふう ほ張る らく 

ふむ ....
映眉 四囲で衣 好い画婦侍
絵置 相峙 影景
選る 笑 恵奴
王妃急ある 得す茶湯
舞入蛇振る 絵供す我 舌賭

初日 発批 間群 破贔
挨喜病ん 新求 枚 絵 微視
佐々宝砂さんの未詩・独白おすすめリスト(85)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
寓話_不可解な死_18- クリ未詩・独白2*05-7-19
寓話_不可解な死_13- クリ未詩・独白205-7-17
寓話_不可解な死_9- クリ未詩・独白3*05-7-13
寓話_不可解な死_7- クリ未詩・独白205-7-12
寓話_不可解な死_6- クリ未詩・独白3*05-7-10
寓話_不可解な死_4- クリ未詩・独白105-7-10
寓話_不可解な死_2- クリ未詩・独白5*05-7-9
寓話_不可解な死_1- クリ未詩・独白4*05-7-9
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