すべてのおすすめ
080812
57577 57577
戦闘画面では
画素数を減らす
諸君には理由は
敢えて述べない
のべないのべますと
5段活用変化を思いだす
擬 ....
EF55の復活↓
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レールがあると列車が走る。 そんな気持ちにさせられます。工具店には金敷用にレールを10cm位に切ったものが売ってます。ロ ....
080306
みんな私が悪いのです
テレビのスイッチはリモコンです
タイマーも付いてます
雨なんか降りません
誰が一緒に行くと言いました
責任は ....
070824
金がない
お金のために
金のなる木を育ててる
意味なし芳− 胸を張り
ダイダラボッチを踏みつぶす
波の上にも風が吹き
サーフ ....
先刻、下記のような戯れ詩「ゴム人間」を書いた。
自由詩にアップロード後、再読したところ、なにか居心地が悪く、自分のものでないような感覚があるので、その理由を考えた。
はらだまさる氏の近作、ゴム ....
螺旋階段の
回転の
向きを
途中で
変えてごらん
逆さまになった
コバンザメみたいに
張り付いたまま
落下して
こんどは
地面にへばり付いて
いくら言っても
顔を上げようと ....
怖い話
こわいこわい
舟が出る
艪が撓る
撓る背骨はガチガチと
大きな音を響かせて
世界の空に轟いて
大きな望みを放つのだ
こわいこわいと
話が叫ぶ
....
あんこの煮かたをおそわった
美しい母のそばにうろついて
台所で遊んでいた幼い頃に
小豆はたかいから贅沢ですよ
ささげを茹でてつぶしたあとで
木綿のふきんで皮を濾し
大きなお鍋にお砂 ....
名鉄の名物は
流電モハ52の
流れをくんだ
デハ3400系
と
きたもんだ
そんなもの
どこにいる
ここにいる
広見線の可児駅の近くに居るんだよ
ナマズみたいに大人しく
居るか居 ....
猫の顔した犬が居た
首輪に鈴つけ木に上げた
喉を鳴らして雀を捕った
三羽も捕らえて笑ってる
向こう岸にはヒヤシンス
誰が植えたか分からない
犬の顔した小父さんが
にこにこしなが ....
盆休みのUターンラッシュのクルマの群れ
へのへのもへじのおとなたち
なんか語呂が好いなぁと口笛を吹く
潮溜まりではイソギンチャクが手を振って
近寄ってはいけませんよと
ダボハゼのおかあさん
....
意識無意識が不自由な手で
ピタゴラスの缶詰を開けるとき
逆戻りした冬空は霙を降らす。
完売した安売りのビールを運ぶトラックは
新たな排気ガス規制に対処できなくて
既に廃車になっていた。
....
カブトムシ
17匹
もらったの
貰い得の
キノコ
コクワガタ
タニシ
みんなよく来たなと
戦場で死に損なった父が
夏休みの天麩羅を揚げていて
熱いう ....
ジガバチの奇怪な姿は
奇妙な収入を約束するが
キカイダーの端正な顔は
個性の平均化と罵倒されて
大いなる
リストラを保証される
初夏のよく晴れた日に
フニクリフニクラと
ゆらゆ ....
我が社は金物を扱うから
社内では安全靴を履く
安全靴は格好悪いから
帰宅するときは
もちろん履き替える
それまでは自分の時間でないので
重たい鉛のおもりを付けて
こころは絶対に弾ませ ....
キリギリス症候群になったウミヘビは
南の海に潜ったまま行方が分からない
毒牙に噛まれた男たちが仕返しを企む
そんなことは知らないままに春が来て
ウミヘビは冬眠から醒めた
南の海にも冬 ....
改04.05.16
原爆が落ちていらい
腹が立ってならない
土の色をした指が嘆く
野菜クズを畠に蒔いてヒマをつぶす晩秋
巫山戯 ....
五月の岡を歩いている
松林の間から
ひめ春蝉が鳴いている
ここは
天国ですか
みんなは笑っている
天国かもしれないが
あなたの天国であり
私達の天国ではありませ ....
アンドロメダは
悪い子
悪い癖があって
悪いことが大好きで
悪賢い家来を連れ歩き
出会う傍から
おとなしい子の
頭をぽかり
ぽかりぽかりとぶん殴る
おまえ悪い子
良くない子 ....
みじんと鳴って落ちる月
高い梢にキタキツネ
朝露の
濡れる重さに耐えていた
非体験の罪状は
朝日の中でも暴かれて
憎々しげに現れる
認否を迫る百済の観音
内蔵する
輪廻 ....
スラリと、女の美人2人も
連れている若い奴
頭を臼ですり潰す
頭がないまま座ってる
一番の美人を床に突き倒し
足で踏み潰す
肉団子になり死んだ
肉はみんなで ....
オレンジは地獄の香りがすると気が付いたのは、
今から20分前だ。
汚れた薄いオレンジ色が雲に流れて、
辺りには誰もいなくなったので、
夏休みにも飽きたので、
誰もいない学校に行っ ....
夢の中で土左衛門を土葬にした。
土葬にしたのは火葬にする費用がないからで
金が有れば火葬にする。
火葬にすれば墓が湿らなくて良いし
燐が燃えたりしないので気持ちが悪いこともない ....
美しい塊
食べ頃の死体
釣り上げた鯔を
蹴っ飛ばす
林の中の遺跡は
死体で埋まっている
掘り起こすのも
死体の兵士
金属の屑を遺跡に敷いて
仏像を転がす
小さな庵の中で
裸の ....
値段はおいくらですか
空から澄んだ声がする
木の葉が静かに舞っている
晩秋の並木道は
人通りが無いのに
かさこそかさこそ
賑やかな気配がする
値段は、
いくらでも構わないのです
....