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その昔、私は東急田園都市線沿線に住んでいて
学校が水道橋にありましたから
神保町は庭みたいなものでした
毎日のように行きました、古本を買いに
詩集?いいえ、詩集なんか
一冊も買ったことありま ....
I love you
掃除機に
いや正直に言うよ

I love you
嫌われるかもしれない

I love you
消え去って
しまうかもしれない

I love you
 ....
シャッターが下りたままの店が並ぶ

小さなショッピングモール

冬の曇り空

ベンチに腰掛け

妻の買い物が終わるのを待つ

傍らには無言の少年

僕は少年の手を掌で包み込み
 ....
孤独を感じるのは
何も知らされていないと
知らされるとき

知らされるのは
いつもどうでもいいことばかりで
肝心なことは
時間がうんと経った後
知らされていないという事実と一緒に
や ....
 逗子寿会会員 スズキさん(84)以下ス、サトウさん(78)以下サ、
ヨシダさん(98)以下ヨ の会話 

ス:「久々に皆が集まったんじゃ、童心に帰って、アッチむいてホイでもやらんかね。」
サ ....
競馬は好きだが

馬券は買わない

どうせ儲けたくなって

好きでもない馬も

買ってしまうに決まってる

いつまでも

好きな馬だけを

見ていたい

だから馬券は買 ....
日本在住の中国人 金 双玉氏(48)(以下 金)と同じくメキシコ人 アルツーロ・
フェルナンデス氏(25)(以下 ア)との会話

金 : イマカラ、ナゾナゾスルアルヨ。
ア : イイデスヨ。
 ....
昨日の嵐が
木枯らし一号なら
私の心に吹く風は
「木枯らし二号」に違いない

ハハハハハ・・・
最高ね・・・

酔って乾いたわらいに
返す言葉もなく

キャバ嬢マユミの
肩をそ ....
柿の種とピーナッツが奏でるハーモニーは

僕らの心を捉えていつまでも放さない

こんな絶妙なバランスを保ちながら

僕と君が一緒に暮らしていけるのなら

時折感じるピリッとした辛さも
 ....
わたしから離れることは出来ない
あなたはずっとわたしだけの人

美しい人生も
限りない喜びも
胸のときめきも

この中に刻み込まれた
二人だけの秘密の思い出

愛のメモリースティッ ....
 JR京浜東北線新子安駅前にある居酒屋『道草』の親父は、
僕がカウンターで一人、コップ酒をちびちびやっていると、決まってボクシングの話を
聞かせたがる。僕ら以降の世代では誰も知らないような昔のチャ ....
鉄町に住むからか
鉄の女と人はいう
私はそんなに強くない
錆びて疲れた心なの

二人歩いた鶴見川
今日はひとりで来ています
結ばれないのは知っている
信じたくないだけなのよ

たと ....
君が一瞬見せた
微笑みの意味を
10年経った今
どうしても確かめたくて
君の去った
集合住宅をたずねる

あのとき
君の静かな
やさしさに
気づくことが出来たなら・・・

あの ....
その少年の頬に
温もりを感じるなら
まだ希望は残されている
触れなければ
決して知ることのない
真実もある
避ける 
ただ ひたすらに 避ける 
なぜなら 俺には 
底なし沼の上を行く 
トリプルアクセル的跳躍力がない

流す 
ただ ひたすらに 流す
なぜなら 俺には 
成功の糸にし ....
有機的なガラス球に映る
饒舌なアナログ風景には
浸透圧によって
軟化症の脳髄に滲み込む
適度に塩味のきいた音楽が
騙し絵のように
隠されている

だから
ふ菓子程度でしかない信仰を纏 ....
私の詩がどんなに拙い読むに耐えないものであっても
便所の落書き以下の代物であっても
そんなこと関係ないんです。
ポイントが入っていないと誰にも相手にされていないようで
孤独に凍えそうな ....
田舎の酒場で一人飲みたい
どこか遠くで吐きたい

知ってる人が誰もいない
そんな酒場で
飲んで吐きたい

生ビール 
コップ酒
焼酎のオンザロック

肴は地のもの
獲れたてのも ....
(スプリングスティーン風に)

俺は将来に希望もなく
ただ眼の前にぶら下げられたエサに
食らいつくだけの犬みたいな存在だった
そうする以外に生き方を知らず
それに疑問すら抱かなかった

 ....
ベッドで寝返りをうったとき
左の腰を
突然襲った鈍い痛み

ぎっくり腰なら
経験はある
食あたりなら
星の数ほどだ

だけど
今度のこの痛み
そんなものとは
ちょっと違うんだ
 ....
♪ソバカスなんて気にしないわ
 ハナペチャだって だって だって お気に入り♪

 「おチビちゃん、笑った顔の方がより不気味だよ。」
 ― そう言って、泣いている幼い私に決定的なダメージを与え ....
(いしだあゆみが歌います)

観音様の顔がでかいわ
大船
ビッグシップ大船
ルミネのスタバで待ち合わせ

駅の構内とてもりっぱよ
大船
ビッグシップ大船
あなたと二人いつまでも
 ....
 居酒屋『道草』のカウンターでホッケの焼き物と格闘しながら冷酒を飲んでいると、
隣の席に座った、やっぱり常連のキャバ嬢のマユミが、酔っ払って、僕に向かって
話しかけてきた。
 「あんた、目の見え ....
〜親愛なるデーブ新大久保氏に捧ぐ〜

水道山から、鎌倉海岸まで流れているハイランドクリークには、<粘膜の輝き>
を知らせる看板が立っている。

《今年も<粘膜の輝き>の季節が近づいて来ました ....
 そりゃあ、ちょっとは責任感じてるわよ。
私が彼を振らなければ、彼だってこんなことにはならなかったんだし…。
でも、彼には悪いけど、私は彼について行くことができなかった。
 ええ、好きだったわよ ....
君(久保)は僕の場所を
いつも探してた
街の風に吹かれて

僕はちっぽけな人間だ
君だって似たようなもの

それなのに
君はいつも僕を
探していた
あたかも
僕が特別であるかのよ ....
♪ジョニーが来たなら伝えてよ
二時間待ってたと♪
隣の家の真行寺のおばさんにそうお願いしていたら、
ある日の夕方おばさんは血相変えて僕の家に来てこう言った。
「あんた気をつけなよ。 ....
m.qyiさんの花形新次さんおすすめリスト(87)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
涙の神保町- 花形新次自由詩2*10-1-14
I_love_you- 花形新次自由詩2*09-12-13
決意- 花形新次自由詩3*09-12-5
孤独を感じるのは- 花形新次自由詩109-11-30
コント「だるまさんは転ばない〜或る立ったきり老人の死」- 花形新次散文(批評 ...2*09-11-27
小さな誠意- 花形新次自由詩409-11-14
コント「しりとり無宿」- 花形新次散文(批評 ...2*09-11-13
愛人唄- 花形新次自由詩109-11-4
おつまみの神様- 花形新次自由詩4*09-10-27
愛のメモリースティック- 花形新次自由詩109-10-26
PCを捨てよ_町へ出よう(1)- 花形新次散文(批評 ...2+*09-10-23
鉄町の女(くろがねちょうのひと)- 花形新次自由詩3*09-10-19
あのとき- 花形新次自由詩3*09-10-10
真実- 花形新次自由詩309-10-6
逃亡- 花形新次自由詩1+*09-10-3
瞼の裏- 花形新次自由詩1+*09-9-27
私にポイントをください- 花形新次散文(批評 ...8+*09-9-24
遠くで吐きたい- 花形新次自由詩209-9-10
ザ・レバー- 花形新次自由詩4+*09-8-13
Like_a_rolling_結石- 花形新次自由詩2+*09-8-13
ノリピー・ノリピー_誰が豚かを決めるのは俺だ(4)- 花形新次散文(批評 ...109-8-7
ブルーライト・オオフナ- 花形新次自由詩209-8-1
PCを捨てよ_町へ出よう(2)- 花形新次散文(批評 ...5*09-7-19
粘膜の輝き- 花形新次散文(批評 ...1*09-7-10
誰が豚かを決めるのは俺だ(2)- 花形新次散文(批評 ...109-6-27
久保が僕であるために- 花形新次自由詩209-6-4
誰が豚かを決めるのは俺だ- 花形新次散文(批評 ...6+*09-5-28

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