すべてのおすすめ
施設に来た子供たちが、「鳥を捕るのがすごく上手なお兄ちゃんがいる」と目の前で騒ぐので、俺はなんとなくそっちの方を見た。
すると、見覚えのある男が雀を次々と捕まえているのが目に入った。何をどうして ....
12月21日に高知での忘年会的な朗読ライブに出席してきて、「ああ、今年も一年が終わるんだなぁ」と、ふと思ってしまった。極めてありきたりなんですが、これまでの仕事の関係などもあって一年の終わりを感じる ....
目が覚める。手に握られていた、ゴミのような紙。領収書。宛名は空白だった。枕には涎が着いている。アルコールの匂いがする。カーテンから光が差す。胃に違和感があった。消化不良だろう。布団から起き上がる。水 ....
うそばなしが側にいる時はうそばなしについて書いてはいいが創作してはいけない。相手はあのうそばなしである、どんな嘘を吐かれているか解らない、潜入創作官たるものくれぐれも ....
怒らないと次に進めないので、怒ることにする。特に特定のもんに怒ってるわけではない。今はじめて怒ったわけでもない。あまりにも怒らないで我慢してたので、なんかもう滅茶苦茶に怒りたいのだ。ちょっと前のことだ ....
どこの誰のせいで、とは言わないけど、つーか言えないけれど、私はこないだからだいぶおかんむりで、イライラしまくっている。イライラを吐き出さなくてもそれほど精神衛生を悪くするということはないけれど、少なく ....
先日の夜、だったかな。
それとも朝、だったか。
誰も食わねえ北海道みやげのわかさいもをバリボリやりながらテレビをみてたら、
すき屋のCMをやってた。有名な牛丼のチェーン店だ。
そこで俺は信 ....
わがゆく海
わがゆくかたは、月明りさし入るなべに、
さはら木は腕(かいな)だるげに伏し沈み、
赤目柏(あかめがしわ)はしのび音に葉ぞ泣きそぼち、
石楠花(しゃくなげ)は息づく深 ....
しがない画学生の俺
某画材屋の隅で見つけた
300ml、1300円の絵の具
価格に目がぶっ飛んだ
(手が出ねぇ・・)
財布の中には300円しかない
おまけに通帳は空っぽだし ....
作業台の上にスプレー缶。
ピカピカの白いランドセル。
「リュウジ、何やんの?」
リュウジはオレの父ちゃん。
ウチみんなよびすて。
「ま、見てりゃわかるって」
銀 ....
大きな花たちが並んで咲いている
けれども小さな花は一輪できれいに咲いている
私にはそんな子守唄を聞いた記憶がある
「世界でひとつだけの花」とかも、
今はもう過去の感。
大きな花が ....
エブリリトルシングのCDを買って、歌詞カードだけ抜き取ってあとのCDは捨てる。
捨てるというか、真ん中の穴のところに野良犬の鼻をつっこむ。
もし、鼻にエブリリトルシングのCDをつけたまま街道を ....
{引用=
外は雨。
窓のガラスに幾粒もの涙が
透明な線を斜めに描いていく。
ベッドの上からその景色を見上げていると
左手がやさしい感触に包 ....
初めての釣り場に行くときには、はちきれんばかりの期待感の裏側に、喉元に
つっかえてまとわりつくタンの様な不安感が頭のどこかに鎮座する。
特に淡水域での釣りではそれが如実に現れる。どこから入ったらい ....
Chanson d'automne
Paul Verlaine
Les sanglots longs
Des violons
De l'automne
Blessen ....
昔
むかぁし
学校帰りに
知り合いになった猫が
そのまま家についてきて
とても愛らしい顔した
上品な
そして礼儀正しい
奴だったのだが
家で大目玉食らって
知り合った場所まで送り届 ....
鉄道唱歌の旅 東海道編(http://www.youtube.com/watch?v=ea_76MOZ6vg)
「新体詩抄」「於母影」そして「島崎藤村」の若菜集の上梓と、明治15年か ....
● MIDI「初恋」(http://hccweb1.bai.ne.jp/kakinoki/midi/midi032.html)
※
こゝろなきうたのしらべは
ひとふさのぶだうのご ....
詩人は実のところ職業ではない。農民が作物を売って生活費を得るように、労働者が労力の対価に賃金を稼ぐように、詩を売って生活するわけではない。そんな人間は少なくとも私の周囲にはいない。どこかにいるのかも ....
一。
かいりが服を抱えて出て行くのを、あたしは黙って、見ている。「それはもともとあたしのお気に入りの服なのよ!。」かいりの鼻先で、そう言ってやりたい気もするけれ ....
どうぶつの心の内容を覗きみることは、自然科学の領域ではタブーだし、
主観的にそれをやっちゃうと、サイエンスではあり得なくなってしまう。
それはもはやブンガクだ。
どうぶつ奇想天外法だ。
....
批評祭参加作品■ダイアリーポエム調の散文
午前6時半、目覚ましの音で目を覚ます。目を覚ますが再び眠っていたらしい。再び鳴
ったベルの音に目を覚ます。目は覚めているのだがまだベッドの中でもぞも ....
面白人生講話
二つのメソド、つまり方策がある。リストアップ法と丼勘定法である。私達の携わる宗教では、戸別訪問による信者獲得の取り決めがある。聖書によると、伝える者がいないと聞く者がい ....
傾いていた。
傾いているので歩くごとにそちらに、ずれる。ずれるのでずれないように歩こうとすると、さらに傾き、またずれる。急いで、いる。なのでずれるのにも構わず、ず ....
期待を裏切るもの。電話。メール。郵便物。
吉報は、まず届かない。
ひとの間違いを指摘することと、
自ら正しい答えを導きだすことは、まったく別のことである。
「食間に服用すること」
タ ....
今、ぼくのPCデスクには、国語辞典と、二冊の詩集が置いてある。
国語辞典は、わかんないことばがあった時、いつでも調べられるように。
詩集の一冊は、新潮文庫の『西脇順三郎詩集』。村野四郎さんが編集し ....
<学校について>
「教科書でおぼえた名詩」という本を読んだのだが、残念ながらぼくが教科書でおぼえた詩はひとつしかなかった。
というか、そもそも教科書で詩を覚えるものなのだろうか?
ぼくはあ ....
* 文体について
文体といっても、たとえば仕事のメールならば、誰が書いてもおよそ同じものになる。
ビジネスの場では、ぼくらは常に非人格的な振る舞いを要求されているからだ。
しかし、マニュアル ....
高度経済成長とバブルがいっぺんに押し寄せたような、
常軌を逸した好景気に見舞われた中国(上海/北京)は、今、未曾有の建築ラッシュだ。
北京オリンピックの開催と三年後の世界万博を控え、その勢いは未だ ....
もういいだろう。それ相応の返答はくれてやったし、それ相応の返事も聞いてやった。
だからもう、いいのだろう。いいのだ。もういいのだ。コレデイイノダ。オデカケデスカー ....
m.qyiさんの散文(批評随筆小説等)おすすめリスト
(180)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
グロ
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チアーヌ
散文(批評 ...
5
08-12-25
整理できない引き出し【今年を振り返って】
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北村 守 ...
散文(批評 ...
2+
08-12-23
誰もを好きでいなければいけないのか
-
ブライア ...
散文(批評 ...
3*
08-12-7
「_潜入創作官。P._」
-
PULL.
散文(批評 ...
5*
08-11-15
怒りたい。
-
佐々宝砂
散文(批評 ...
6
08-9-17
今ここにある現実
-
佐々宝砂
散文(批評 ...
18*
08-9-17
すき屋の真ん中で「何しとんじゃ吉野屋」と叫ぶ
-
角田寿星
散文(批評 ...
25*
08-8-29
詩人のシノギ_(薄田泣菫の巻)
-
みつべえ
散文(批評 ...
6
08-8-23
バーミリオン
-
長谷川智 ...
散文(批評 ...
6*
08-8-16
銀色のランドセル
-
長谷川智 ...
散文(批評 ...
2*
08-8-15
藁の中の針
-
さかまき
散文(批評 ...
1
08-8-10
NO_FRIENDS_RADIO
-
青木龍一 ...
散文(批評 ...
12+*
08-8-3
風の言葉
-
青色銀河 ...
散文(批評 ...
5
08-8-2
内水面の釣り場と詩
-
北村 守 ...
散文(批評 ...
3
08-7-9
詩人のシノギ(上田_敏の巻)
-
みつべえ
散文(批評 ...
10
08-6-21
迷子
-
北村 守 ...
散文(批評 ...
5
08-6-15
詩人のシノギ(大和田建樹の巻)
-
みつべえ
散文(批評 ...
4
08-5-23
詩人のシノギ(島崎藤村の巻)
-
みつべえ
散文(批評 ...
6
08-5-4
詩人のシノギ(新体詩抄の巻)
-
みつべえ
散文(批評 ...
10
08-4-6
「_かいり。_」
-
PULL.
散文(批評 ...
3*
08-3-27
青虫のキモチになって考えてみました
-
ツ
散文(批評 ...
9+*
08-2-4
批評祭参加作品■ダイアリーポエム調の散文
-
mizu K
散文(批評 ...
4*
08-1-27
面白人生講話(8)
-
生田 稔
散文(批評 ...
3
08-1-7
「_ナナメ。_」
-
PULL.
散文(批評 ...
2*
07-11-22
明日は明日の風が吹くと追記
-
んなこた ...
散文(批評 ...
1
07-10-12
詩集が売れない理由。
-
角田寿星
散文(批評 ...
3*
07-9-26
学校について、投稿について
-
んなこた ...
散文(批評 ...
2
07-9-13
文体について、経験について
-
んなこた ...
散文(批評 ...
4
07-9-12
青空正男(コロッケ大王)_論
-
ツ
散文(批評 ...
4+*
07-9-2
「_マグロ退治の午後。_」
-
PULL.
散文(批評 ...
2*
07-8-14
1
2
3
4
5
6