すべてのおすすめ
私が通った田舎の女子高は、昔はそれなりに名門の高等女学校だったらしい。しかし私が通ったころは、もうそんな過去の栄光など地に墜ちていた。そのころはまだ援助交際という言葉がなかったけれど、そんなことして ....
本ばかり読んでいて勉強というものをまるでしなかったので、学校の成績は芳しくなかった。テストの成績は悪くなく、進学校にも行けないことはない、と言われたのだけれど、いかにせん、遅刻と欠席の回数が多すぎ、 ....
お年玉の全額を本に変えるのが習慣だった。地元ではまともな本が買えないから、母の実家がある街で買った。母の実家は一応県庁所在地にあって、その周辺にはそれなりに書店や古書店があったのだ。一年に一度か二度 ....
桜が満開である。
何本も隣り合って咲いている桜はきれいであるが、離れて一本だけで咲いている桜はその佇まいに凛とした雰囲気を感じよりきれいな気がする。
桜をじっと眺めてみる。
果たして桜は本当 ....
私の仕事はガテン系なので、仕事中は、いわゆるカーゴパンツ、動きやすく、大きなポケットがいっぱいあるズボン、それも男物を穿いている。男物の服のポケットは、女物のそれに比べると段違いに大きく使いやすい。財 ....
未来に向かい、
書き残しておこう。
わたしが、
まだ。
音楽に対し、
純粋な今のうちに。
やがて時が経てば、
忘れてしまう。
こんな感情など。
....
まあ、いきなりマンガの話です。昔のマンガですね。原作者は吉沢やすみ。
昭和45年から50年にかけて連載されたこのマンガ、ぼくの世代ではアニメの印象がかなり強いです。アニメも大ヒットで、実に103 ....
なんだか わたしに とってこの サイトハ おおきなかうんせらー の ようだ。ずっと ぼーいふれんどもこいびとも ともだちも いなかった わたしに とっておおきな 受け手 の かうんせらー 恋人 友だち ....
わたしには 一匹 いぬがいた 。 とても かわいい いぬだった 。 まーぶるといった 。 キング ちゃーるず すぱにえる という犬種で しかも ほんとうにかわいい わんこだった 。 よく さんぽに い ....
黒頭巾ちゃんが聖句を聞いたときのお話をします。
そこは、盛り場のはずれの、薄汚れたラブホテルのベッドの上でした。
黒頭巾ちゃんは、黒い神様と、何度も何度も抱き合いました。
そして、それが済ん ....
生まれてはじめてお付き合いをした男性が結婚したことを知った。当時は男性というよりも男の子だった。愛読書だと言い、『風の歌を聴け』を私にくれた。そうして自分の為に新しい本を買っていた。今も愛聴 ....
私の詩に於いては、叙情も抒情も情状酌量の余地無しとして、死刑台に送られる。
感動する詩・切なくなる詩や勇気づける詩・恐怖に震えている詩なんぞ、感情のしがらみにからまって奈落の底で終身刑だ。
ただ、 ....
石垣りんさんのことを書かずに倉橋さん、つーのは、詩書きとしてどー
か、とも思えるんですが…。倉橋由美子さんの作品からは、ぼく好みの
何ともいえぬニオイがして、大好きな作家さんでした。
んで ....
生まれ変わったら何になる?
カイリ(娘5歳)を連れて業務用センターというお店へ買い物によく行く。
仕事で毎日漬け物を使用するのだが、この店が一番安いからだ。
カイリは店内に設けられた100円 ....
http://po-m.com/forum/showdoc.php?did=25813
たもつ(敬称略)『十階の家族』。
子どもの夢がどんどん膨らんでいくのは、いいもんです。その夢を親が一 ....
駒込の地を離れることになった。
愛着を持って、というとそうでもない。ローリングストーンズ。またしても引越しである。一年余りの経過というのはいろいろなことをやり過ごしてしまう。
立原道造記念館もその ....
「すべての生命は海から生れてきた。じゃあ、星はどっから生れてきた?」
そう、宇宙だね。ぼくらの生命の、おおもとの、そのまたおおもと。
ぼくらが海に郷愁を感じるように、宇宙に郷愁を感じるのは、け ....
行秋や抱けば身に添ふ膝頭 (炭太祇)
ところにより最高気温30度を越える場所があったりして世間は春たけなわなのだが、静岡の桜はやっと三分咲きというところで、佐々宝砂の気分はいつものごとく暗く(? ....
小学校四年生
下から燃える
小学校4年生の頃、毛内君と中畑君とオレと3人で
エロ本を買う計画を立てた。
みんなでお金を確か200円位ずつ出し合って、学校が終わってから
ファミランで待ち合 ....
また奥さんに怒れてしまった。
なぜ結婚後の女はこうも強くなってしまうのか。
俺が起きてすぐに酒を飲み出すのが悪いのか。
子供の世話を何もしないことが悪いのか。
悪いです・・ね。
俺は ....
http://po-m.com/forum/showdoc.php?did=32063
垣間覗き見したチャットの話し方が印象的で、この人を注目する様になっ
たというのが私のこの批評の直接の動 ....
世田谷は砧公園のなかにある世田谷美術館で現在「瀧口修造-夢の漂流物」展が開催されています(4月10日まで・月曜休館)。昨日の深夜(今日の早朝というべきか)テレビで紹介されていたので早速観てきました。
....
小学校6年生時、オレのクラス6年2組にはガキ大将がいた。
彼はN君と言って、頭と身体のでかい小学生だった。
ジャッキーの木人拳の木人のような身体と言ったら、伝わるだろうか。
イヤ幾らなんでも ....
俺はお前らと違うというな
俺はお前らと同じだと言え
夢を叶えられなかった大人たちを馬鹿にするな
夢を叶えられなかった大人たちを尊敬しろ
そしてお前は夢を叶え続けろ
いもの天ぷらでもごはんがすすむ
牛乳でもごはんがすすむ
みかんでもいよかんでもごはんがすすむ
給食にでたクレープやホワイトミニーでもごはんがすすむ
どんな甘いものでもごはんがす ....
子供を抱いて病院を後にする。
今日は風が強く寒い一日だった。
子供の体が冷えないように
ぎゅっと抱っこしてあげて車まで小走りに行く。
車にて子供が「二人っきりの、きりってなあに? ....
青森の雪はデタラメだ。
寒さは別にいい。もう慣れてるから。
寒さはそれほどでもないのだ。というか、
家の中では暖房機をガンガンに使っているし、
外でもセンスのない(あってもいいけど)
....
朝目を覚ましたら、隣で眠っているはずの妻が、蟹になっていた。
かさかさ、もぞもぞ。
全長40センチくらいはあるだろうと思われる蟹が、妻の枕のあたりでうごめいていた。
僕は驚いて体を起して、メガネ ....
友達の話。
彼はとても良い人で、10代の頃からの友達。
一人暮らしをしてた頃は、普通にうちに泊めたり、彼のうちに泊めてもらったり。女の子の友達と、感覚は全く一緒で、さすがにお風呂に一緒に入った ....
赤頭巾ちゃんはかわいい女の子です。だから黒頭巾ちゃんは赤頭巾ちゃんが大好きです。
赤頭巾ちゃんが作るブルーベリーのお酒や、カシスで作った甘酸っぱいタルトを食べながら、黒頭巾ちゃんは赤頭巾ちゃんと楽し ....
m.qyiさんの散文(批評随筆小説等)おすすめリスト
(180)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
異形の詩歴書_高校編その2
-
佐々宝砂
散文(批評 ...
3
06-4-18
異形の詩歴書_高校編その1
-
佐々宝砂
散文(批評 ...
4
06-4-18
異形の詩歴書_14歳冬
-
佐々宝砂
散文(批評 ...
4
06-4-18
桜はきれいであるか。
-
青色銀河 ...
散文(批評 ...
3
06-4-2
いつもポケットに詩人
-
佐々宝砂
散文(批評 ...
12*
06-3-31
「_みゅーじっく・らいふ。_-_その、いち。_-_」
-
PULL.
散文(批評 ...
17*
06-1-19
ヒロシと寿司と母ちゃんと(吉沢やすみ『ど根性ガエル』)
-
角田寿星
散文(批評 ...
6*
06-1-3
なんだか_
-
すぬかん ...
散文(批評 ...
4
05-10-8
その後_。_
-
すぬかん ...
散文(批評 ...
2
05-10-8
黒い神様と黒頭巾ちゃん
-
チアーヌ
散文(批評 ...
5
05-10-7
香水不全__日々の垂れ流し20050905
-
A道化
散文(批評 ...
19
05-9-5
死刑宣告
-
六崎杏介
散文(批評 ...
5
05-8-14
新訳『星の王子さま』レビュー〜倉橋由美子さんの遺作
-
角田寿星
散文(批評 ...
3*
05-7-23
生まれ変わったら何になる?
-
瓜田タカ ...
散文(批評 ...
12
05-6-15
おんなのこ、おとこのこ_〜たもつ『十階の家族』〜
-
角田寿星
散文(批評 ...
6
05-6-7
クレピュスクルの詩人−「立原道造が求めた形象」展のスケッチ
-
バンブー ...
散文(批評 ...
6
05-5-29
佐々宝砂『星涯哀歌_1』によせて
-
角田寿星
散文(批評 ...
3
05-5-11
俳句の非ジョーシキ具体例7
-
佐々宝砂
散文(批評 ...
4
05-4-7
小学生日記「下から燃える」
-
瓜田タカ ...
散文(批評 ...
10*
05-4-1
小舟までの距離感
-
瓜田タカ ...
散文(批評 ...
13*
05-3-23
【批評ギルド】_『I氏の走り書き』坂田犬一
-
大村 浩 ...
散文(批評 ...
8*
05-3-8
「瀧口修造-夢の漂流物」展のススメ
-
青色銀河 ...
散文(批評 ...
5*
05-3-6
小学生日記「中学ツッパリvs6年2組」
-
瓜田タカ ...
散文(批評 ...
5
05-2-27
才能へ
-
馬野ミキ
散文(批評 ...
10*
05-2-25
ごはんがすすむ
-
加藤泰清
散文(批評 ...
3
05-2-24
抱き合う
-
瓜田タカ ...
散文(批評 ...
14*
05-2-24
80年代中学生日記_斉藤アキラ君
-
瓜田タカ ...
散文(批評 ...
9*
05-2-19
蟹妻
-
チアーヌ
散文(批評 ...
11
05-2-16
友達の話
-
チアーヌ
散文(批評 ...
2
05-2-8
黒頭巾ちゃんと赤頭巾ちゃん
-
チアーヌ
散文(批評 ...
7
05-2-8
1
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4
5
6