すべてのおすすめ
満員電車の中ではなびら弄ぶあいつにバカボンヘツド。

お出かけですか?と訊かれる前にバカボンヘッド!レレレのRe:連発。

ブギウギしながらうきうき蹴散らし鏡の ....
対人関係としてはもう切れてるなのにどうしてこんなに気に、

金魚みたいにぱくぱくと口あけて空から降ってくるキス待ってる。

交差点で立ち止まりシマウマのふりして ....
日曜を舞い落ちてくる花びらに眺めた桜明け方の部屋



三角州川の向こうにやってきたすぐに行き過ぎ背に田舎知る



目黒駅路上ライブにはち合わせ一人ときめく友だちの影聴衆の群れ

 ....
気分はプラナリア切られても切られても増え続けるあたしの欲望細胞。

鵺みたいに色んな男この細胞に居るけれどそれでもいい?。


ごめんもう飽きちゃった街角です ....
出てこい重力!おまえを踏んづけて地面から引っこ抜いてやる。


千夜一夜の夢の中ぐうぐうぐうと引きずって恋の罠。

今夜いっぱい重力禁止!あいつに引かれる気持 ....
雑念という名の念力できみをあたまの中からテレポート。

疲れ眠るリモコンの中のひとりぼっちの乾電池としてのぼく。


知られちゃいけないきみの生まれた星まで飛 ....
なま卵としての月へきみはどうして黄色いひかりを放つの。

フライパンの上しろく焦げたくもがもくもくと煙をあげもきみはきみ。


飛びつづけるには重力を常に信じ ....
脱字所では意味を脱ぎ捨ててひとつことばのあるがままの姿に。


砂浜は言語あなたはかかとで足痕を付けことばをゆがめる。

ひび割れたかかとがゆがめることばの裂 ....
ゆで卵としての月は海の中で割れてしまったので夜は、

流れだした夜は馬になり海を駈けかかとで波を踏みつぶし。


偽電球が太陽になる夜に裂けるのであなたは眼に ....
ぶかぶか三月のすそを引きあなたは駈けてゆくこけてころがって。

ふかふか春のじゅうたんは準備中痛くないよ!だってたのしいもの。

たのもしいタンポポさんは二度踏 ....
式も終わりはじめての共同作業は密室にて死体切断。

あなたが彼を殺したらふたりで小鳥を飼いましょう例えば…あのジュウシマツ。

血痕にはクエン酸死体も出ないでも ....
こたつの中で寝息を立てるあなたを今夜蜜柑のように剥いて。

口移しに食べる蜜柑あたたかいあなたの体温を味わう。


乱暴に蜜柑のへそ突き破るあなたの指じっと見 ....
容赦なく不機嫌であるまなうらにひろがる無数の鶏頭の赤

いちにちを作業療法すると言いビーズ細工にこめるかなしみ

いけないよ爪を噛む癖孤独癖マニュキア塗って待ち合わせしよ

右足をアンクレ ....
前のめりに倒れていたよ。口許に笑みを浮かべていたよ。スナフキン。

フリューゲル・ホルンを買った。フリューゲル・ホルンのエチュード吹いた。さよなら。

言うなれば全て寄り道が旅なれば並べてこと ....
口をただ開きこの舌からことばが剥がれてしまえばそれでいい。


縫い付けてしまったまぶたの奥でさえ眼球は既視感に溺れ。


うなぎが点滴を溯るそろそろですね ....
ふかづめした指でガラス引っ掻き鏡の向こうのカラスいじめる。

耳をとじた兎を追ってじうじうと蛇が背骨をのぼってゆく。

ひとしれずざりざりと腕に生えたうろこ包丁 ....
無理矢理に詰められたことばは潰れ変型して漢字し放題。

ちくちくと手で書くと腱鞘炎になりそうな字画が刺すのです。

まるで袋詰め放題!三十一文字百円で大売り出し ....
亀の行列が通りすぎるまでぼくの口はいつも開いている。

また押し入れの中の牛が泣いている眠れない明日は街に行く。



沼に沈めた家から真っ先に逃げ出してき ....
噛み付きたいようなお尻の彼の前で読む本は「ハンニバル。」


自称ヤリチンの彼へのオススメ本はアン・アンのセックス特集。


性癖は口に苦くザーメン飲ませた ....
半錠の

薬を飲んで

半笑い

半人前の

僕はTシャツ
冷たい水でタオルを濡らしてしぼって持って来てと言われるネコ 文字数にならない(ぁぃ)を数えつづけてとうとうHighになりました「はい。」


都合の悪いことはいつも聴こえない何度でも言ってあげますぃゃょぃゃょぃゃょぃゃょぃ ....
ある冬の雪の日の写真の中で二月をとめて待っていて。



二月そうして服役した服は役目を終え野に放たれるのだ。


前転をつづけた雪だるまはそろそろ後転の ....
夏だから?違うよいつだってすっ裸で寝ているよ阿呆だもの。



なーんかこんな日にケンカ見てるとうりうりするよね馬っ鹿じゃないの。



打ち水のお姉さ ....
一回転してしまえない飛び出せないからぶらんこの鎖がたわむ

靴だけを先に逃がしてぶらんこに繋がれたまま残ったわたし

順番を待ってから乗るぶらんこはつまらないからぎりぎりねじる

ぶらんこ ....
始発点 ⇒ マントルを経由いたしまして右手にみえるは凱旋門でございます

週末を変形させる歌ひとつ飛んでボスニア・ヘルツェゴビナ



ダビデ像いりませんかと営業をインドあたりにひゃっ ....
ここからは見えぬところで太陽がノヴァでもしたのか月が明るい
地上のみならずはるかな高みから真空気圏貫き通して

月影とは月の光のことでした足元に種々ものの輪郭
真空の中には淡く太陽の側へと伸び ....
灰皿は


既に煙草の剣山を作り


恋しい人を待つ
なぶられて大鼠の尾やはらかに冬の地を打つ死してなほ打つ



むざむざと引きずられゆく鼠の尾 師走の道をけものが渡る



人並みにもの{ルビ購=あがな}ひて心安し師走の街の世 ....
ゆきの「ゆ」が角ばって見える、
さむい。
屋根裏部屋は、
雪色吐息。




みかんはこたつで甘くなる。
ならばとりんごも並べてはみたが、
はて。


 ....
m.qyiさんの短歌おすすめリスト(132)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
「_バカボンヘツドでぶちかませ!。_」- PULL.短歌2*09-4-7
「_ころころ。_」- PULL.短歌2*09-4-7
日曜日を暮れられ- K.SATO短歌309-4-5
「_量産型の明けない夜明け。_」- PULL.短歌3*09-3-12
「_出てこい重力!。_」- PULL.短歌1*09-3-12
「_きみのあたまの上の電波塔がすこしぼくに傾いた物語。_」- PULL.短歌6*09-3-11
「_なま卵としての月へ。_」- PULL.短歌1*09-3-11
「_脱字所では意味を脱ぎ捨てて、_」- PULL.短歌1*09-3-9
「_偽電球が太陽になる夜に。_」- PULL.短歌1*09-3-9
「_三月のぐりん。_」- PULL.短歌3*09-3-7
「_他殺同好会。_」- PULL.短歌2*09-3-2
「_でも蜜柑を包む手はいつだって五つに裂ける。_」- PULL.短歌6*09-2-6
うつうつうつ- 白糸雅樹短歌6*08-10-24
旅人の歌- 山田せば ...短歌308-10-14
「_未視感。_」- PULL.短歌2*08-10-9
「_おとなしい。_」- PULL.短歌5*08-10-3
「_たんかをきる。_」- PULL.短歌2*08-9-22
「_溺れる家。_」- PULL.短歌4*08-9-22
「_充血の秋。_」- PULL.短歌2*08-9-15
未熟な量- さかまき短歌108-8-7
- A-29短歌3*08-7-23
【ひとり短歌祭参加作品】「_文字数にならない(ぁぃ)を数えつ ...- PULL.短歌2*08-2-4
「_二月をとめて待っていて。_」- PULL.短歌8*08-2-3
「_阿呆なのでそれはもう阿呆なので夏はぐらぐら煮立っています ...- PULL.短歌7*07-8-25
ぶらんこ- 渦巻二三 ...短歌11*07-5-2
飛んでボスニア・ヘルツェゴビナ- たたたろ ...短歌8*07-3-7
○満月(まるまんげつ)- 小池房枝短歌14+*07-2-2
剣山- HEDWIG短歌4*07-1-17
師走の鼠- 渦巻二三 ...短歌406-12-28
「_雪色吐息。_」- PULL.短歌8*06-12-24

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