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 私の想いは熱い

 それはまるで

 リアトリスの花のよう


 この気持ちに

 偽りはない


 ただあなただけを想う

 この淡い花に誓って

 いつまでも ....
 何も見えない

 何も感じない

 それが悲しい


 あの頃の私には「何か」が

 あった筈なのに

 現在(いま)は心が空っぽ


 何も見えない

 何も感 ....
 黄色い薔薇は

 不幸せの色

 幸薄く虚ろげで

 儚い


 白い薔薇は

 悲しみの色

 思いが深すぎて色さえも

 染まらない


 赤い薔薇は
 ....
 赤いおべべを着た赤児はどこにおる

 わたしのかわいい乳呑み児は

 寒かろうと夜な夜な編んだ赤いおべべを着せた

 わたしのかわいい乳呑み児よ


 冬の山の嵐に耐え切れず
 ....
 その無惨な姿を

 私はどうしても許せないのだ


 その汚らわしい心

 その無感情の冷たさ

 その偽りの思いやり


 どれも不純で不誠実で


 ユルセナイ ....
 詩(うた)を失った少年は窓のない部屋の中

 暖かさのない石の牢獄

 朝になろうとも夜になろうとも

 刻(とき)の止まった空間では何も存在しない


 クレイジーな気分だ
 ....
 この世に未練を

 残した人間(ひと)が

 眠る墓には

 鬼火が出るという


 男にすてられた女

 母にすてられた幼児(おさなご)

 息子に殺された父

 ....
 夜に泣く


 貴方を知った

 その日から

 逢えるその時を

 夢に見て


 遠い地で

 私はひとり

 貴方を想う


 愛を語り合っている
 ....
 実の母なのに

 「おかあさん」と呼べず

 腹の底から憎み

 その存在自体を

 抹消してきました


 現在(いま)、独りになって

 孤独の中に立ち

 私 ....
 私を忘れて下さい


 私は貴方の望む女には

 なれない


 貴方のことはとても

 深く深く愛している

 けれども


 ごめんなさいね


 今はそ ....
 とてもとても長い道

 まだ先は見えない

 暗くて冷たい土を踏み締めながら

 一歩一歩進んでゆく

 足が痛くても辛くても

 止まらず進んでゆく


 とてもとて ....
 嫌われもののからすは

 誰からも愛されない

 慈悲の心があっても

 精進の心があっても

 愛されはしない


 冷たい冷たい冬も

 ひとりぼっち

 笑っ ....
 私はお菊人形

 白い面(おもて)に紅をさした唇

 長い髪を粋に結い上げ

 ハイカラな着物をまとった人形

 
 自分で動くことはできず

 いつでもご主人さまの

 ....
beebeeさんの星月冬灯さんおすすめリスト(13)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
リアトリス- 星月冬灯自由詩208-9-8
悲しみの理由- 星月冬灯自由詩108-9-6
薔薇- 星月冬灯自由詩508-9-5
夜叉- 星月冬灯自由詩208-9-4
怒り- 星月冬灯自由詩208-9-2
牢獄- 星月冬灯自由詩108-9-1
鬼火- 星月冬灯自由詩208-8-30
マリーゴールド- 星月冬灯自由詩708-8-29
色も無い- 星月冬灯自由詩308-8-27
小舟の女- 星月冬灯自由詩208-8-24
- 星月冬灯自由詩308-8-23
からす- 星月冬灯自由詩708-8-23
お菊と清十郎- 星月冬灯自由詩308-7-26

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