すべてのおすすめ
{画像=110726012953.jpg}

はるか大昔に天子が山頂にのぼり
おお我が美味し国よと祝詞を上げた山は
小さいころの遊び場だった

山の中腹には幾つか洞穴のようなものもあって
 ....
竹内芳郎著「文化の理論のために(岩波書店、1981)」は、マクルーハンの「機械の花嫁」を読んだときに覚えた興奮以上のものを僕に与えてくれた。

しかし彼の唱える「カオスとコスモスの弁証法」は単なる ....
 雀の鳴き声が聞こえた――と思うと、チュンチュンと云うその音は、何時の間にやら、ポタポタ……と、光る滴と成って、暗闇に在る深淵の静かな表面へと、吸い込まれる様に落ちて行った。円い波紋が立ち、幾重もの輪 .... 詩をなぜ書くのか、といわれれば、ただ、ことばを書きたいように書いており、それが、詩といえば詩、というものになるということ。

ただ、詩は、これまでどのような役割を果たしてきただろう、と思うと、ま ....
私は、詩を書くことが苦手である。
それはたぶんあまり自分が綺麗な言葉を持ち合わせていないからだと思う。
ここでいう「綺麗な言葉」は、詩というともすればただの散文にしかならないものを纏め ....
我が家(実家)には2匹の犬がいました。

約10年前、
年上だった1匹が亡くなり、

きょう、
もう1匹も、
亡くなりました。


とはいえ、19年も生きたのですか ....
EF55の復活↓
{画像=080804150208.jpg}



 レールがあると列車が走る。 そんな気持ちにさせられます。工具店には金敷用にレールを10cm位に切ったものが売ってます。ロ ....
君は僕の手首の傷のこともちっぽけな心のこともぐちょぐちょの中身のことも知っているんだ。だから僕は君を信じられない。大丈夫だよと慰める声が嘲りに聞こえる。優しげに微笑む顔がどろりと崩れて醜い満面の笑顔に .... 私はよくモノを書く

自分なりに

捻りを加えて

それでも最後は

伝えたい事を、

いわゆる「オチ」を付けて書く



「おまえのは、詩ではなくて小話のネタだろう」
 ....
 天空がようやく白みはじめた夜の終わりに、緩やかな砂丘を白いターバンを巻いた少年がただひとり美しい装飾の柩を背中にのせたアジア象をつれて歩いている。沢山の花たちで飾られた柩の正体はけして定かではないが .... 現代詩フォーラムの
はじめましての投稿欄に
小川 葉さんの投稿があった
同姓同名なんだなあと思いながら
投稿内容を見ると
すべて脈絡のない
アルファベットと記号の羅列で
ウィルスコードの ....
年始である。最近はもっぱら書くことから遠ざかってきた。年末年始になると、まとまった時間ができるため、この場所に戻ってくる。外はシンとしている。


ここ最近はとくに安心した言葉が読みたい ....
 むかし僕は天使だった。
 せなかにつくりものの羽をつけ、そでのすこしよごれた白い服を着ていつも母ちゃんのそばにいた。
 かがみにうつった母ちゃんの顔はまるでペンキを塗ったように白く、やけにまじめ ....
 朝目が覚めると、隣に生理痛が寝ていた。
「…あんた、何してるのよ」
「何って、仕事です。好きでこんなことしてるわけじゃないですよ」
 生理痛はへいこらしながら頭を下げる。
 その日は ....
 その日、我々は日がな鳴りっぱなしの電話の応対で仕事どころではなかった。
  「本当に痩せるんですか?」
  「体に害がないなんてことないんじゃないですか?」
  「すぐにでも欲しいです! 早く ....
僕の好きな人は 僕の知らないところで ボコボコに殴られている
そのころ僕は コンビニのお姉さんに「弁当をあたためますか」って聞かれただけで
大喜びしている

僕は無力だと 涙を流して 焼 ....
手首を切るような人間の感情はわからない、と彼女は言った。
それは、彼女のまっとうさを端的に表わした発言だろう。
私が最も憧れて、同時に疎む、彼女の特性の一つである。
わからない、と言った彼女は、 ....
初めて火垂るの墓をみた。

衝動的に感想を書きたいと思ったので書く。

しかし私は頭が悪いので上手な文章は書けないし、

「そこは違う」

と言われても、反論できない気がする。

 ....
「ラブアンドピース」緑川ぴの
http://po-m.com/forum/showdoc.php?did=128847


アオザイの揺らめきはあのときのままではない。アオザイは民族衣装なので ....
ポエム岬

千葉県房総半島は長い
犬吠埼から九十九里の有料道路を使って南下すること一時間
そこに小さな岬がある
ポエム岬
誰がはじめたかしらないが
そこはいつからかそう呼ばれるようになっ ....
佐々木妖精さんの散文(批評随筆小説等)おすすめリスト(20)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
橿原断片_/_耳成山- beebee散文(批評 ...21+11-7-26
美しいことば- atsuchan69散文(批評 ...7*11-2-15
- 光井 新散文(批評 ...111-1-29
詩を書く者の責任とは、- 白井明大散文(批評 ...5+*09-5-10
詩というものの、ただ一部分について- こばんね ...散文(批評 ...408-8-19
■老犬へ- 千波 一 ...散文(批評 ...6*08-8-14
EF55の復活- あおば散文(批評 ...15*08-8-4
最期のダンス- 因子散文(批評 ...2*08-4-28
私が書くモノ- Honesty散文(批評 ...4+*08-3-26
虚偽と忘却のエピソード- atsuchan69散文(批評 ...8*08-3-10
子供の悪戯〜現代詩フォーラム編- 小川 葉散文(批評 ...13*08-2-11
詩人たちに継ぐ- 熊髭b散文(批評 ...408-1-2
この世界を離れて_★- atsuchan69散文(批評 ...7*07-12-27
リズム- 麻生ゆり散文(批評 ...4*07-12-16
冴えたやり方- 麻生ゆり散文(批評 ...2*07-12-12
苦痛クッキー- 青木龍一 ...散文(批評 ...12+*07-12-9
同病相哀れむもしくは- 亜樹散文(批評 ...9+*07-11-24
火垂るの墓- めぐちみ散文(批評 ...207-11-18
「ラブアンドピース」に対する異議申し立て- 佐々宝砂散文(批評 ...20+*07-8-8
ポエム岬- モリマサ ...散文(批評 ...14*06-2-21

Home