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点描したゾウリムシが
紙に対して小さくてもいいと思うのです

ゾウリムシは元々小さいから


「27才−言い訳」

とんがりコーンに指突っ込んで

爪!

と言いながら食べても ....
ひどい肩こりと不安から朝の4時とか5時に目を覚ましてしまうことが最近多く、本日も、久々の休みなのにたぶん4時くらいに目が覚め、サロンパスを貼り、布団に入って仕事のことで悩んだり腹が立ったりで眠れず、そ .... ただ今と開けたドアの
私の欠けた食卓は
とても幸せそうにみえた

壊れてしまえと願い続けた
間違っていたのは
私の方だったのかもしれない

湯気立つご飯に箸をつけ
そうであればいいと ....
 君の涙が



 僕の目に



 零れ落ちて






 共に



 泣く事が



 できたとしたら




 ....
おへそに つめをたてて
ぎゅっと押す
ざらざらとはみ出してゆくのは 宵の空
じいんとしていて
冷たい

暖色の
とうめいのふくろのなかに
とけては完結 してゆく
線路の上 やねの ....
わたしのふたつ
かくりとまわる
わたしにつもる



くちびるがおもいだされる
くちびるがおもいだされる
そのおくをもとめたくなる



とどまらぬ冬
とどま ....
花瓶の中の水曜日は
ゆっくりとながれてゆく
水のように透き通って
ざらついた日々が
回覧板にぶらさがってる


今はビニールの袋に音もなくおさまっている
でもそれも
ちりぢりになった ....
ほらまどのそとがわではかぜにゆれるきぎがへへってわらいながらやねやねこやでんしんばしらとひみつをはなしあっているからぼくはちいさなちょこれいとをかじりながらだれかがあたたかいこうちゃをそそいでくれるの .... 夜を知らぬ服を着て
夜を歩けば
夜は増す



夜は触れる
夜は浮く
夜はうたう
夜は{ルビ清=す}む
私の尾骶骨が泣いているのに
誰も気づかない

そんな哀れみを乞うようなポーズをとってみても
誰も気づかないふりをする

だって
自分が哀れんで欲しいんだもの
みんな

 ....
                  放っておいたアイスは
               溶けてべたべたになっていた
           僕はそれをスープ・クリーム・アイス
           ....
静かに
宙に
溺れる


{ルビ溢=あぶ}れる
ごちゃ混ぜ
色した
海の

どこ
終着とか
思いたく
なくて


空 
切って
足掻く


僕の
声は
 ....
あなたがいくら私のことを好きといってくれたとして、
愛してるといってくれたとして
どんなものからだってきっと
まもってみせるといってくれたとして
その額にやさしくキスをしてくれたあと
誓いの ....
   歯の奥のおくでしゃりり と
   こんぺいとうが 鳴った。

   まだよるは足元で
   ゆっくり呼吸している

   震度一のゆれが
   じんわり腕をつたって
   すこし ....
新しい病院へ向かう車の後部座席で
寝転がって窓の向こうを見ていた
お泊りはもういやなんだけど
指を銜えるほど
もうちっちゃい子供でもない

やがてドアが開き
傘をさしながら
ゴメン
 ....
明けてゆく
夜の濁りが沈んで
上澄みみたいな
透明な青に
鳥のかたちの
見慣れぬ生き物が
一羽
滑空して
かき消すように
蒸発する
黒い河のほとりで
まつ毛の先
震わせながら
 ....
アフロヘアーを見た
どんなアフロかと言われても
きのこ雲のようだったとしか言えない
爆発なのかと言われても
わからない作り方を知らないからとしか言えない
ただ憶測でいいなら
ドリフの雷様と ....
あの頃、君に告げられなかったことを今


 ***


ねぇ、君
冷やし中華を誰よりも早く始めたいの、とはりきる君の姿が僕は好きだったんだ



ねぇ、君
扇風機の首フリに合わ ....
お兄ちゃん、と
呼ぶのが
照れくさくて
そのまま
僕たちは年をとった。

あなたは家を出て
後を追うように
私も出て
あなたは戻り
あるいは他所の国へ
私は
死ぬまであなたの弟 ....
「お前をつれていくことはできない」
とネコは言った
「お前はこの旅に耐えることはできないからだ」
と言った
「それほど過酷なのだ」

凛とした目で遠くを眺めるネコ
何かを決意した ....
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