「気楽」を抱き締めた
精一杯に、一生懸命に
「矛盾」が貼りついてきたので
えいや、と払い落としてごみ袋に入れる
これはもえるごみだろうか、と
湿った「疑い」が落ちてきたので
とりあえず床を ....
{画像=080513015507.jpg}


自分を果てしなく励ましながら生きていく、

そんな生き方しかできない、

気がしないか?

自信もなく、

実績もない、

あ ....
にゅうすぺぃぱーとかいうものには
お皿に盛った、たくさんの不幸せが
食べ散らかされているようです

幸福とかいうやつが
いつも私の目標ですが
そいつはいつも笑いません

今日も電車に乗 ....
在る様に見えた向かいのプラットホームに
止まる列車ばかりを待っていた

落ちかけた陽に照らされ
辺りの羽虫も塵も金色に飛び交う中
次第に此処へと近づく車輪の音を聴いていた

けれどそれは ....
亡き人を偲び 
酒の机を囲むと何故か 

予想外におまけな 
一本のビールや 

皆の和に 
入りたそうな誰かの為に  
余分なグラスが運ばれる 

皿に盛られたつまみはどれも 
 ....
   あなたのことを日と思う
   君の異を空の旅にいっているのだろうか
     きみのこえが聴こえない



   あのときに看た時計のおとの針よ
     君は誰だかし ....
   私としては(誰なのか)
   沖のさくらは濃き唇(キスを)
   行くから待てる(永く、遠く)
   君に恋したよ。(魂がいたい)



    『気づかされるたびに
    あ ....
紅葉の色をした
頬が、笑っている
 
そこに降れようとする度
弾かれてしまうのは
私がいけないのか
それとも
別の何かなのか
 
影を背に立つ姿は、
いつも
私より前にあった
 ....
AM4時
揺れ動く時間に
プレゼントを食べました

オレンジのろうそくに
渇望して
溶けていく 温もりの
輪に入って

暖をとろうとしたのです

舵を 探しました

一人乗り ....
{ルビ霞=かすみ}のかかる朝 
交差点を横切る車の窓に 
雲間から射す 
日が光った 

( 冬の澄んだ路上に浮かぶ 
( かたまった光の残照 

次の瞬間 
「通りゃんせ」の唄は流 ....
交差点を右に曲がって
2つ目の信号を左折するとおおよそ500メートル先に
ローソンがあるのでそこをipodに上書きされ
ピチカートがブラボーブラボーいうので乗るはずじゃなかった高速道路を東京方面 ....
日が暮れる
夕空に星が輝いた
大きな月ものぼった


満月だ


タワーに灯りがともった
家々の窓にも
お店のショーウインドウにも


月が追いかけてくる


黒い山の ....
{引用=*

風の遺書



風の遺書を
思い思いに握りしめた
少年たちの
あしあとが
続く

空を
いくすじかの
涙がながれて


いきるって
かなしい?

 ....
静かで音ひとつしない水辺に座る

木のベンチは既に湿っていて私の体温を脅かす

平らな水の広がりは午後二時の強い日差しを受けて黄金に輝く鳥たちのための道

雨が降ってきて、それを見届けよう ....
毎日何もしないで家にいると
余計なことばかり考えてしまう
たとえば今日もまた
死にたい願望が表面化してきて
青い空がなんだか
何かしろしろと
ボクを攻め立てるから
だからなんだか
やた ....
手を繋ぐと
聞こえる音が
聞こえなくなりそう

明日のように曖昧な
昨日の出来事のように
今はまだ
起こるべくして
始まるべくして
ただ静かに
呼吸をしている

空が遠い
あ ....
ジャズアンドブルースはムードなんだよ
たばこの煙を吐き出しながら
あのひとは言った

ちょっと吸い過ぎなんですけど

その背景に何があろうとも
あったとしても
そんなものとは切り離され ....
浸された水は
つめたく
ねがえりもできないほどに
なぜか凍みたまま
あの人ごとをさらって
いって

かなしい
のふちにいるあの人
たしかにいかされ、芽生え
一つの
さむさの中にい ....
ある日のことです。

泣き虫王国と、
淋しがり王国が、
喧嘩になりました。

それは大きな大きな喧嘩で。
まるで戦争のようでした。

泣き虫王国の人々は、
お守りを手に、
嗚咽を ....
?

ステイン レス すちぃるのように
頭の中で 
キィィィィィンと響く水の音
今朝飲み込んだ睡眠薬


チークにマスカラ
シャネルのリップ
昨日もらった男の名刺

ストッキン ....
彼は彼の心の中の都市で
素敵な歌を歌う
僕は時々その歌を聴きに
都市に行く
そこで彼は誰からも理解され
誰のことも理解している
眩しい太陽
美しい恋人
すべての人々を魅了し
すべて ....
 
 
迷宮入りの
記憶に住む風景は
微笑む理由を
教えてはくれない
 
 
赤い炎すら
つめたさを流すから
ほろりと笑った
きみが寂しい
 
 
塀に沿って歩く
怖いの ....
 
 
 
リアリティを損なった青春と
 
 
お金と服と安い性器
 
 
ふるえたのは端末化したぼく
 
 
薄くなったまぶたを伏せて応答する
 
 
 
欲しいのは ....
君は
よわくて
その選択は正しい

うまく隠れすぎて、呻く
君の声が聞こえたときには遅かったのだね、そして
そうさせたのはたぶん私だ

君は
わがままで
その選択は正しい

魔 ....
たった一文字を
入れるべきか
どうすべきかを

悩んでいる。


その一文字は

最終文の

    。


なのだけど、


これがあるとないとでは

 ....
みかんみかんみかんあ・な・た・の・み・か・ん!ほら口の中がすっぱくなった。


あははははははは自分の急所もそこだから刺せないんでしょ?えいっ!。


囚わ ....
ゴダールの中で女が叫んだ

芸術とは フォルムを人間的にするものだ と。

生きた人間は、しばしば死んでいる
私はそこに存在していた
ただそれだけだ


あなたは 見ている


 ....
{画像=080617003626.jpg}
決まり文句のような言葉
配色
色彩が欠落していく
白黒の世界が拡がる
わたしは原色でいたのではなかったか?
セピア色でもイエローでもない
赤と ....
「楽しいから美味しい」
この事を忘れずにいようね

あの時の不思議そうな顔
ずっと忘れないわ

意地悪を言ってしまった
カフェ事件
バランスを無くしたのは
片側が傾いたから。
飛行船は空の果てを航空中。
上手に舵をとって
進んでいきます。

見下ろした景色が綺麗だと君が言う。
見上げた景色は遠すぎて実感が ....
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