すべてのおすすめ
もし、新たなメッセージがあったら死んでもいい、と念じたとする。
すると、あった場合は嬉しいし、なかった場合は死から遠くなり嬉しい。
もし、新たなメッセージが無かったら死んでもいい、と念じたとす ....
手がふれる、という覚悟と、手がふれた、という諦念の間には、ほんのわずかの隙間があって、わたしはだいたいそこいらへんに住んでいるのじゃないかと思う。わかっていながら、実在に達しない、その、なんとも。 ....
「詩人」という言葉のその概念的内実を考えてみれば、「小説家」とも「文学者」ともちがっていることがわかるだろう。
そこには、詩を表現手段とすることと、個人であるという、相反するような人間の定義が宿って ....
悔しさと苦しさを抱えて何年もやってきた。
それは、人と分かち合えるような種類の問題でなかったから、一人で考えるしかなかった。
世界の美しさが僕にはよく処理できなかったから、言葉で理解した範囲を再現 ....
―――『となりのカフカ』池内 紀 (光文社新書)を読んで
カフカといえばあの、「悪い夢に出てきそう」な、虫になる男の「悪魔じみ」た「小説」、『変身』を思いおこす読者が ....
ここに参加してから6カ月以上たちました。
当初「ゲイジツって……」という散文でいろいろ現代詩は気味悪いと書き、芸術を標榜するサイトもゲロがクソを批評しているようだと書いたら、OHさんあたりからも ....
1年ほど前から詩を書き始めた55歳の弁護士です。どうせなら芸術性のある詩が投稿されているようなところで批評された方がよいかなどと傲慢にも思い、あるサイトをのぞきました。そこに投稿されている詩もレスも ....
他人のことは知らない。
自分自身について。
今は41歳だ。もうすぐ42歳になる。
13歳の頃から詩を書いている。
途中、8年くらいのブランクがある。
21から28歳くらいまで ....
祖父は人望があり教養があり武道にも長けていて体つきも良く美男で髪の毛が黒々としていて緩やかなウェーブを描いていてふっさふさだったらしい。
俺の近所には日本で初めての民間飛行機場があったというところが ....
どこの誰のせいで、とは言わないけど、つーか言えないけれど、私はこないだからだいぶおかんむりで、イライラしまくっている。イライラを吐き出さなくてもそれほど精神衛生を悪くするということはないけれど、少なく ....
合唱団に所属する機会に恵まれた私は幸運だったと思う。ステージに上がろうが、人前に出ようがもの怖じしない心臓、声の飛ばし方等々を覚えることが出来たし、何より様々な詩に向かい合うことが出来た。合唱曲は詩の ....
作業台の上にスプレー缶。
ピカピカの白いランドセル。
「リュウジ、何やんの?」
リュウジはオレの父ちゃん。
ウチみんなよびすて。
「ま、見てりゃわかるって」
銀 ....
我が家(実家)には2匹の犬がいました。
約10年前、
年上だった1匹が亡くなり、
きょう、
もう1匹も、
亡くなりました。
とはいえ、19年も生きたのですか ....
齢73にしてライトノベルに手を出した筒井康隆の作品が
読めるのはファウストだけ。やる気と本の厚さは正比例すると
思い込んでいる編集長、大風呂敷はどんな不誠実さも丸め込むと
思い込んでいる編集長、 ....
その1
カチンコチンに
かたまって
ピキンピキンと
おとがなる
道往く子どもに
すぐわかる
「あ!ロボットだ!!」
駆け寄った
子どもたち
さわって ....
花びらと仔犬
ある時、僕がお散歩に行くと、花の中で仔犬が眠っていました。
ここちよさげにすやすやと眠っていました。
僕はそっと見詰めて、去っていきました。
それから僕は、散歩中にその仔 ....
昔
むかぁし
学校帰りに
知り合いになった猫が
そのまま家についてきて
とても愛らしい顔した
上品な
そして礼儀正しい
奴だったのだが
家で大目玉食らって
知り合った場所まで送り届 ....
今日図書館で谷川俊太郎の『詩人の墓』を読んだ。
そうして大学時代谷川俊太郎を専攻していたというゼミの先生が、今の日本で詩だけで食べてゆけるのは谷川俊太郎一人だと言っていたのを、唐突に思い出したのであ ....
最初に言っておかねばならない。私は経験を重要視するわけではないし、軽んじるわけでもない。私は経験について中途半端な考えを持っている。経験は重要な場合もあるし、そうじゃない場合もある。経験しなけりゃわか ....
誰かに頼まれて
夜のオフィスに出掛けた。
最寄りの地下鉄の駅は
アールヌーヴォーのオレンジ灯で
ひとがたくさん歩いていた。
あなたを知ってるわ、と 話しかけられ、惑い、通り過ぎる。
....
WARNING!WARNING! (←無駄に英語。笑)
このページには人を不快にさせる表現が載っています。
自己の判断と責任でご覧ください。
あと、意外とテキトーなのでテキトーに見てください ....
注意・・・あくまでも私の主観ですから、笑い飛ばして下さい。
ズバっと言ってしまう系が苦手な方はお控え下さい。
ノークレームでよろしくお願いします。
毒舌指数★★☆☆☆☆
第一 ....
ポエム岬
千葉県房総半島は長い
犬吠埼から九十九里の有料道路を使って南下すること一時間
そこに小さな岬がある
ポエム岬
誰がはじめたかしらないが
そこはいつからかそう呼ばれるようになっ ....
人と違ったことを見つけ出すことが、新しいとは限らない。
異色になることが、新色になることとは限らないと思う。
たとえば、ファッションで‘パリコレクション’というショーがある。
新しい服ばか ....
中学生の頃、僕は「不良グループ」と呼ばれる集団の中にいた。
でも学校ではまったく逆で、成績もまぁまぁ良かったし、友達や先生から「何であんなやつらと一緒にいるんだ?」って、「抜け出せないなら助けるよ」 ....
りゅうのあくびさんの散文(批評随筆小説等)おすすめリスト
(55)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
おかしなおかしな願い
-
杉原詠二 ...
散文(批評 ...
2*
12-10-19
届くとか届かないとかのこと
-
はるな
散文(批評 ...
8
12-9-11
「詩人」概念の私的探索
-
杉原詠二 ...
散文(批評 ...
5*
12-6-27
時が過ぎるので身が縮む
-
杉原詠二 ...
散文(批評 ...
3*
12-4-20
【批評祭参加作品】「へんてこな作家」という親愛の情
-
石川敬大
散文(批評 ...
7*
11-3-8
現代詩フォーラムに参加しての感想
-
……とあ ...
散文(批評 ...
12*
10-1-6
ゲイジツってなんだ
-
……とあ ...
散文(批評 ...
6+*
09-6-25
何を書くか。どう書くか。そしてその先で、何を書くか。
-
いとう
散文(批評 ...
27
08-9-29
彼岸
-
榊 慧
散文(批評 ...
6*
08-9-20
今ここにある現実
-
佐々宝砂
散文(批評 ...
18*
08-9-17
二次的創造性を生ませたい
-
北村 守 ...
散文(批評 ...
3*
08-8-21
銀色のランドセル
-
長谷川智 ...
散文(批評 ...
2*
08-8-15
■老犬へ
-
千波 一 ...
散文(批評 ...
6*
08-8-14
1890円(税込)の文芸誌
-
キリギリ
散文(批評 ...
4
08-8-13
ロボット_2話
-
長谷川智 ...
散文(批評 ...
3*
08-8-9
ショートショート/花びらと仔犬
-
いすず
散文(批評 ...
2+*
08-6-27
迷子
-
北村 守 ...
散文(批評 ...
5
08-6-15
詩人の墓
-
亜樹
散文(批評 ...
5+
08-5-31
「経験」とは「不可逆な変化」である。
-
佐々宝砂
散文(批評 ...
13*
07-11-12
世界
-
もも う ...
散文(批評 ...
13*
07-11-9
スラング基礎講座〜アメリカ人と喧嘩してみよう編〜
-
榊 慧
散文(批評 ...
9
07-10-23
ものづくし__〜KAZANAGI草子〜
-
Rin.
散文(批評 ...
32*
07-9-12
ポエム岬
-
モリマサ ...
散文(批評 ...
14*
06-2-21
詩にとって_「新しいとは何か」
-
つきのい ...
散文(批評 ...
9
05-8-14
「バイクと少年」
-
ベンジャ ...
散文(批評 ...
7*
04-12-5
1
2