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絵みたいな笑顔だったよ午後四時に染まったぼくらの玩具の手錠



騙されるのもいいねってきみが言う 野球部とすれ違う うそつき



最後かもしれない名前を連呼する北18条 ....
壇蜜を小脇に抱えヘリで去るやけに激しい風が吹いてる 夢を摘み現実見せる教育でサンタの数が減少してる こじれた風をみおくってためいきのゆくえざわめきみもふたもなく


はじめてのうそつきましたうそのうそつきましたうそつきましました


泣いててもかわいいが無敵なうちにぜんぶくだ ....
真夜中に発光している緑、緑 あの日の電話ボックスはどこ?


信号機変わる直前走り出す少年少女のような青空


古本屋に眠り続ける文庫本 赤子のきみが手にとる日まで


いやらし ....
ヒョウ柄のブラジャーすれば少しだけ強い女になれちゃうのです

キャミソール細い肩紐に見せかけて女の紐はほんとは太い

ふわもこが恋しい季節になりましてしーんと冷えた足のゆびさき

てぶくろ ....
ヒグラシの遠い呼び声暮れて行くひとりぼっちの道は遠くて

夕暮れの窓辺に寄って本を読む涼やかな風秋の足音

金色の庭でみつけた木漏れ日のスポットライト妖精の輪だよ

ひとりきり置いてきぼり ....
デジタルの文字の数だけ姿見せラインのように近くて遠い

退屈な私たちに夜を置くスマートホンの便利な夜明け

東雲を鎌で研いだ三日月は昨日噛んだ爪の歪さ

山間を染め逝く夕陽の亡骸が蝉 ....
この路地のつながる先がどこなのか知るはずなのにわからなくなる

とちの実が落ちてきますと言うから手を繋いで走った

ほとんどがみどりの中にひとふたひら色素の薄いきみの熱情

内陸の町の夕陽 ....
落とし穴 落ちたことは 
他人(ひと)のせい 
這い上がったのは 自分の力
ひとしずく、落ちて夜明けを目覚めゆく{ルビ希=ねが}いを祈りを君の瞼に


白い鳥ふいに飛び立つ{ルビ海岸=うみぎし}に遥かな時をひとを忘れる


また夏に帰ってゆく旅誰もいない駅にまどろ ....
人差し指 小さな掌で掴み 握り返すとまた強くなる

散らばったおもちゃの端を甘く噛み 濡れているほど好きの順番

もうすぐ産まれてから半年になる 新しい歌また覚えたよ

眠る子の顔を真上か ....
わあわあと脈略のない会話の後すとんと眠る君羨まし

悪夢でも構やしないと待ちわびる瞼を閉じてじっと堪えつつ

からからに渇いたのどを潤しに台所立つ顔青白く

そのままに今朝を迎える覚悟なく ....
出産を終えた私に指立てて「グッジョブ!」と言う2歳の娘 君のこと 尊重すればするほどに その背中だけを 見る時間増し


コーヒーが苦手な君に砂糖入り甘いカフェオレを出してく策略


なんとなく毎日飲みたくさせていく カフェインにすら嫉妬してい ....
球体の全方向へゆけること水無月の坂はゆるりと続き

七分袖着るか着ないかしてるうちドミノ倒しで夏の到来

夕刻のうすくかげゆく西向きで満ちていくのはクライミー ア リヴァー
この雨が四十一度であったなら裸にシャボン蛙はうだる

いたるところにまち針をしるしておけば明日はそこから

淡い虹ふりむけばもう消え失せてことごとく逝く春も逝く

下敷きに静電気下書きに尖 ....
冬の空星を探して歩く君触れ合う肩にとまどう私

大切な人を静かに想うとき心の奥がほんわか{ルビ温=ぬく}い

抱き合ってキスをするたび加速する恋の温度と二人の距離と

ただ甘く咬みつくよう ....
送電線 辿る旅はここが終点 架からない橋 それぞれの岸


雨雲の真下あたりの高台に 何か書く人 インクが滲む


田は潰れ 地は鎮められ 採る人もないミカンをカラスが散らかして
 ....
朝ぼらけ冴えない頭であくびしてああ今日も生きてる息吸ってるさ

あの恋は何処へゆくやら目玉焼き作りながらも考えているボケ

ブーゲンビリアの咲くように南の島で暮らしたい朝

魚の眠 ....
小遣いを貯めておかんの大好きなお花を買ってお手紙を書く 乾いてる軒下暮らし梅雨の日もそれが定めとうな垂れて

ほんとうに美しい玉葱の芯どうしてもほら泣いてしまいます

玉葱の玉を採ったら葱だらけでもそれは夢{ルビ二兎=にと}を追うひと

玉葱の ....
破裂する花火と同じ我が想い夏を越せずに砕け散るのか トリックを最高額で競り落とし彼女に見せるカードマジック ぼくも夏毛になりましたって そんなアホな 
暑中お見舞い申し上げます   たま

雨の日はほら
また寝ぐせがついてる犬のひげにアイロン だめかしら

どしゃぶりの雨の中しつこく猫をさがす犬 ....
輝きを追いかけ続け立ちすくむ向日葵は今も恋をしている

雨上がり雫きらめく紫陽花の空の彼方に七色の虹

睡蓮は神話の国の夢を見るまどろみながらたゆたう水辺

満月の月の光に誘われて待宵草の ....
僕はまだひとりぼっちを探してる夕暮れ帰る道の途中で

一番星ジャングルジムのてっぺんで見上げた空はなんて大きい

懐かしいあの日のメロディくちずさむ二人の影が夕日に揺れて

黄昏はいつでも ....
ビルの向こう沈む夕日を見送ってまた来る夜に足を踏み出す

夕暮れに金木犀の匂いたちやさしい{ルビ時間=とき}をしばし楽しむ

つかの間の光の中でかいま見た妖精の翅どこへ消えたの?

かくれ ....
詩は君にやって来るのか調息し
       静かに過ぎる絵 色彩活写


陽光にミルクカップが語りつつ
         あらゆる会話は朝に静寂


青空に空中神殿描くたび
     ....
この想い

君に届けよ

恋心

淡いすっぱい

苦い切ない
りゅうのあくびさんの短歌おすすめリスト(74)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ロマンス係数X- 初谷むい短歌4*15-7-11
壇蜜を小脇に抱えヘリで去るやけに激しい風が吹いてる- 北大路京 ...短歌415-7-5
夢を摘み現実見せる教育でサンタの数が減少してる- 北大路京 ...短歌515-2-7
風のはじまりをあなたは知っていますか?_ - 阿ト理恵短歌12*14-10-13
きみから奪う- 本木はじ ...短歌4*14-10-11
ベッドでは香水だけをつけるなど、一生縁のない日々のつれづれ- そらの珊 ...短歌19*14-10-11
黄昏遊戯Ⅳ- 未有花短歌11*14-10-4
夜を置く- 為平 澪短歌5*14-9-28
もりおか- フユナ短歌714-9-26
それも落とし穴- 陽向短歌2*14-9-26
ひとしずくの夜明け- 石瀬琳々短歌4*14-9-24
うちの子のうた- 中村 く ...短歌4*14-9-22
夜明けに_五首- 森川美咲短歌3*14-9-21
出産を終えた私に指立てて「グッジョブ!」と言う2歳の娘- 北大路京 ...短歌814-6-20
ひとり- a-little-bir ...短歌3*14-6-4
クライミー_ア_リヴァー- そらの珊 ...短歌8*14-6-2
パーソナルレイン- そらの珊 ...短歌9*14-5-26
恋する気持ち_〜Love_in_a_mist〜- 未有花短歌12*14-3-4
川の向こうの線路- 深水遊脚短歌5*14-2-11
日曜の朝の歌- 梅昆布茶短歌213-7-14
小遣いを貯めておかんの大好きなお花を買ってお手紙を書く- 北大路京 ...短歌3*13-7-10
玉葱なひと- たま短歌25*13-6-29
破裂する花火と同じ我が想い夏を越せずに砕け散るのか- 北大路京 ...短歌5*13-5-31
カード- 北大路京 ...短歌612-10-19
ちぎれたしっぽ- たま短歌23*12-7-27
Flowers_〜夏〜- 未有花短歌14*12-7-3
黄昏遊戯Ⅲ- 未有花短歌9*11-2-3
黄昏遊戯Ⅱ- 未有花短歌10*09-9-28
詩は君にやって来るのか- アハウ短歌309-4-27
恋心- 井上尚人短歌3*09-2-5

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