石壁の家の裏手に枯れた葱ほんの四方に人は生き抜く 蛾がばちっと鳴った火曜日 深い鞄に手を入れ多分鍵でるよ 運命の人に出逢えばよくわかる他とは違う懐かしい匂い

いつの日も今必要な出逢いあるドラマのような必然を呼ぶ

花々は太陽を見て微笑んだ命輝かせる強い陽射し

道端に咲いてる名前知らない花季 ....
想い出を潰したカスが目の奥に引っかかっててくさやの臭い 土日だけ少女に戻る人と居て力まかせにハズす知恵の輪 夏だから踵の折れたハイヒール俺に売りつけ水着買えバカ 日の出までもうまもなくの午前四時キタクシュッキン行き会う路地

かえれないとかえらないとはちがうはずきみの声はおぼえたカラス

さよならをくださいって言ったのは寺山君です時計はやめる

涙 ....
道端の小さな花が美しい心に灯る希望の光

枯葉踏み聞こえる音を楽しんだ水分もなくガサガサ鳴った

枝を持ち砂浜に書くLOVEの文字永遠の波が来ても消えない

気になって月の裏側見てみたい透 ....
思い出すたび美しくなる人を愛する君と見ている朝陽 コーヒーに砂糖とミルク入れて飲むゆっくり溶ける嫌な現実

バラ園の気品豊かなピンク色マイナス要素見つけられない

詩集には幻想的な言葉たち一行一行連なる文学

風に乗り届く想いはセピア色夕 ....
引き出しの奥のカメラに氷河期の白い記憶を閉じ込めたまま


唯一の命を抱えプラズマのウサギと共に言葉を泳ぐ


空っぽな夜にはひとに知られずに空へ静かな青を吐露する


(永劫)が送 ....
想像の友達と来てるボーリング 何度投げてもスネークアイ

昼頃におはようと言える友達とかいたらと思う土曜日の朝

焼きそばとご飯を共に食べている 炭水化物に炭水化物

ドロドロのザーメンを ....
朝顔の顔面を殴る夏の朝

神社にてジンジャエールを飲みにけり

梅干しの種を吐き出す夜一人

茶柱に歓喜している人柱

暇過ぎて短歌作りし授業中

眠れずに睡眠薬を噛み砕き

 ....
妹が勝手にうちに押しかけてシーチキンの缶あけて帰った


オルガンのゼリーや朝焼けのゼリーをたべたいとこぼす夜の病室


太陽のみてないところで北風が上手にほおずりするハイウェイ


 ....
ドーナツの穴だけ食べて痩せたのよ(このあとグーで殴られました) たよりない軸をつかんでわらってた 人工衛星みたいに遠くで



罵倒してもよかったんだよ ボディソープの淡い匂いのぬけがらを抱く



かみさまの代わりにネオンの消えた街へ ....
二千十一年十一月

四日金曜日

おやすみを 君に言うのは 寂しくて いついつまでも 話していたい

毎晩も 君の声だけ 聴きたくて 電話しようと 思うがやめる

何故君が 俺を愛すか ....
溶けきれぬ不快たゆたう口腔の 言の葉砕く闇のオヴラート

一弦を弾いて吐き出す吐瀉物を掻き集めては咀嚼している

紡いでいる業のかたまり積年のコットンキャンディてらいて七色

空めがけ有刺 ....

木曜日
予備校の前で君と会う
MEGADETH止めてイヤホン外す
・・
君が言う
「スパゲッティがたべたいよう」
スパゲッティはありませんよう
・・・
水曜日腕を振るったごちそう ....
 
 
月工場で
おじさんたちが
月を作っている
その日の形にあわせて
金属の板をくりぬき
乾いた布で
丁寧に磨いていく

月ができあがると
ロープでゆっくり引き上げる
くりぬ ....
天を問う声に季節はすみついて羽はだいだい地を駆けめぐる





おのが目に降り積むものを焼き払え隔たり持たぬ点灯のため


くらやみにうごめくものを虫と呼ぶひかり求めて ....
クレーン車のフック空荷で巻き上げられ冬の日暮れの月に届きぬ 冬型の気圧配置を見てるよう、穏やかに君、強かったりする

拝啓と綴る手紙の確かさが、チョコレイトより君らしくある

この空と夜が導く{ルビ静寂=しじま}さえ盗めば春と予告状だす

焼酎に水 ....
マシンガンにチョコレート詰めてぶっ放す発情都市への宣戦布告
マシンガンにチョコレート詰めてぶっ放す蜂の巣になる君が好きでした
マシンガンにチョコレート詰めてぶっ放すたやすく好きとかいうなばかもの
 ....
コンパスは曲がっていびつな丸だけど繋ぎあえたね みぎてとひだりて


荒野から帰れない人の手を引いて一緒に迷える勇気をください


空も海もポストも電車も燃えていて誘爆するまであと1回のキ ....
コンセントから漏電した原色の((わすれないで))はフィクションとなり



       凝固剤の足りない夜の水槽で泳ぎも歩きもできない会話 


壁 ....
穴の夜に可憐な花を引きちぎる 心の底から憎まれたくて


『やさしさ』という字はとても丸いのでやわらかなものと誤解していた


ワンピースに西のワインがふりかかる とれない染みに焦がれど、 ....
コーヒーの代わりに紅茶が来たような今日の雪にも生きてるを知る

また晴れて明日は雨で次が雪、まるで季節が君のようです

もう一度、降るというなら、その覚悟、空と君にと確認をする

 ....
風船のパンチ
ハーモニカのプラグ
やべぇ 尿意催した
たんたらんら たんたらんら たんたらんら ら
あ ぅー ぅ

ふふふんf ふふp^^ppp
 ひとりでに笑うにんぎょ^− ふふんp^ ....
おめのマナグ

わだばおめのマナグどご
なも言えねまま見でだ

へば
右さ左さおぎぐ揺れだっけ!
そのマナグ!

わだばおめどご好ぎだ

だどもよ
仕事で東京さ出らねばならね
 ....
町田アキラさんのおすすめリスト(68)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
石壁の家の裏手に枯れた葱ほんの四方に人は生き抜く- フユナ短歌616-9-7
蛾がばちっと鳴った火曜日_深い鞄に手を入れ多分鍵でるよ- 猫のひた ...短歌216-9-1
道端- 夏川ゆう短歌116-8-9
想い出を潰したカスが目の奥に引っかかっててくさやの臭い- 北大路京 ...短歌216-8-7
土日だけ少女に戻る人と居て力まかせにハズす知恵の輪- 北大路京 ...短歌216-8-7
夏だから踵の折れたハイヒール俺に売りつけ水着買えバカ- 北大路京 ...短歌216-8-2
始発と交わる地平線/即興ゴルコンダ(仮)投稿- こうだた ...短歌5*16-7-26
LOVE- 夏川ゆう短歌216-7-26
思い出すたび美しくなる人を愛する君と見ている朝陽- 北大路京 ...短歌316-7-19
コーヒー- 夏川ゆう短歌216-7-19
氷の記憶- 由比良 ...短歌616-7-18
短歌書いた- 山犬切短歌216-7-17
俳句書いた- 山犬切俳句2*16-7-17
さかなパーティ- さわ田マ ...短歌9*16-7-6
ドーナツの穴だけ食べて痩せたのよ(このあとグーで殴られました ...- 北大路京 ...短歌316-7-4
アンチ・ハッピー- しろいろ短歌10*11-12-3
秋の罪- 攝津正短歌211-11-29
オルタナティヴ第二次性徴- 否々短歌211-5-24
戯れエチュード- 瀬崎 虎 ...短歌409-4-21
月工場- たもつ自由詩3809-4-7
◆てんとうむし- 千波 一 ...短歌3*08-2-17
- A-29短歌4*08-2-16
冬にうたえば、春は近づく- たにがわ ...短歌708-2-15
チョコレイトマシンガン- しろいろ短歌16+*08-2-14
片道切符- しろいろ短歌5*08-2-13
きみは東京に住んでいる- 簑田伶子短歌25*08-2-13
穴の夜に- 石畑由紀 ...短歌3508-2-10
きまぐれの雪- たにがわ ...短歌308-2-8
よどんだ空気- 狩心自由詩2*08-2-4
マナグ- N哉自由詩5*08-1-30

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