今日も仕事(早朝コンビニバイト、毎日ではないだす)前にいっちょオン書き即興詩、と思ったのだけど、今夜はなんにも思いつかないのでオン書き散文にしてみる。

バナナと豆乳とキャラメルの大量摂取&丹田式 ....
眠っている
こいびとの背中に
字を書く
油性マジックで
大きく書く

わたしの名前を書く
そっと書く

忘れられてもいい
あした
もう
ここへ
帰ってこなくても

背中に ....
温泉の
小さな露天風呂は
微かに
排ガスの
匂いがした

生垣で囲まれた
小さな屋上で
年の離れた男と
星空を見上げる

そっと
からだを合わせたら

温まる
ほどける
 ....
{dl}
{dt}片野晃司 [22:15:47]{dd}では、そろそろ合評会はじめますね〜
{dt}PULL. [22:15:58]{dd}有井さん、こんばんは。
{dt}片野晃司 [22:17 ....
    その瞬間
    私の手の甲に
    冷たく鈍い痛みが走る

    うっすらと
    滲みはじめるその赤に
    私は泣いた

    聞き付けた母親が
    どこ ....
夜の霧の街灯の脇から
ほんとうに小さなものたちが湧いている
きぃきぃと
ほんとうに小さな声を上げている

いられなくなったのだねと
手を差し伸べると
爪の先から入り込んで
 ....
友人の部屋の隅っこに
ネジが一本転がっているので。

「このネジ何?」
「どうやら俺のものらしい」
拾い上げて見ると確かに友人の名前が書いてある
「そりゃそうだろう、お前の部屋に落ちて ....
あら、困ったわ
が口癖の君が困った様子なんて
今まで見たことがない
あら、困ったわ
なんて言いながらも
トントントンッとまな板の上で大根を切ったり
ザッピングをし続けた挙句の果ては ....
まけじゃんけんというものをおそわりました
さきにあいてがだしたてに あとから
わざとまけるてをだすじゃんけんだそうです

ぱーには ぐーを
ちょきには ぱーを
ぐーには ちょきを

ま ....
土曜の夜はカレーだった
カレーを食べながら全員集合を見る
土曜は、カレーで、ドリフだった
子供時代

兄が結婚して家を出て、春はもう三度目
週末には実家に子供をつれて帰ってくる
甥っ ....
サードとショートは楽しそうに話をしている
ああ、いいなあ、と思ってセンターを見る
そこには人数あわせの地蔵
ということはチェンジになるごとにあれをベンチまで運ばなければいけない
はるか彼方 ....
ふと右を見ると三塁手が君だったので
僕はすっかり安心した
うららかな春の日、デーゲームは淡々と続いている
スタンド、ベンチ、フィールド
いろいろなところからいろいろな声が飛び交っている
 ....
雲のない
ブルー・スクリーンを仰ぎ見ても
語るべきものなど何も残されていない
サイレント、ひとつ
崩れながら包み込まれる

ネイティブ・アメリカンに
インディアン・サマー ....
ええと、俳句結社に入っていたり、俳句について勉強していたりする人は読まなくていいです。あくまで初心者向き、老婆心のお節介的文章。あのねそこのひと、ベテランは読まなくていいんですってば!

(ここよ ....
たまねぎを剥く事くらいに
泣くのは簡単だと言うクローゼ
とても静かに
自分の作った暗喩を慰めている



すり減ったローファーを履いて
路地裏でメントスを噛むクローゼ
クローゼのメン ....
ある晴れた日
手紙を出しに行くとポストは
「秋だなぁ」と
しみじみもらし
それから私に気づくと
真っ赤になって
照れていた
ねぇ君
久しぶりに天気もいいし
どうだい一緒に伐採でも

まぁ素敵
世界中の大木をなぎ倒すわ
わたしとことんやっちゃうから

ウィンク
すごくチャーミングガール
僕もすかさず斧 ....
葉をひろげて
スカートパラシュート〜
葉をおもいっきりひろげて
すって
 はいて
  ふくんで
   抱きかかえるっ
はい!そのまま
ゆっくり腰をおとして
ポットの底まで
そして
 ....
今日も朝から
洗濯機が大声で歌っている
オペラのつもりのようだけど
音痴で
しかも、時々声が裏がえる
近所迷惑だからやめてくれと言っても
聞く耳をもたない

ありったけの洗濯物を押 ....
おいしそうなくもが
そらにうかんでいた
こうえんの
すべりだいのてっぺんにのぼって
つまさきだちして
すぷーんをふりまわすと
ほんのすこしだけ
すくいとることができた
おさらにのせ ....
                      communication breakdown (4〜6)

  川原

川原にきれいな花が咲いていたので
スコップで根ごと掘り起こして
ス ....
                      communication breakdown (1〜3)

  キュウリ

ある日目が覚めると
きみと知らない女の子が
向かい合って朝ごはんを ....
  


とうさん


せんせいのおはなしには

ぼくらでてこなかったね


ぼくやまねこさんのように

どんぐりのさいばんしたかったな


くらむぼんみたいな友達ほし ....
日曜の朝刊はテレビ欄から読むのを習慣にしている
新しい連続ドラマなどやっていないだろうか、なんて
A4サイズに畳まれた新聞をA2まで広げたとき
私はテレビ欄に挟まれていた1本の髪の毛を発見し ....
  


僕の獏

{引用=よく覚えちゃいないんだけどさ
ちっちゃい頃に獏を飼ってたんだよ
お姉ちゃんがアスピリンに過剰反応しちゃって
県立病院に入院してから
お姉ちゃんの見舞いに行 ....
 「捧げる詩集」(1995年・緑鯨社)には、1988年から1990年にわたって個人誌「風羅坊」に発表した作品を収めた。個人誌といっても、B4用紙に短い詩を毎号6〜8篇コピーして読んでほしい人に見境もな .... 夜中も二時になった
眺めるものがなくなった
冷蔵庫の前に座り込んで
あの音を聞くと
ざわざわする

腰の辺りに
コンセントがないか
確かめる
あるのかもしれない
遠くへ行こうとする ....
人がいないと
グラウンドは淋しそうだ
ただ広さを主張するばかりで
しかしその声は誰にも届かない


私が足を踏み入れると
グラウンドの広さが私を取り囲む
全てが遠ざかっていくので
私 ....
今朝、レモンを産んでしまった
それは、色も形も匂いもレモンそのものだった
もし産んだのが卵だったら対処のしようもあったろうに
なんでレモンなんか産んでしまったんだろう
レモンに耳をあてると ....
駅からちょっと斜め方向の
ひまわり商店街は
活気をとりもどすために
商店街の名前を
マシンガン・ストリート
に変更した

それぞれマシンガンと銘打った品を出す
ことにつき 


 ....
石畑由紀子さんのおすすめリスト(554)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
感想妄想批評妄想- 佐々宝砂散文(批評 ...11*04-4-8
油性マジックで- チアーヌ未詩・独白8*04-4-4
不倫温泉- チアーヌ自由詩10*04-4-4
リアルタイム会議室ログ4月4日- 片野晃司散文(批評 ...304-4-4
剥離- umineko自由詩5*04-4-3
私に名前を授けてください- いとう未詩・独白1004-4-1
ネジが転がっているので- たもつ自由詩1904-3-29
あら、困ったわ- たもつ自由詩5004-3-26
まけじゃんけん- 汐見ハル自由詩29*04-3-24
土曜日の子供たち- RT自由詩4*04-3-23
豊穣な三遊間- たもつ自由詩904-3-16
饒舌な三遊間- たもつ自由詩1604-3-10
サイレント、サイレント、サイレント、- いとう自由詩33*04-3-8
俳句の非ジョーシキ- 佐々宝砂散文(批評 ...15*04-3-8
クローゼ- からふ自由詩1204-3-7
ポスト- いとう未詩・独白1104-3-5
えぴそーど- Monk自由詩504-3-4
紅茶教室(ジャンピング編)- 湾鶴自由詩4*04-3-1
夏の風- たもつ自由詩1704-2-27
くも- アンテ自由詩8*04-2-24
communication_breakdown_(4〜6)- アンテ自由詩6*04-2-21
communication_breakdown_(1〜3)- アンテ自由詩12*04-2-12
豚の唄- AB(な ...自由詩22*04-2-10
毎朝、新聞を読むためには- たもつ自由詩1604-2-10
僕の獏、獏の僕- AB(な ...自由詩904-2-6
あとがき- よねたみ ...自由詩1304-2-4
コンセント- 岡村明子自由詩404-1-31
グラウンド- 和泉 輪自由詩1204-1-30
レモンの日- たもつ自由詩4204-1-30
夕焼けが足りない13(マシンガン・ストリートの少女2)- AB(な ...自由詩1104-1-28

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