ジンジャーエイルでいいです
知ったかぶりして注文したら
それはどんな味がするのかな
一杯回してくれないかね
と
亡くなったお祖父さんに冷やかされた
お祖父さんは
お酒が好き ....
感受性くらい自分で磨かなきゃ、とか茨木のり子さんに叱られて、それについて考えてみました。
感受性って、入力される信号に対する感度のことですよね。感受性が高いっていうのは、そのセンサーがとても敏感 ....
奥さん 塩ふいてますよ
台所に立つ妻の あらわな肩を
愛情表現のつもりで ぺろり
なめたら いやというほど
ぶん なぐられた
の丘に
咲いたダリアの一輪の
唇の頬のうなじの太ももの蹄鉄の
隠された場所の
の丘に
びっしりと生えそろう数億のダリアの一輪の
唇の頬のうなじの太ももの
暴かれた場所の
の丘
....
発車ベルが鳴ると
髪の毛が風に笑ったね
誤算だったね
脚の長い女の子の
脚が長くてきれいだったね
「栞」を「おしり」と読んで
男の子がはしゃいでいたね
それはきっと僕だったね
....
おとこの乳首はさみしい ふたつの
わすれられた 夢のあわいに
ひらかれる とおい戦線
それを おんなの指が
不思議そうに つまむ
未来機械、発明しました。何に使うかはいま思案中です。
赤いマントでメキシカン・ドリアを食べるルクセンブルクの怪人
白い壁に白い花咲く 誰に見つけて欲しくなかったのだろう
....
星飛雄馬のお父さんが
ちゃぶ台をひっくり返したのは
実は
たった1回らしいと
誰かがブログで話してた
怒鳴って
声を荒げて
破壊して
それは新たな怒りを呼んで
そうして
本質は ....
手をつながない
なかよくしない
月のうらがわを
のぞいても
とびこんだりしない
詩と技術ということを常に考えています。
というのは、私は詩を書くとき、技術的なことはぼんやりとしか考えていないから。
ぽっと浮かんだものを何も考えないで(言葉で表せるようなことは考えてない)書いて ....
われわれのうちの多くは、自分の脚でいろいろなことを行う。
走り、跳び、ボールを蹴り、時には自分の頭より高く脚を振りあげたりもする。
だがこれらの動作はまず、「歩く」ということが出来なければどうにも ....
kim「詩人を攻撃してるわけじゃありません。」
http://po-m.com/forum/showdoc.php?did=71718
◇
今、日記を書いている。日記を書いている最中に ....
私はいつから「詩」を書くようになったのだろう?書き始めたのは10歳の初夏のこと、テレビで紹介されていた谷川俊太郎氏のソネットに触発され、その作品が収められた文庫本の「谷川俊太郎詩集」を買ったのがきっか ....
水冷たく真白に染まる研ぎ汁と米のかたさに生き抜くを知れ
納豆の引いた糸にも闘えば今日も生きているのだと気づく
「あついわよ気をつけなさい」という母の声は無くとも御御御付け持つ
....
http://po-m.com/forum/showdoc.php?did=69564&from=listdoc.php%3Fstart%3D0%26cat%3D5
>「自分にとって詩とは何か」 ....
私には孤独がない
あなたが
孤独と呼ぶものは
ただ
声を求めてる
くちびる 重ねても
あなたの孤独は変わらない
私には孤独がない
私はもう
ここにはいない
あなたが ....
スーパーのレジで
おつりのコインを数枚受け取ると
「わあ、お金が増えたね」
と娘は目を輝かせる
自動ドアから出るときも
「あのおばさん、きっと親切な人なんだよ」
ふわふわと歌う
....
岡部淳太郎「恋愛詩の可能性」
http://po-m.com/forum/showdoc.php?did=65877
りす「岡部淳太郎さんの『恋愛詩の可能性』を読んで」
http://po-m. ....
{引用=恋ってどんなものかしら。池に泳いでいるものですよ。
夜、庭を歩いていて池のほとりでぐんにゃりしたものを踏んだ。わたしは逃げた。
鯉は夜、飛ぶのだという。そのころ ....
夕焼けが差し込むような窓を見る 背中に回るのは反則と思う
くちびるが声を発することをやめ ただ感触が伝わるだけの
指を組むようにあなたの腕を脚を 隙間なく組み近くへもっと
....
正月に日本酒を飲みながら詩を書いていたら
火曜日に詩を教えているキムからskymailがきた
「幹さんやばいっす、オレ犯罪犯しちゃいそうです」
『ちゃんと詳しく説明してミソ』
「ちんこ ....
22歳の誕生日から3日経ち
私は生理になった
さあ、とお腹の中の月時計が私に言う
いつか生まれてくる赤ちゃんのために
お布団を新しいのにかえましょうね
初潮を迎えてから
ち ....
ある美しい愛の固定観念について
「智恵子抄」をとにかく読む(1)
読みます。アガペーとエロスとセックスについて考えまくります。予定です。
+
「人に」
{引用=
いやな ....
触覚で考えてみるとこうだ
たとえばいまきみが四六時中スーツである必要があれば世界は終末をすでにむかえている
そんなときは生き残っている事実を中心に思想を固めるべきだとわたしはおもう
今はまだシャ ....
ぼくが小学生のときのことだ。たぶん3年生だったと思う。学校に、オペラ歌手の人が来た。児童全員が体育館に集められ、パイプ椅子に並んで座らされた。ステージの上には、タキシード姿の恰幅のいいおじさんと、派手 ....
おまえがほんとうのことを口走る度に
鳥の翼から羽毛がぬけ落ちる
世界はやせ細り 目に見えるものすべてが
絵に描かれたものとして溶けてゆく
たとえば可哀相な妹が
人に知られぬ速度で後退する時
....
初出:
ウエノポエトリカンジャム3 公式パンフレット「Iu(イウ)」(2005年夏)
(http://www.upj.jp/)
「詩なんかよく知らない人にネットの詩について伝えるメッ ....
詩はなぜ売れないのだろう?多少とも、詩に親しんだことがある人なら、このことを考えないはずがない。なぜなら、詩は、もっと売れていいはずだからである。
詩は面白い、詩はカッコいい。小説や、芝居や、音楽に ....
ハッピーエンドから
はじまる ほんとうの物語
それからそれから どうしたの
うれしいときに いやというほど泣いて
かなしいときは ふつうに笑っていたさ
ふたつ先の しずかな私鉄の駅でおりて
ふたりは歩いた チャボとスミレ
おだやかな秋の風がふいていた
さほど高くない丘を見上げるように
さほど広くない その公園はあって
まばらな紅葉が ....
石畑由紀子さんのおすすめリスト
(554)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
雨にさらわれたあしたへ
-
あおば
未詩・独白
18*
06-6-8
感受性と詩への表出
-
umineko
散文(批評 ...
10*
06-6-4
そろもん(セクシャルハラスメントの話)
-
みつべえ
自由詩
9*
06-5-30
の丘
-
ふるる
自由詩
33+*
06-5-29
(´・ω・`)
-
たもつ
自由詩
18*
06-5-17
そろもん(哺乳類の話)
-
みつべえ
自由詩
15
06-5-16
未来機械
-
バカ男
短歌
13
06-5-4
黒魔術くらい習えばよかった
-
umineko
未詩・独白
21*
06-5-4
そろもん(マナーの話)
-
みつべえ
自由詩
8
06-4-26
詩と技術
-
ふるる
散文(批評 ...
18*
06-4-24
われわれは技術でできている
-
安部行人
散文(批評 ...
18+
06-4-21
しかし詩人はまわりこんできた
-
黒川排除 ...
散文(批評 ...
6
06-4-20
銀色の夏に生まれて
-
窪ワタル
散文(批評 ...
7*
06-4-19
春の秋刀魚
-
たにがわ ...
短歌
4
06-4-11
感想の感想
-
アマル・ ...
散文(批評 ...
5
06-3-28
鳥になって
-
umineko
自由詩
7*
06-3-25
おつり
-
たもつ
自由詩
54+
06-2-26
カテゴリーと恋愛詩とワイシャツとわたし
-
黒川排除 ...
散文(批評 ...
12*
06-2-20
清らかさと性について
-
渡邉建志
散文(批評 ...
4*
06-2-5
宇宙に_咲いた
-
umineko
短歌
11*
06-1-31
金(キム)
-
馬野ミキ
自由詩
90+*
06-1-22
姉月
-
とうどう ...
自由詩
12*
06-1-18
ある美しい愛の固定観念について/「智恵子抄」をとにかく読む( ...
-
渡邉建志
散文(批評 ...
6*
06-1-8
カジュアルなポエムをという思想
-
モリマサ ...
散文(批評 ...
9*
06-1-6
詩的インプラント_〜_馬野幹氏に捧げる鼻歌_あるいは馬野幹宇 ...
-
大覚アキ ...
散文(批評 ...
10*
05-12-28
世界の別名
-
岡部淳太 ...
自由詩
33*
05-12-19
Hello----,Hello----._私たちは、つながっ ...
-
いとう
散文(批評 ...
41
05-12-19
詩についての雑感②
-
窪ワタル
散文(批評 ...
9*
05-12-18
そろもん(続編の話)
-
みつべえ
自由詩
8
05-12-12
残酷!怪人スミレ女(愛と哀しみのMr._チャボ)
-
角田寿星
自由詩
7*
05-12-10
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19