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気がつくと
もう時計は
1週間の時を経過していた

どれくらい
眠っていたのだろう
この 北の磁気の中で

どんなに
どんなに
愛されても

情けないこの心は
元の位置ちゃん ....
女は
出会ったときから

過去の女だった

偶然が偶然をよび
不思議なリンクが
リンクをよび

過去を現在と錯覚させ
未来まで見せようとした

それ・・・

女の脳は過去し ....
顎のところで
きっちりと
切りそろえた
ショート・ボブは

髪ゴムで結わける
までに
伸びていた

そろそろ
美容室へ行く
サイクルだ

なのに

何故か
髪を切るのが ....
後ろから
脳を一撃された

と同時に
ウィルスも
身に入る

悪寒がはしり
発熱する
リンパはパンパンに腫れ

首から上ばかりが
熱い

ぐらぐらとしためまい
脳の中は
 ....
静かなときに
身をまかせ

ひたすら
目をつぶる

見ないものは
清浄で
ないのとおなじ

森に囲まれた
この部屋で

エネルギーを
チャージするんだ

なつかしい匂い ....
泣きじゃくりながら
坂道を登っていた

気がつくと
そこは
深い森

森の中だった

緑 緑 緑の渦
苔むした木々

鳥の声

時折さす
きらめく太陽の光・・・

声 ....
ふたつの魂は
暗い
音も無い
宇宙に
溶け込んでいた

彷徨っていた

魂の居場所を
探して

そのちょっとした
魔に

ふたつの魂は
ふれあった

いや
ふれあっ ....
雨は

あたしを眠りに誘う

悪夢をみた夜
空を飛んだ昼

気がつくと
もう
外は闇

眠りは死に近い
いちど 死に

また
生まれ変わる
ために

眠る
眠る
 ....
突然
ばっさりと
胸から斜めにやられた

ぱっくりと開いた
傷口
血は出ていない

だか
奥の奥が
深々痛い

痛い 痛い 痛い
痛む 痛む 胸

このまま
雷雲にさら ....
泣きはらした

I miss you
I miss you・・・

何回も
何回も
歌い 涙をながす

ココロの中身を
ながす

ながしだす

そのまま
眠った

気 ....
我が家には
保護者は
ひとりしかない

年かさのオンナは
子は3人産めど

まるで
永遠に思春期が
続いているようだから

扶養家族4人
保護者 ひとり

保護者は
朝は ....
西の話し言葉がすき

京都より西の
やわらかい
少し 
イントネーションの
あがった
言葉が

関東平野で育った伯父は
西のひとになった

従姉妹の結婚式で
久しぶりに会って ....
ハチ公口を抜けると
そこは大きな
スクランブル交差点

あたしは
道玄坂へ向かう
キミと待ち合わせた
バーに

でも
うまく渡れないんだ
何度も通っているのに

何人もの人に ....
あたしたちは
薄茶色のぺらぺらの紙を
役所に出し

南へ向かった

そこは
あたしが
なん度も なん度も
夢に見ていた
風景だった

コバルトブルーの海
水平線と空が
重な ....
この夏は
すごく暑かったから

キャミとレギンスで
過ごした

冬でも
ぺたぺたと素足で
フローリングを歩く

身体を締め付けるものは
キライ

アクセサリーはしない
アナ ....
坂のある街は
景色の綺麗なところが
多い

シアトルもそう
リアス式海岸があり
流木が流れ

ちょっとフリーウェイを
車で走れば
そこは
緑に埋もれる
森また森

高台の高 ....
大好きな

下弦の月が

浮かんでる

貴方と私

闇のこころに
現在と
過去と
未来は

点のようでいて
じつは
球体の円周のよう
ではないだろうか

過去には生きられないが
過去は現在に続き

現在は
未来とつながっている

今を
 ....
封印しよう
あの日のキモチ

封印しよう
あの日のトキメキ

封印しよう
キミのメルアド

封印しよう
キミの声

封印しよう
キミの写メ

封印しよう
苦しみの日々
 ....
言霊たちが
かけめぐる

ぐるぐる ぐるぐる
あたしの脳を

カタチにしろと急いている

言霊の嵐
混乱
君でもない他人を
君のように
思い込み
必死でメールを打つ
あたし ....
あたしは完全にイカレテル
魔性の貴方に

貴方は怜悧で
如何様にも
変化自在

のほほんと
年ばかり重ねた
あたしなんかとは
違う世界の人

住む世界が違ったら
好きになって ....
見せかけの 家族
見せかけの 夫

見せかけの友人
見せかけのお酒

見せかけの顔
見せかけの姿

 ・・・・・・・・・・・

この数ヶ月
そうやって 生きてきた

ホント ....
あなたの心の橋を
渡りたい


どんなに高くても
どんなに長くても
どんなに揺れても


今しかない
今日しか見えない
あたしには


不器用にしか
生きられないから


渡るしかないの
あなたの処へ ....
あの日
会うはずだった
あの雨の日

血まみれのあたしを
あなたに見て
ほしかった

血まみれのあたしを
あなたに抱いて欲しかった

なんども
なんども

自分に問い返し
 ....
森また森のハイウェイを何時間も 走り
高台の
道なき道をガタガタ進む


観たいと願ってやまなかった
あの風景があった


森の上から見える
広い河
霧に霞む
その先の緑



禁断の恋に落ちた
ふ ....
もうすぐ キミの誕生日

あたしはその日 ひとりキミの誕生を
祝います

プレゼント選びは苦手だから
小さなショートケーキとビールでね

タイムの香りにつつまれて
キミの写真を横に
 ....
いつも 持ち歩いてる
小さな ピンクの手帖

パラパラとここ数ヶ月の
過去を繰る

ほろっ
ほろり

涙がこぼれた

キミへの想いが
細かい字であふれている

うれしかった ....
月に2回くらいの間隔で
あたしは 言霊を吼えたくなる

嵐が来るという

嵐の夜の朗読会は燃える
みんな 燃えてる

あたしの名前が呼ばれる

いつも 何だか一番目

朗読会に ....
炎に焼かれる
ジリジリと下のほうから
身体全体を・・・

苦しくもあり
喜びでもあった
焼かれている一瞬一瞬

あたしは灰になり
再生した

数ヶ月前とは
顔つきも違う

 ....
夜明け前の空の色が
好き


深い群青からじょじょに
混ざり合った茜色
朱色
明るい赤みを含んだ水色へ…


私たちは今
夜明け前なのかもしれない


今日への希望をはら ....
殿上 童さんの森の猫さんおすすめリスト(197)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
置き去りにされた心は- 森の猫自由詩6*10-10-19
過去の女- 森の猫自由詩5*10-10-12
- 森の猫自由詩5*10-10-11
業火- 森の猫自由詩6*10-10-9
目をつぶる- 森の猫自由詩6*10-10-8
森だった- 森の猫自由詩7*10-10-2
ふたつの魂- 森の猫自由詩2*10-9-30
雨は- 森の猫自由詩2*10-9-30
カマイタチ- 森の猫自由詩4*10-9-28
傷心- 森の猫自由詩2*10-9-28
保護者- 森の猫自由詩3*10-9-28
西のことばで- 森の猫自由詩3*10-9-27
雨のスクランブル交差点- 森の猫自由詩4*10-9-27
南へ- 森の猫自由詩1*10-9-26
あたしは- 森の猫自由詩3*10-9-26
坂のある街- 森の猫自由詩6*10-9-16
下弦の月- 森の猫短歌4*10-9-16
球体と点- 森の猫自由詩9*10-9-15
封印- 森の猫自由詩3+*10-9-14
憑かれてる- 森の猫自由詩4*10-9-13
魔性の貴方- 森の猫自由詩1*10-9-13
フェイク- 森の猫自由詩3*10-9-13
橋を渡る- 森の猫携帯写真+ ...6*10-9-12
血まみれのあたしを・・・- 森の猫自由詩7*10-9-12
オレゴンより- 森の猫携帯写真+ ...3*10-9-12
いちばん早い_ハッピー・バースディ- 森の猫自由詩6*10-9-12
手帖- 森の猫自由詩4*10-9-11
嵐に吼える- 森の猫自由詩4*10-9-11
- 森の猫自由詩3*10-9-10
夜明け前- 森の猫自由詩4*10-9-8

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