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　　　　　　　　　　　　１２１０２７


空中に凧が・・、
小刻みに揺れている
糸を引く男の背がくの字になっているのが可笑しいと

哀しみを糸に託して天井に張り付くように降りようとしない　.... 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　１２１０２７



本当かなと思ったら
本当だった
なんで今頃と
不思議に思うのが当然で
根拠の由来を問う私の疑問は
8　.... 　　　　　　　　　　　　　　　　１２１０２４


なにかとなにかが喧嘩して
別れ離れになったとさ
鼻歌交じりの行進曲を
半壊れのラジオで聞いている
壊れたのはケースだけで中身は壊れていな　.... 　　　　　　　　　　　　　　　１２１０２０




告別式ではπを投げてはいけません
解けない謎を投げかけては可哀相
隣家の三毛猫が言うから
ジャムパンはどうかしらと思う
あんパ　.... 　　　　　　　　　　　　　　　　　　１２１０１８

カ行に溺れて真っ逆さまに転落し至った果てが奈落の底
現在の表現だと地獄の底と言うことになりますかねと
来るべき総選挙のことを少しだけ考えなが　.... （仮）
　　　　　　　　　　　　　　　　１２１０１２



時には、Sr Receiver　の命ずるままに奈落の底も探す
仮面を付けたまま落下した貴公子の数は知らないが
そこでは腐　.... 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　１２１０１０



横顔の君はとても綺麗です
チャーミングですと煽てられ
そんなでもないのにねと
悪い気もしないので照れ笑いを隠しながらふり向く　.... 　　　　　　　　　　　　　　　　　１２１００７

共感覚の指令の下に
自転車を漕ぐと
待ち合わせの人が微笑んで
昨日の猫が舌を出す
奴は今から欠伸をして
背筋を伸ばして
何処かに遊びに　.... 詳しくは番組ホームページで・・、とお茶を濁され
また今度での朗読授業の次の機会が決してないのを思いだす
思いだせ！　悔悟の数々を水に流して朝焼けの海に戻し
黄色の大地をグリーンに染めた大雨に
　.... 　　　　　　　　　　　　１２０８２８

着いたのは午前３時の丑三つ時さ
母校の先輩に促され
待ち続けていた男をぶん殴る
バイト先の先輩だった
シチューの具にした子分どもは
あっというまに　.... 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　１２０８２３


ふと考えた
藪から棒に驚いたのさ
藪から小綬鶏が走り出し
頭上高く飛んでったのさ
突然のこと
驚かしたのは当方の無頓着な歩行
　.... 成長した一つの細胞が
小さな二つの細胞に
分裂した

別れたあとには
なにも残っていない

細胞の
一つの影が
二つとなって
１＋１＝２
と表せる
見慣れた景色となる

小　.... 　　　　　　　　　　　　　　　１２０８０２



走り過ぎ症候群に陥る砂丘郡を彷徨いながら
草の繁ったところを探す
丘の上にはいつも上向きの風が吹いていて
ハンググライダーで空か　.... 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　１２０８０１

根抵当権を掘り出しては日に曝し乾かして燃料とするのだとよく分からないことをおっしゃるあなたはのの字を掌に書き飲むふりをする
同じことをしま　.... 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　１２０７２７


絶対に負けたくないと勝ちたいとが交差して鉢合わせ
火花を散らすガチンコ勝負の結果は如何にと
昨日の新聞拡げたところ
カラー画　.... 　　　　　　　　　　　　　　１２０７２７


物語る歴史の闇を明るく照らすのがＬＥＤ照明
友好関係を維持しようととして気の弱い君主たちが平和な国を造りあげたのさと
仄かにちらつく行灯の灯り気　.... 　　　　　　　　　　　　　　　１２０７２５


あすは夏のお祭りで
子供御輿もデルという
蝉が鳴くから夏なのさ
腹巻き鉢巻きピチリと巻いて
金色の鳥も空を舞う
笛の音ピーヒャラ後を追い　.... 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　2011年07月31日
｛画像＝120708053508.jpg｝

　ずいぶん昔に観光旅行で訪れたことがあり、晴れていてコバルト色の湖面が美し　.... 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　2011年08月04日


｛画像＝120706194857.jpg｝



そのように昔から決められている。だからそれに異を唱え　.... 花柄のおしめ
　　　　　　　　　　　　　　１２０７０３


予報1時間雨量65ミリもなんのその
がらがらとかーちゃんが洗濯機を回す音がして
束の間の休戦が破られたと知り
たちまち５７５の　.... 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　１２０４２８




ムンクの本当の叫びを60億円で落札した
個人蔵だったから始めて見る人も多く
予想外にオークションは落ち着いていて
競合　.... 　　　　　　　　　　　　　　　　１２０５２２
　
７月２２日はポエケット
忘れないように認めた
ポケットのメモ帳は
今日もがら空きで
予約定員を満たさない
６月も２２日が来たから
今日　.... 古ぼけた桐箪笥の奥に潜んでいたウール地のハンチングを被っていて厳しく叱られた
銀ねず色に自転車で風を切り格好好いと友達にも煽てられ
些か得意になっていたので意表を突かれた思いでいたら
ハンチン　.... 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　１２０３２２





uytqkdhuZq94ugt@djr ....___
?
なんか楽しくなったような気がしますね
春になると
　.... 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　１２０３１９



プーブカ鳴るラッパの音で目を覚ます
漁獲規制の銅鑼が鳴り
天ぷら長屋で眼を覚ます
騒がしい朝の訪れに
着流し　.... 　　　　　　　　　　　　　　　　　１２０３１２

ありのままの人生を
赤裸々に語る初老の男
これ以上嘘を付きたくないのではなくて
ありのままを語ることに優越感を覚えたように
笑顔混じりにい　.... 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　１２０２２９




ぐちゃぐちゃな画面をワイプするようにバスの轍が汚れた雪を掻き集めては押し広げて長靴の歩行者を呼び集めては轢き倒すスニー　.... ２

　　　　　　　　　　　　　　　　　１２０２２２


すべての動物は静物園からやって来たのだと二人の男が決めつけた
男は一人いれば充分なのだから
一人は男のふりした紛い物であ　.... 　　　　　　　　　　　　　　　　　１２０２１８



博物館に向かう途中
遠くに動物園が見えると聞き
そのつもりで左方向を眺めたが
生憎、整備工事が行われていて
遠目が利かない
そ　.... 　　　　　　　　　　　　　　１２０２１１





手が汚れては本が読めない
という愁訴にお悩みとのことで
念のために両手を画像診断したところ
左側の画像は正常で
右側が異常の場合　....

殿上　童さんのあおばさんおすすめリスト（250）
タイトル	投稿者	カテゴリ	Point	日付
梁	- あおば	自由詩	3*	12-10-27
私はヘルメスの鳥。私は自らの羽を喰らい、飼い慣らされる。	- あおば	自由詩	2*	12-10-27
なにか	- あおば	自由詩	4*	12-10-24
あなたにパイを投げる人たち	- あおば	自由詩	7*	12-10-22
キイー！	- あおば	自由詩	5*	12-10-18
（仮）	- あおば	自由詩	7*	12-10-14
さらいねん	- あおば	自由詩	10*	12-10-10
日々の暮らし	- あおば	自由詩	7*	12-10-7
番組	- あおば	自由詩	5*	12-9-8
思想線に乗り遅れたりして	- あおば	自由詩	5*	12-8-28
抜群	- あおば	自由詩	9*	12-8-23
分裂	- あおば	自由詩	7*	12-8-10
伯楽確認済み	- あおば	自由詩	4*	12-8-2
の	- あおば	自由詩	7*	12-8-1
へなちょこ	- あおば	自由詩	5*	12-7-27
筋金入り	- あおば	自由詩	4*	12-7-27
休載	- あおば	自由詩	5*	12-7-25
摩周湖	- あおば	自由詩	10*	12-7-8
虹の色は七色	- あおば	自由詩	11*	12-7-6
花柄のおしめ	- あおば	自由詩	6*	12-7-3
空のひだまり	- あおば	自由詩	8*	12-6-5
５月２２日	- あおば	自由詩	6*	12-5-22
キャスケット病	- あおば	自由詩	7*	12-4-13
こわれた護岸をなおしています	- あおば	自由詩	9*	12-3-22
ジャ〜ん	- あおば	自由詩	6*	12-3-19
ずっと待ち合わせ	- あおば	自由詩	6*	12-3-13
グーチョキパー	- あおば	自由詩	6*	12-2-29
２	- あおば	自由詩	6*	12-2-22
動物園	- あおば	自由詩	8*	12-2-20
手が汚れては本が読めない	- あおば	自由詩	7*	12-2-11

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