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ムダイと読む
ムにアクセントをいれ、ダイは平たく流す
もちろん鯛の仲間ではないから泳ぎだすことはないが
イメージとしては泳ぎだしてしまうかもしれない
そのときは腹筋に力を入れ深呼吸して連れ戻す ....
               140414

かわら家に立ち寄ると
ちょうど練りあがったばかりで
これから紐にするのだと
みんな気合が入ってきていた
まるで
離れ離れの兄妹がやっと一緒に ....
               140409

嘘があるから真実もあるだろう
楽観論者の筆者は軽く聞き流す
哲学青年は厳密に考察を開始する
100パーセントの真実なんてあるものか
必ず嘘とい ....
                140402

+0パーセントの悲鳴が
2パーセントに達するほど
奥が深くない湾岸の住民たちは
3パーセントアップでも耐えられるはずだ
5パーセントアップだ ....
              140323


粗忽な女なんか存在しないと
その男は思った
粗忽者はすべて男なのだと確信した
山間に住んで次第に山男のような風貌となり
里に下りてこなくなっ ....
                     140321

本末転倒のお話しなんですが・・・、と
怖ず怖ずと切り出した男の眼が今にも飛び出しそうにけいれんするように震えている
そんなに怖い眼に会 ....
               140318

のろまなびるまなどという呟きが聞こえるので思考を中断、先へ進む
遂行するのはノルマ
のろまな奴では達成できないからその後ろには懲罰が手ぐすねを引い ....
                    140315

売れ残りのさんけーテレビを売り歩く
早く売り払わないと消費税が8パーセントになってしまうし
4Kテレビの宣伝も激しい今、売れ残ってしまう ....
              140310

絶対である!!!!
!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
絶対に最強である
寄らば切るぞとコテツがニラム
睨むという行為には
勝つ ....
                  140306

ただの変態だよ!
(;gdwgd@d@zifuoue9)
歴史的事実にはならないよ
コレクション作家が来ていないもの
700万円のソフト ....
            140221


目からではなく
眼から
なんでだようと神様が口を尖らせる
漢字変換機能が眼を選んだのです
私の恣意的な意図ではありません
神様の思し召しと思っ ....
              140219


今朝も眼が痛い
眼科医処方点眼薬を差す
日に4度差すんだよ
方形の空からは
青空さえのぞき込み
眼の中に乾いた粉を振り込むんだ
部屋代を ....
            140123

少しずつ物価が挙がって参ります。
しずしずとおどおどと堂々と
横柄な態度を取るものも居て
警笛を鳴らしたり街宣車を走らせたり
選挙カーを走らせたりし ....
             140116
なんというのでしょうか
外は快晴
北国の方には嫉まれるような青空
それなのに
寒いだの風が冷たいだの
喉が痛むのだと言いたい放題
マスクが飛ぶよう ....
                 140110


新緑の町から湧き挙がるパワートレイン
ドリブンされた満腹感を味わえ
指令の下にひた走る亀裂だらけのハイウエイ
国税庁の管理の下に地下深く ....
           131227
今朝も断続的に雪が降る
大動脈を絶たれない訓練が
湿り気を帯びた雪を降らすんだ
知ったかぶりを披露する乗客たちを
スコップでいっぺんに運んでゆく
線路脇 ....
                131214

ごるじたいってなぁに
ロスマン博士に聞いてみたい僕たち
生きたままのゴルジ体を観察したらどうでしょう
”ゴル ....
                     131208


ファシスト消えろの大合唱が耳許にへばり付く
蛙のような声がしてもう限界だと新党結成を決意する
蛙の声は案外遠くまで届くものだと
 ....
                   131202


仕合わせならばいつでも
一直線に揚がってゆくよ
風のない日は温かいから
誰だって気分が解れる
 ....
              131124


ひぃーふぅーみぃー
ひとさし
なかゆび
くすりゆび
3本指を押っ立てた
一刺し100円
消えいりそうな声 ....
                 131111


すぃーとん
 すぃーとん
穏やかな季節
こころからの祝祭日の
いわれなき嫌疑を指弾する指と指の間に巣くう白癬菌を指摘する皮膚科医師の笑 ....
            131029



破綻を恐れず
どんどこ行こう
ぽかんと開いたクレーター
ビスケットのカケラ
利口なトマトに
間抜けな空が
冬が近いと
笑ってる
にこ ....
                131026



ひとめ あなたに会いたいと
地獄の底から這い上がり
やって来ました娑婆の街
変化はありませんとスタッフ
 ....
                  131015



弾み車の振動を枕に
愉快な楽団員は眠る
ガラパゴス号に乗り込んだまま
帰ってこなかった男もいたが
射殺されなかったのだから
昔 ....
            131012


メタボ検査をします
看護師が
恭しい手つきで巻き尺を取りだし
臍の周囲を丁寧に計測した
見るからにやせっぽちなのに
なぜ計るのだの野暮なセリフ ....
             131008

満員のスタジアムからはみ出した歓声が
ここまで聞こえてくる
敗者の立場がないと思うのだけど
彼処では誰もそんなことを気 ....
                    131004



懐かしいなぁと思いながらも
作者は今頃どうしているのだろう
フランケンと一緒に遊んでいるのだろうか
 ....
                    130928


「ピオーネと探偵たち」を50分で読破しろ
担任教師の檄が飛び
授業が始まった
パラパラとページを捲 ....
                     130924



ケミカルシューズの紐が解けるまでが勝負だ!
見得を切った連合軍対枢軸軍の狡猾な切り崩しが続く
非戦闘員 ....
                130920


素直に非を認めないのは
家の躾が悪いのだと
親まで叱られている
其れには大いに腹が立つが
全知全 ....
殿上 童さんのあおばさんおすすめリスト(250)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
無題- あおば自由詩8*14-5-3
土器- あおば自由詩8*14-4-14
真実- あおば自由詩12*14-4-9
狐石- あおば自由詩13*14-4-2
粗忽な男- あおば自由詩9*14-3-23
ひまつぶし- あおば自由詩5*14-3-21
義務とノルマ- あおば自由詩5*14-3-18
3Kテレビ- あおば自由詩7*14-3-15
郵便局- あおば自由詩4*14-3-10
- あおば自由詩3*14-3-6
眼から涙が- あおば自由詩8*14-2-21
ドライアイ- あおば自由詩5*14-2-19
話題- あおば自由詩13*14-1-23
なにか- あおば自由詩15*14-1-16
新緑- あおば自由詩12*14-1-10
断続的- あおば自由詩13*13-12-27
和包丁鉛焼入疑惑- あおば自由詩6*13-12-14
あめさけるてまえにきみがいて- あおば自由詩9*13-12-8
車窓から見える赤い風船は、まるで祝福のしるしみたいに- あおば自由詩7*13-12-3
消えるには少し速い- あおば自由詩10*13-11-24
夢に関する権利(朗読用)- あおば自由詩5*13-11-11
どんどこ- あおば自由詩16*13-10-29
ひとめ_あなたに- あおば自由詩10*13-10-26
まわり道- あおば自由詩9*13-10-15
波打際の人魚のために- あおば自由詩4*13-10-12
バタフライエフェクト- あおば自由詩9*13-10-8
怪物くん- あおば自由詩7*13-10-4
ピオーネ- あおば自由詩7*13-9-28
Tシャツでは_すこし寒い- あおば自由詩7*13-9-24
それでも- あおば自由詩10*13-9-21

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