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放った光で
きみのすべてを
てらしたい
裸のなかみは
かなしみでも
嘘でもかまわない
まぶしい。
だいすきすぎる。
あなたは。
放った光で
きみのすべてを
てらしたい
裸の ....
もう二度と
会えなくなるひとなんて
ほんとうにいるのだろうか
この有限世界から
ぼくらはなにを失うというのか
慟哭の朝の光に
普通の日々が重なってゆく
もういちど問う
もう二度と
....
空には雲一つとして無く、宇宙から見たこの部分はきっと僕が立っていることが何億光年の月日を経て確認されるはず。
実は太陽に支配されている地球の一角で、暖かい空気に誤魔化されて暮らしている、
それが僕ら ....
かなしみは
ひかって滴りやまない
目がにじむ
結晶
それはあなたと
永訣するその夜だった
かなしみは
ひかって滴りやまない
目がにじむ
結晶
それはあなたと
永訣するそ ....
月が綺麗なのですが、
そちらの月も綺麗ですか?
この月明かりに、
僕ら照らされて、
ますか。
蛍光灯の白い明かり
白と黒に世界を分けて
無機質な
感情の無い人工ライト
ただ僕は堕ちていく
何も掴め無いまま
血色を奪い取る青白い光
白と黒に世界を分けて
有機質の
観念恐怖を持つ人工ライト
....
こわいです
うすらこわいです
蛍光灯の無機質さ
でもあるんです
あるんです
そんな無生物だけが
ぼくをなぐさめるということが
オレンジは青で汚れている
影絵のような駅舎をすぎる
夕暮れはだれかのカルテだ
西方の空が
光ではないもので
輝いている
オレンジは青で汚れている
影絵のような駅舎をすぎる
夕暮れは ....
のっぺりとした入江だった
寒風にやられながら
煙草に火をつけるがうまくいかない
生活をまえにして
異邦人の俺はカチャカチャやっていた
目的がでっかすぎると
手段が目的になってしまう
反 ....
雪は無機質で
結晶構造を
持っているから
鉱物に分類されることも
あるんだってさ
そしたら世界で一番
優しい鉱物は
雪かもしれないね
今はま ....
切り取られた一部のような
柔らかな陽射しと
穏やかな雲のワルツ
私はただそこに立って
無音のメロディーに
耳を傾けながら
秒針が幾度も描く円さえも
この瞳を奪えないほどに見入っていた
....
暖かな色した
おれんじ
深い色した
こん
空は何時でも
こころと
りんくしてる
ナポリタンロマンス
ペペロンチーノスパイス
混ぜあわせた君が大好きさ
子どもみたいに夢中で頬張るよ
汚した口元は
君が拭いておくれ
めぐる
メリーゴーランド
そばにいて
夕日も見えない
孤独は動詞のようで
めぐる
メリーゴーランド
少し痛みに
さよならをして
天国は動詞のようで
ふざけんな
アスファルトに
....
シートに座る前からメーターはColdを振り切っていた
それでも彼は
あたしを見捨てない
まわる まわる
くるくるまわる
世界はまわる
今日も停まることなく
くるりくるりと
目がまわる
この世界には
たくさんのことがありすぎるから
流れは知っていた
ただ、それを変えることが出来ない
捨てられない
せめて渦の中にいたいのに
手を拒み続けた罰、でしょうか
あなたが 空が大好きだから
わたしも 空を見上げる機会が増えました
空の色とか 雲の形とか
興味なかったけど
あなたが 嬉しそうに語るから
いつのまにか わたしも
空の 表情や 機嫌が 気にな ....
何気なく
瞳がとらえたカラー
まばたきを拒んだ時間に
荷物を忘れて来たのかな
イイ顔して笑ってる私が
ガラス越しに見えた
思えば長い付き合いで、
子供の頃手放さなかった
あの、色褪せたタオルみたいに
やさしくてクシャクシャ
いつも
あなたの中の
私の匂いに安堵していた
そのことに
さっき
気が付いて、
たったひとり ....
流れる雲の果てに。
あなたは居るのでしょうか。
美しかったのは景色よりも君の心だった
僕を引き寄せて
ただ好きだと言ってくれた君の心だった
決して器用ではいられないから
迷ってきたけれど
自信をもって言える
君が好きだよ
君が好きだよ
....
蛇行する足跡
迷うことが間違いだって
言うなら
あたし生きていけない
愛だの 恋だの 騒げるのは
地球が青いうちだけだ
あなたは知ってくれている
白のささやき
誰も知らない波打ちぎわの
誰も知らない
そいつは反語だ
出張先の
暮らしを過ぎてゆく
あなたは知ってくれている
白のささやき
誰も知らない ....
もうあれから恋もしていない
ただあれから逃げるようにして
地球といっしょに回っている
うろこ雲の大群が
冷たく白く
宇宙の底に広がっている
それは地球の
丸みのようにも見える
もう ....
君が もうチョットだけ 大きくなった頃には
ハロウィンのイベントも今よりもっと一般的になっているだろう
ハロウィンの日には うちに来るといい
魔法使いだかゾンビだかなんだかの仮装をして訪 ....
虫食い
赤い実
黄色いライタ
砂利道
靴音
君との電話
愛してる は 何処に云う
短く過ぎる 秋に云う
美味しそうにゃ
食べたいにゃ
空 高すぎるにゃ
にゃごなぁ
このへんで一番高いビルの屋上からジャンプしようかにゃぁ
近所のスーパーに忍び込んで サンマを頂戴するほうが早いかにゃ
秋だからに ....
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