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   ふと婦人は席を立った
   向かいの席だった
   ぼくは隅が好きだ
   ぼくは隅に座っていた
   カバンを架けかえようとしていた
   ジャケットのフードがじゃまで
   カバ ....
                    161時 @ハト通信

はーとのかたちの
くっきーを
かりこり かじって
まるいかたちにしました
なんだか
ぞうりみたいです
しかたないので ....
                    133時 @ハト通信

はれて
ふうせんやさんになった
これで
すきなときに
すきなだけふくらませられる
ふうせんをひとつ
てにとると
ず ....
この辺の本屋では
  なかなか
  手に入らないので
    直接思潮社に電話を入れた
     正月の三日だというのに
      営業が出た
     ....
ねこーとよぶと
ごはんをたべます
さかなはいつまでも
すっぱいまんまです

よぶたんびにちいさくなるので
ちゃんと、おぼえておこうと
なきます
ちんまりしたしっぽが
はたはたとして
 ....
                    146時 @ハト通信

おおきくてふとい
うでが
ぼくをずっとみはっていて
なにかあるたび
ばかすか
ぼくをなぐる
ちがだらだらながれる
 ....
                    123時 @ハト通信

とてもよい
いれものをひろったので
さっそく
なかみをつめかえた
まえのいれものよりも
すこしちいさかったので
はい ....
ムニュ、ムニュムニュ
を、眺めつつ
わたしたちは
別々の空間を深く旅する
カルテカルテ
店内のざわめきは
わたしたちの隔たりを
より遠いものにする
ワインのリストを見ながら
ブドウの ....
                    116時 @ハト通信

めそめそ
やぎがないています
またやってしまったんですか
めそめそ
おてがみなら
きっとまた
とどきますよ
めそめ ....
   庭先に咲いているのはブーゲンビリアではありません
   あれはあなたの愛の緋文字です 少しくたびれた

   海岸の珊瑚礁は美しいリングではありません
   あれはあなたの母を呼ぶこだま ....
とろり 練乳だけが粒の奥の事情を知っていた
ある種はここは甘すぎていつのまにか自分が居なくなると言っていたし
またある種は女の子の風邪を治そうと熱ばかり飲んだ
なのにあたしはそれをグラスの中に落 ....
おもいだす
ねえ、
きのう
何食べたっけ

わたしは吐きだしてそのまま、
そっくりおもいだす
小麦粉、パン粉、たまご、えび、

あんたさては、えびフライやな、って言うと
ピンポーン ....
花はよく咲いたが

実をなさなかった









わたしの部屋には

白磁があるが

それには違う

実を山としよう
 
 
  ....
行ったことない街の駅ちかく
集まったひとびとのあたまの、上には
なんだかほわほわした空気がある気がして
ずっと見てた
電車はすこしだけ違う世界を連れてきて
早まる夜に
とてもとても、ていく ....
俺を押しこめようとするな 俺を狭くするな
俺は到着したばかりの華麗なオタクちゃんだ グルグルパンチだ
昨日より少し大人しい犬の頭を撫でているのだ
こら そこのお前 おれを押し込めようとするな ....
僕たちが独りよがりだと信じて疑わないものは
多くの場合季節の風にさらされている
目や鼻や口
優しくしないでください、と懇願する未亡人の喪服に
しめやかな線香の香りがつく頃になると
 ....
俺は時計を持たない営業部員でつまり仕事ができない
もらい物の手帳に不明瞭な単語だけ書きつらねて
昼間を秋葉原で過ごし歌舞伎町に立ち寄ってとにかく帰ってくる
今日は何本のエロビデオを店に突っ込んだ ....
ほら起きなさい、と
布団をめくったら
息子が石になっていた
くしゃくしゃパジャマの真ん中で

小さな石だ柔らかい色の
まだ磨かれも割れてもいない
服着せようにもサイズが合わない
 ....
どろにまみれた
クッキーを踏んで
きみははまた
いつものあしたに
もどってゆく
のです

いとおしいかけらは
そのたびに割れて
ふえつづけ
かぞえきれないほどになると
ありにはこ ....
  

そちらは晴れていますか
あの青年も一緒にいるのですか
計り知れない憎しみはもちろんあるのですが
それでも
彼にもわずかの救いがあれと思う誰かがいます

そちらは晴れていますか
 ....
はやあしなあなたのあいする、
そのタオルよりも吸水性のある笑顔は
どこまでもわたしを泣かせて
追いつけなくなってしまうの

手をかざして
逆光、の、なかの君が、
昼休みのジェラシーをしず ....
a




せかいは、ぼくはここにいるの
だいがっしょうでまるでしんでいるようです



あまりにこえがおおすぎて、
もうききわけのつかないのです。



あれはだいすき ....
眠い目をつぶったまま一般道を、海の匂いを、ぼーと鳴く貨物船の音をたよりに
真っ直ぐと歩いて行くつもりです

想像するよりも速い、光速のドリルで僕のなやみのタネを根刮
ぎやっつけられればなぁ、い ....
なんか
ごみばこにいっぱいだよ
これ、
ティッシュ


でも、か だから、か
さっきから、ねえ
手も
つながないのねえ


もしかして
これって
きみなりの
誠意

 ....
おとうとの写真
って
いつも
いまいくつだろ、とおもう


ろうそくに
火をつけて
手をあわせて
いまいくつなの、と聞くと


それよりも
ねえちゃん、はだかだよと言う

 ....
つぶやきみたいなものです。

○私にとっての詩

私にとって詩は、言葉で表せないものを言葉で表してくれるありがたいもの。

表せないものってなんじゃ・・・小川に素足を浸した時の、「あの感じ ....
何と言うか、ただ単純に「好き」なんだろう。

とにかく、好きである。

喜んでくれれば嬉しいし、一緒に居て嬉しそうにしてくれる時もまた嬉しい。

何かで笑っているときも好きだし、悲しそ ....
来てしまった・・・この季節が

本屋に詩集を探しに行ったはずなのに
ホストクラブの特集の雑誌を
買って出てきてしまった

何をしてるんや、しっかりしろ
とりあえず落ち着け

ネット ....
安芸乃島関に似ているらしい私は両国へは足を踏み入れられないのだ。
カラダが自然に高脂肪食品へと向かうのは全人類の本能だと思っていた。
そんなのは現代人ではないらしい。それなら私は原人でいい。
本 ....
拘束して拘束して拘束してよ、ずっとずっと目に見えるところに置いておいてよその芳香をずっと感じて痛いよ棘が刺さったけどほったらかしたら私のアソコがひーらいた。
なりふりかまわず駆けずり回って坊主はだん ....
いとうさんの未詩・独白おすすめリスト(130)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ぼくは小岩井ミルクとコーヒーをごくごく飲んだ- 天野茂典未詩・独白805-1-26
かりこり- アンテ未詩・独白505-1-18
すきなだけ- アンテ未詩・独白6*05-1-5
現代詩手帖年鑑2005を電話で注文する- 天野茂典未詩・独白405-1-3
ねこに生まれた- みい未詩・独白5*04-12-30
ばかすか- アンテ未詩・独白504-12-28
いたみ- アンテ未詩・独白7*04-12-19
ムニュ- Six未詩・独白304-12-6
めそめそ- アンテ未詩・独白16*04-11-30
南国の淋しい鳥たち- 天野茂典未詩・独白304-11-28
いちご- みい未詩・独白6*04-11-21
えびフライ- みい未詩・独白10*04-11-12
- フユナ未詩・独白7*04-11-10
ていく- 船田 仰未詩・独白204-11-9
ななな氏への手紙- たもつ未詩・独白904-11-9
リアル- たもつ未詩・独白904-11-7
(自己紹介のかわりに)- 古溝真一 ...未詩・独白3504-11-4
投石- 宮前のん未詩・独白14*04-10-27
クッキー- まりょ未詩・独白204-10-5
Stabat_Mater- AB(な ...未詩・独白404-9-15
昼休み未満- 船田 仰未詩・独白904-9-13
つたなうた- フユナ未詩・独白13*04-9-10
「反比例」- パール子 ...未詩・独白504-8-20
ゆるり- みい未詩・独白10*04-8-16
はしょる、はやさ- みい未詩・独白47*04-8-15
「詩について思うこと」- ふるる未詩・独白13*04-8-10
好き- おっとっ ...未詩・独白6*04-8-10
キラメキの季節- 木葉 揺未詩・独白7*04-8-7
ファットマンマインド- マスイジ ...未詩・独白7*04-8-1
ビッツワーカーバシュメリックサグレディ- マスイジ ...未詩・独白4*04-7-30

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