今まで いろんなカタチで
自分の気持ちを言葉に代えて伝えてきたけど
貴女の前では どんな言葉も 安っぽく思えるのです


「言葉にならない」
そう言ってしまうのは簡単
そ ....
 
 婚姻も
 離婚でさえも
 簡単に
 紙切れ一つで
 出来るもんなの?
 
 
 長方の
 紙にお互い
 サインして
 提出すれば
 それでおしまい
 
 
寝惚けつつ殺されるために服を着る
世界とサヨナラ永訣の朝
窓硝子を挟んで
浅い春は霧雨に点在し
わたしに少しずつ朝が流れ込む

昨夜見た夢を
思い出そうと
胸を凝らしたら
微かに風景が揺れた

なかば迷子の眼で
周りを見渡 ....
魚は
夜に鳴く
なくした
ラッパを思って

+

砂糖瓶を
よく洗って石段に
並べていくと橋を渡る
来客があった

+

探し物の
予定のない日
菜の花畑で一人
ラジ ....
十一年伸ばした髪も切られ
おかっぱ頭になったことだし
明日から金太郎になります
まさかり 担ぎます
熊に 乗ります

もうハッタリも効かなくなってきたことだし
これからは ....
お前が壁にぶつかって
散った火花が
この星燃やすんだ



お前が傷ついて
零した涙が
この星を潤すんだ



お前が夢見て
描いた絵が
この星の未来だ

 ....
夕方に無性に悲しくなったので
人参と玉葱とジャガ芋と
それから少し高いお肉を買った
湯気で前が見えなくて良かった
テレビがひとり
笑い声をあげている
春の陽がまぶたに千個ぶら下がる 君からの清らかな愛情を
私 ハレンチな気持ちでしか返せない
「もっと好きになりたい」好きになってもいいですかと
子供のような体温で背中にしがみつかれ 私は

だめです だめです と
気配で背中越しに伝えようと
きつく目をつむり 微動だにせず寝たふりを ....
わかんなくていいよ
そういってウミスズメは
うなだれて水に入った
ここの漁師たちは野蛮だから
ライフルを持って船に乗る
水面下を飛ぶように泳ぐ君を散弾で撃って
ああ そうさ ....
遠距離恋愛 似合わないね
まだ続いていたんだ
以外だね

私だってそう思う


こんなに近くに
君はいるのに

君が私に一生懸命なのを知っていて
私は彼の話ばかりを君に聞かせる ....
いつか君の病気が治ったら
どこにでも行こう
そのときまでに俺は
いろんなところを見ておくから

いつか君の病気が治ったら
カンパイしよう
缶ビールでいいよ
もう薬はいらない ....
背中国の背中法廷では
今日も背中裁判が開かれている
背中!
裁判長の素晴らしい判決に
原告も被告も
手をとり歓喜の涙に
背中を震わせている
背中国の人々の背中に当たる日の光は
 ....
おそらく犯人は、チューガクセイだ

彼らは初めてのお酒を1ヶ月前に飲んで
初めてのタバコを一週間前に吸って
きっと、まだ、全然童貞だ


ね、時間と希望だけは誰よりも持ってる向こう見ずな ....
仕事の帰り
寒くって走りだしたらさ
どこからかシチューの
少し
焦げた匂いがしてさ
暖かい部屋と
スープと
それから
それから
いろいろ
いろいろ

伸びた髪が邪魔だけど
足 ....
?.

日が沈むぜ
ウォッカの氷に
日が沈むぜ
おまえの鎖骨に

観覧車に
モップ犬に
道行く人に
カモメの声に

書くしかない
書くしかないんだ
おれたちこんなに ....
みなさんどうしてそんな顔してるんですかと
もう猫も言わない
電車はいくつもの死体を引きずって走る
国民みんなにワライダケを月一回配給すればいい
ついでにあんこにくるんで北朝 ....
言い訳にしか聞こえないだろうから
伝えるだけ伝えるよ
空があんまりにも白くて
まるで呼吸が出来なかったんだ

一人になってみてさ
初めて解ったんだよ
馬鹿だね今更ってさ
聞きたいんだよ ....
寂しがりを卒業しよう
手を離して前を向いて
僕は歩き出そうとするのに
どうして君は袖を掴むの?
雨の糸の隙間に
夜は満ちて
ストーブの熱が
そこだけ幸福とでも言いたげに
ほんのり春を創っている

きみと並んで傘をたためば
二人の水滴は
余分な約束事のように散らばって
冷えた ....
((((((、

溺れていく、夏の、軌跡に、
揺れている、白い泡、虹の、
膜を掴んだ、君の、痕跡。

覚めていく、まなざしに似た、
夕暮れの、屈折。
恥かしげな、月の裸体、
蒼ざめる ....
さあ喜べ、虹だ虹だ
わたしたちの求めていた虹が
ついに流れはじめたのだ
今日も
トマトが
降っているから
空から落ちてきたものを
食べてはいけません
とは
誰も言っていないから
朝のサラダは
皿を
素直に
差し出すだけで
私たちは
満たされて
形 ....
多くのものを手放すと
一羽の小鳥が舞い込んできた
うれしそうに震わす羽根を
痛めぬように傷つけぬように
大切に手元にとどめたい

弱きものに強さを求めたり
若きものに年輪を求めたり
小 ....
秋空は透き通るほど美しく手を伸ばしては溜息をつく 嘘も真実も人を殺すなら
殺意を抱くことは身を守る術

目を瞑ってしまえば背徳にはならない
忘れてしまえば待つことにはならない

ある日突然
信じていた形は崩れ去る
「寄生虫」だと言われてしまった

ひっそりと唇からしのび込み
大事なものを少しずつ吸いとってゆく
あなたの内臓に絡みつき肉を食む

そのうち
あなたの骨も脂肪もすかすかになる
心は風船 ....
シャンパンはお風呂に入れて苦いから

欲しければほうらお口で拾いなよ

フェラーリを積んだ工作A’

英国に時計合わせにセバスチャン

深海魚見たいと言ってプロジェクト

大声を聞 ....
猫のひたい撫でるたま子さんのおすすめリスト(101)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
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不思議と恐怖は無く、- ゆみ短歌307-3-13
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十年彗星- はらだま ...自由詩7*07-3-9
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無題__07/03/07- しみまん川柳2*07-3-7
ハレンチな気持ち- スプート ...自由詩3*07-2-28
寝たふり- スプート ...自由詩4*07-2-28
知っているか- 水在らあ ...自由詩32*07-2-24
たやすい- スプート ...自由詩3*07-2-23
チューリップ- 水在らあ ...自由詩43*07-2-18
- たもつ自由詩607-2-16
ふぁっく- リヅ携帯写真+ ...7*07-2-12
シチューとパンとそれから- プル式自由詩9*07-2-10
斜陽- 水在らあ ...自由詩28*07-2-7
ちくしょう- 水在らあ ...自由詩38*07-1-24
波間に魚が見えました。- プル式自由詩3*07-1-21
記憶のかけらは月に忘れて- プル式自由詩4*07-1-13
漆黒の髪を愛する- 銀猫自由詩42+*06-11-27
溺れていく夏の- いとう未詩・独白10*06-7-19
- ヤギ自由詩2*06-4-29
トマト- 辻野克己自由詩805-12-5
ゆっくり愛す- スプート ...自由詩2*05-10-3
九月- ゆみ短歌805-9-14
いつか- スプート ...自由詩105-9-11
冬虫夏草- スプート ...自由詩10+05-9-11
火星の王子様- ヤギ川柳2*05-9-6

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