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窓硝子を挟んで
浅い春は霧雨に点在し
わたしに少しずつ朝が流れ込む

昨夜見た夢を
思い出そうと
胸を凝らしたら
微かに風景が揺れた

なかば迷子の眼で
周りを見渡 ....
雨の糸の隙間に
夜は満ちて
ストーブの熱が
そこだけ幸福とでも言いたげに
ほんのり春を創っている

きみと並んで傘をたためば
二人の水滴は
余分な約束事のように散らばって
冷えた ....
猫のひたい撫でるたま子さんの銀猫さんおすすめリスト(2)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
朝の名前- 銀猫自由詩37+*07-3-12
漆黒の髪を愛する- 銀猫自由詩42+*06-11-27

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