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ドライバーを炙って
ペットボトルの横っ腹に
突き刺す
こぼれない位置
そして
沈まぬ位置

僕はこの世界を
わかると思っていて
繰返し

そのまま
ボールペンで
広げて行く
 ....
跳んだ気がする


このところ
夜間工事が続き
どうにも
視線が定まらないっての

新人の教育だとか
そんな事を
言われて
使えねぇ奴と組まされて
まず行きの車の
運転中に ....
三半規管が弱いのか
体質なのか
タバコばかりを吸い
弱くて呑めないのに

僕は知らない

熱上昇気流による
電気の蓄積に起因する
ホールとキャリアが
印加電圧と電界の関係で起きる
 ....
蝉の声がした

蝉さえ鳴かなければ
静かな午後に
少し涼しい風が
カーテンを揺らしていた

席は三つ
高校の三階の
準備室の埃っぽい匂いと
積み上げられた椅子
圧迫する教材

 ....
子供の頃は
山手線とか
中央線の
区別なんてつかなかった

中学高校と
陸上部に所属
大学では
経済学を専攻していた

いつまでも
走らなければ
いけないなんて
思いもしなか ....
子供の頃
山手線よりも
中央線の方が
好きだった
どこまでも
走っていくと
思っていたから

ずっと
真直ぐで
余計なものなど
何も無い

直線に
憧れていた
ずっと時間 ....
宵解けて飴の様に
色濃くして
濡れるよう
深く沈みて
包まれて
匂いが立ち込み
咽返る

雨上がりの木材が
その内包する
水分を
細胞から排出し
それによる
収縮作用と
材 ....
波間に夢を見る

ふと揺られていた

気がつくと電車などに乗ってしまっていて
しかも田舎の単線の三両編制で
左手には木々が広がり
進行方向右の窓のそばで
ぼんやりと外を見てると
すぐ ....
機械音がする

オーナーが
自動ドアから
出て行った後
カウンターに立つこと約20分
新聞を整理して
返品伝票を書く

細かな雑音がする

店内には誰も居ず
シフトは1人
時 ....
せんえんで
ひゃくえんのものを
さんこかいました
おつりは
いくらでしょう

あほう
ちっとは
頭を使えや
解るか
客が
なんぼやって言うたら
負けろって意味なんやぞ
普通な ....
銀と言うのは
電気を通しやすい物質で
金の方が通すのだけど
安価だから
コンデンサの中にも

友達に話したら
殴られた
あざになるまで蹴られた後
髪の毛を捕まれ
指輪には
大切 ....
白いテーブルクロスに
白い皿
ナイフとフォークに
サラダとワイン
ポタージュスープに
若鶏のエヒフ

ここでなければならない理由は
おそらく無いはず
地形は平坦でいて
入り組んでい ....
確定されないと
思った

誰とも話をしなくなって
一週間が過ぎ
学校に行くのをやめ
電話も捨ててしまった
人とすれ違い
社会と関わることなく
存在が陽子よりも
小さくなり
消えて ....
金が無い

働いてないのだから
当然なんだが
何しろ働くと言う事を
やめてしまって
何にもしたくないので
寝てばかりいるので
このゴミだらけの部屋で
自分までも腐ってしまいそうで
 ....
いしのあしを
せんざいでつないで
ひをいれる

ここまできて
かえっていく
なみをおもう

このせんのさきには
かみのひが
いまももえている

光る端末を見ていると
張り巡ら ....
明るいBGMと
アナウンスが
故郷と同じような
匂いと共に流れている
笛の音を合図に
まずはゆっくりと一周
そして係員と握手
歓声と笑い声
拍手が聞こえる
僕はただ
笛を吹くトレー ....
うもれてねていた
いまはいつだろうか
どれくらい
ねていただろうか
このくらいへやでは
わからない

おとがする
こまかいおと
おおくのかさなる
しんどうがする

ごはんをたべ ....
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