(あいしてるについて

ゆりかごに乗せて寝かせてみたり
バギーでおとなしく座って
目玉の病院
待合室にて。
おしゃぶりがいらなくなった 季節
こいしてるとのちがいを探すこと
いみのない ....
「さざなぐ海へ」

Runaku Masaki* Zakuroishi* Fujko*Rin Kazanagi


蒼低く岸辺に寄せる夜想曲(ノクターン)傷みをけして、染める ....
空が滲んでいる
夏の午後の昼下がり
遠くからだんだんと自分の方へ
その暗闇が近づいてくる
あっという間に
滲んだのは空だけではなくなった
明確だった単語や熟語の中を
その雲は浸透してくる ....
恋は盲目と よく耳にするけど

傷つけないように 大切にしたいから  見えてなくちゃね
世界中で繰り返される
2と3のメタファー
あくまでシンボリックに
あくまでリズミカルに
思考のブロックは積み上がっていく
それはもしかすると呼吸をする事に
似ているかも知れない
だけれど ....
風に流れたメロディー





寒い夜には天国にいける





ほんの少しだけキズをつける


冷たい町で夜に出会った  火

タイツを脱がした




 ....
1 + 1 = I Love You

2 - 1 = I Miss You
良く頑張っているよね

そんなふうに
自分を褒めてみるのは
なんだか
むなしい気がする

お馬鹿さんだからなあ

そんなふうに
自分を卑下してみるのは
どうしてなんだろう
ふぅ ....
濡れた緑で
夜空を見上げる
数秒後にこの星空が崩れてくるのを知っている
そんな目で
おまえは言う

なんて きれい

薄い唇は街の光を捉えて
俺はその前に沈黙して ....
放出された 夏の、
取り扱いをあやまった空から
束ねられた雨が落下する
世界はまだ、はっきりとした輪郭を持っていて
ぼくも きみも それを知らない 


ウィリー、ウィリー、
なぎ倒さ ....
道端に傷ついた
音符落ちてた
すぐに崩れそうなので
そっと拾い上げて
家に持ち帰り
ちり紙ひいた
丸い缶々に
いれてやった
何をしてしてやれば
いいのだろう


ピアノの上に置 ....
よのなかは

ブラックに

ライトアップされて

結構姦しい

煌煌とライトアップされた日本の形が地球上から消えるには
未曾有のブラックアウトでも起こらないと考えられない

 ....
       酔っ払い行進曲                  
                       こうず まさみ

 そうだ
 酔うために 酒は あり
 恋するために 君は ....
ある日
耳を失った少年は
歩いている道で翼を拾った
少年はその翼を背中につけて
ふわふわと自由に飛んだ
何も聞こえるものはなかったけれど
少年は音を取り戻した

ある日
目を失った少 ....
よるだけど
叫んでみた
きたねーシャツ
洗濯機に突っ込んで
グルグルしたみたいに
かなしくて

中指立てて
ハラ抱えて笑って
調子ハズレの歌うたって
ノドいたくて ....
雨が降る

傘をさす

そのときだけは

携帯をさわらないで

ひとりごとを

熟成させていた


接待でつかれたからだ

ぎこちないあしどりで

曳いてゆくわたした ....
罪咎の月光が降り注ぐ
身体の冷えた僕には
その暖かさはあまりに残酷で

君がいるはずだった世界を
壊してしまったこの手には
その暖かさはあまりに無慈悲で

テラスの鉢植えも
白を誘う ....
過ぎ去っていく時間の儚さと遠くはなれる距離の実寸を測って
水の反射できみのここを感じられたら良かった

きみへ向かって放り投げた幾つかの
黒い線で描かれるたびにNOTEがちぎれてゆるゆ ....
朝のバス停に
雨が降っていた
傘一本だけで
自分の身を守っていた

バスは来ない
時折り
普通自動車が勢いよく走りぬけ
傘を前にして道路の水を避ける

気づけば
髪の毛が濡れてい ....
吐いた者(吐瀉物)が復び街を闊歩しています 優しさの対義語は不優しさです 憎んでいます 空っぽの空から降って来るのは橙色のお月様です 欠片が見えます あの何もない部分は食べられてしまった部分です 残り .... 汗がそうであるように

涙がそうであるように

この胸の中には海がある。



私は一頭のザトウクジラに恋をした。

優雅に泳ぐ様が

アルペジオによく似ている。

勢いよ ....
 フロイトの専門知識が頭に入っている状態で
 教室
 アメリカ人の子供達が授業が始まっているのに
 輪ゴムを飛ばして遊んでいる
 その様子は滅茶苦茶だ
 デーブ・スペクターがアメリカの国旗の ....
ひらひらと蝶と魚影に紙吹雪

風の支配 村人たちは生き戦

外した眼鏡を水田に蛙現れる

花多く残像にして這う稲妻

錆びるまで湖にすそひたす喪主

ミカの怒り裏返しに口だけ見え
 ....
はやく暗くならないか

公園で

ぼくらは花火をしたいんだ

ひとが地球で

生きてゆくみたいに

ぼくらは

公園で花火をしたいんだ
帰るところがあって
それは遠く遠くだ
遠く遠くのどこにあるかは
集中した残酷さのためにわからずにいる


踏みしめた足の裏にいくつもいくつも
戯れようと集まるそのすべてに
目を ....
塩辛い海水を浴びて
彼が苦い顔をした
苦虫を噛み潰した、みたいなお顔

私は笑って、意地悪な気持ちで海水を蹴飛ばし彼にかけた


逃げれなかったね、と優しく囁いてみる
ママの声 ....
ちょっとだけストレンジ、と
か細く笑う君 は
その意味を知らない
まだ
全てを許しきれていない
 
それは勿論
僕も同じことで
 
そこにいる
快楽殺人者は、許せるけれど
デパー ....
うちの家には お金がない
僕がいるから お金がない

だから僕は邪魔者
だから僕は消えなきゃ

うちの家には お金がない
娯楽なんかの余裕はない

だから僕は消えます
だから僕 ....
未来を話し合う

少しずれた未来予測をする

6月がきたら

雨の季節が終わって

また同じ花柄のワンピースに身を包む頃

知らない振りはどこまで通用するのだろうね

 ....
つつじよ つつじ
覚えていますか


 あの子も まだ ななつ

 指切りの 次に 甘い蜜

 目覚めるほどに あか

 明日は

 見惚れるほどに もも


どうし ....
ねろさんのおすすめリスト(238)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
夜中- 唐草フウ未詩・独白6*07-8-3
■共同作品■_スペース・オペラ- Rin K短歌19*07-7-30
空が滲んでいる- ぽえむ君自由詩19*07-7-30
恋は- 北大路京 ...携帯写真+ ...5*07-7-21
2と3のメタファー- プル式自由詩1*07-7-21
タイツを脱がした- 那津自由詩207-7-21
1+1- 北大路京 ...自由詩33*07-7-17
- 恋月 ぴ ...自由詩35*07-7-15
賛美歌- 水在らあ ...自由詩31*07-7-15
ウィリー、ウィリー、きみの名は、- 望月 ゆ ...自由詩44*07-7-14
羽の折れた音符- hiro自由詩8*07-7-14
*ブラックライトアップ*- かおる自由詩10*07-7-14
酔っ払い行進曲- 肥前の詩 ...自由詩1*07-7-14
ある日の拾い物- ぽえむ君自由詩11*07-7-14
水中花- shu自由詩907-7-14
傘をひらいて- 吉岡ペペ ...自由詩607-7-14
月下美人- 悠詩自由詩4*07-7-14
Transparent_color- 自由詩507-7-14
雨の日のバス停- ぽえむ君自由詩11*07-7-14
循環小数(endless)- ピッピ自由詩807-7-14
青い旋律- 桜井小春自由詩907-7-14
- 円谷一自由詩3*07-7-13
ファブリカハウ- 黒川排除 ...川柳907-7-8
五月の花火- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...407-5-6
見失うばかり- 田島オス ...自由詩207-5-6
さよならララバイ- ロリータ ...自由詩307-5-5
まわる- 山中 烏 ...自由詩5*07-5-5
うちの家には_お金がない- 北大路京 ...自由詩12*07-5-5
紫陽花- 猫のひた ...自由詩507-5-5
*つつじ*- ちと自由詩6*07-5-5

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