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数年ぶりに帰った淡路は
侵食されていた
土曜日の昼間
人影は少なく
植物だけが

コンクリートの小さな隙間の雑草
庭先の草花
棚田の周りの雑草
貯水池の緑の縁どり
道路の両側の雑草
川の両側、中洲の雑 ....
音の高さ

まわりの人たちが聴いたとして

その範囲内の

微妙なずれ、は

気付かない

気にしない

音の高低


ときどき

気付かないふり
七色の虹

雨上がり
ふうわり浮いて

ここまでおいで
って言っている


追い掛けるけど
触れなかった


七色の虹
全部合わせると光になるって聞いたから


クレヨンで光を作ろうか
白い画用紙の上 ....
………

ブクブク…

  ブクブク…

……

ねえ、ワタシタチ生きてるの?

たぶんな…


 ブクブク…
もうすでに
切ったはずのスイッチ
なのにまだ
じわじわと温め続ける

あの時この手で
切ったはずのスイッチ
なのにまだ
どこか心の奥の方で

このまま
切れたスイッチのまま
も ....
この空を
あなたにあげる

だから
最後に
ぎゅっと
してね

それから
お互い
忘れっこしようよ
罪深い
赤を飲み干す

キール・ロワイアル

これくらいじゃ
酔わないはずなのに

微かに
血の香りがして
まぶしくて
見えない

あの光のむこうに
何がある?

あの光へ

闇を抜け出て
光をめざして
そこはもうすでに定位置で
ぬくもりは絶えず
陽だまりが雨の日も
そこにそうして残っているみたい

待ってくれている
それはどれほどの安心を
映し出しているのだろう

ここにいる価値を
少なからず持たせ ....
春の空が眠そうなのは


太陽が少しだけ優しくなったからかもしれない




地上から沸き上がる息吹きは


空を真似て


まだ少しだけ眠そうだ
こんな
青空の下でも

泣いているひとが
たくさん
いるんだろう

白い雲が
空を支えたとしても

支えようもなく
孤独に苛まれるひとが

きっと
たくさんいる


薄紅に
色づいて
ふくらんでる

花咲くのは
もう少し
ほら

夢が
零れて

あんなに

海にまで
映りこんで

眠る人々
煌めく街々

夜明けまでは

まだ

まだ
とりあえずは
こんな風に
生きてみようかな

雪から
顔を出す
白いたんぽぽのよに
空が
開いた

梯子が降りて
天使たちが
行き交う

その梯子
少しだけ
昇らせて欲しいの

会いたいひとが
いるから

花束持って
訪ねたいの

空が開いた

 ....
何かあったの?

そんなこと
忘れて

笑って…

笑お!
真っ白なままで
いられたら
よかったのに
蛍光灯の白い明かり
白と黒に世界を分けて
無機質な
感情の無い人工ライト

ただ僕は堕ちていく
何も掴め無いまま

血色を奪い取る青白い光
白と黒に世界を分けて
有機質の
観念恐怖を持つ人工ライト

 ....
真っ白な雪を
ずっと見ている

雪は
わたしの中にも
降り積もり

あのひとへの想いも鎮めてくれそうで

だから
雪の日は
カーテンを閉めるのが
惜しくて
遠い母から
チョコレートが
届いた

もう
若くはない母が
人混みの嫌いな母が

まだ
風邪だって
治りきってないのに

無理をして

女同士であげるなんて
変だけど、
お見舞いかわりにね、

久し ....
粉雪の真っ白な世界を
雨が彩っていく

枯れ草が顔を出し
屋根の色が冴え渡る

雪は雨と一緒に
流れて

このこころの
真っ白な絶望も

涙とともに
流れて
膝を抱えて
太陽が昇るのを
見ている

手もふれない
恋の終わりと
今日これからに
絶望しながら


地球の裏側では
真っ暗な中
少女が泣いてるんだろう

今は泣けない
わたしの代わりに
月が落ちた。
空が白み、日が覗く。

夜は静かに走り去り、
朝が明朗に声を上げる。

人々はその下で瞼を持ち上げ、
安らかな夢の腕から起き上がった。

一日の始まり。
欠落した言葉の答えを知っても
不安定に変わりはない
足枷引いた 午後の街
私の周りだけ、寒い
 
あなたと繋ぐ
高架線越しの体温は
仄かに暖めては
温もりを確実に、消す
 
瞼の奥には
何もかも
楽園 ....
クッキーの詰め合わせみたいに

色とりどりの
ステキな気持ちだけ

味わえたらいいのにな
枯れ木が
寒空を
支えている

この曇り空が
落ちてこないように

このセカイが
水浸しにならないように

枯れ木が
寒空を
救いようのない
暗いニュース

置いてきた夢

忘れてしまった欲望

流されたり
抗ったりして

でも

僕らの青い世界も
まだまだ
真っ白だと
信じたい
寄りかかるって結構難しいことだと思う
楽ちんなようで実は不安定で
揺れる電車の中とか
車の後部座席とかで眠るときは
頭をごちんごちん言わせながら
壁に寄りかかって眠る
寄りかからないで眠る ....
ボクにとって
いちばん愛しいのは
キミだけど

キミにとって
いちばんなのは

ボクじゃなかったんだ
美味しそう

でも
偽物なの

あなたの気持ちも
そんなものかな
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