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ストラップスクラップガチャピン…?
分岐する世界の壁が壊れるとき、わたしはユートピアを求めてまた飛び立つだろう
急に寒くなったから
カロオチノイドはさらに加速する
銀河鉄道に乗って
木枯らしを追いかけて
ここまでおいでよ
テンションが上がってくると
ヂっとしていられなくなって
後先見ずに飛び出してしまう
僕のやんちゃな意識は
行き当たりばったりに
モノやヒトにぶつかって
喜怒哀楽を撒き散らしながら
僕の内側を言葉 ....
3寸のおおきさで
生まれたわたし
お嫁にいきたく
ないです
と、
もういちど
竹の中にもどれれば
いいけれど
それはどうにも
無理だから、
月を見ながら
涙します
ここにいたいと
涙します
みんな
みんな帰ってゆくよ
いいかい
覚えておくんだよ
目を閉じたら
こんな景色
もう見えないんだよ
【くちなしの実】
夏のわたしの 誕生日、その朝 発した言葉は
おはようでも こんにちわでもなく
「くちなし」 だった
喋れなくなるほどに
薫る高貴な色彩の白
雫 ....
無口な風に誘われて
ろんど
昔誰かいたの
追憶の匂いがする
じっと見つめたまま
ゆらゆらと胡蝶が舞います
広い世界とはうらはらに
わたし
暢気なお庭で遊 ....
見つめている
僕は
どこから来て
何を残し
どこへゆくのでしょう
ほんとうは
みっちゃんと暮らしたかった
なんて
僕が
永遠に眠るとき
なつかしく
思うのでしょうか
幾年月の魂の蓄積
地の底に眠る土の塊
いつか僕が還る刻の風化
笑っているのだろうか
それとも
この世を恨んだままでいるのだろうか
その石はなにも語らず
mam...
わたしが欲しがらない子でいたために、まち、星が、羅列したお話。
手
ビニール袋
トタン
足音
うずもれた緑だった。
暑い一日の。
汗の粒がなみだみたいに、腕に垂れた。
2010. ....
だらだらしちゃうから
サイゼリアで一仕事
はじめは焼肉屋に行ったんだけど
ランチで満腹になった後
炭火の七輪の前で書き物は無理だなと
今更ながら思い立ち場所を変える
煮詰まるとフォーラムを覗き
ペ ....
{引用=憂鬱な目覚まし時計、日常へ旅立つ自転車のペダル、決曜日
ぽっかり空いた胸ポケットに立葵を活ける、華曜日
眠れる森に訪れたファーブルたちの欠伸、睡曜日
静かなく ....
誰かを好きになるってことは
いつか
その誰かを
嫌いになるっていうこと
誰かに好かれるってことは
その誰かに
いつか嫌われるっていうこと
わかっていたはずなのに
カワイー
の
長音符をつまんで
口に運ぶ
ツルルン
の
艶っぽい弾力に
歯を立てる
ジュワン
の
甘酸っぱい歓声が
舌を震わす
オイシイ。
の
ふくよかな句点を
唇をすぼめて
吹き飛ばす
....
こずえとこずえをむすんだ線で空を区切ってください
右側にあるのが悪い雲
左側にあるのが良い雲です
どちらにも雲がなかったら
そこが天国です
厳格な直線と
流麗な曲線で構成された
コンクリートは
お好きですか?
清潔な時間と
快適な空間が約束された
コンクリートは
お好きですか?
過剰な郷愁と
曖昧な体温を排除する
コンクリートは
お ....
微かに発泡する空気の後味と
聞き覚えのない鳥のさえずりが
夢の波打際を漂う意識の
頼りない輪郭をなぞっていった
縺れ合った昨日までの経緯が
きれいに解けたような錯覚を
心地良く引き ....
ぼんやりと浮腫んだ月が
夜空の底から覗いていた
見透かしたような月光が
書きかけの溜息を嘲っていた
出かけたっきり帰ってこない
セツナサを待ちあぐねていたら
黙りこくったキーボードを
飼い猫が悠々 ....
生きていく事がひどく
滑稽に思えてきたのです
紡いでいく朝
邪な思いを甘やかす小部屋
この道の先にあるものは
高が知れているだろうに
私は今日も滑稽な光に
身を委ねる
怒声が聞こえない
クラ ....
買い忘れたブロッコリーと
目覚まし時計の乾電池と
読みもしないベストセラー本と
成猫用のカリカリと
寂れた商店街の福引券と
安物のロゼのワインと
醤油ジミのとれたワイシャツと
即席麺の5個パックと
....
氷の粒で描かれた
白い真一文字は
いつかの憧れに
まっすぐ向けられた
誰かの眼差しに似ていた
すぐに解れてしまう
白い真一文字は
いつかの過ちに
未練たらしく絡みついた
誰かの言い訳に似ていた
....
回線は切らずに
口を閉じた
私信は返さずに
目を瞑った
耳にはイヤホンを
捻じ込んであるから
君の声は椎名林檎だ
鼻は塞ぎようがないから
自分の愛しい臭いを
嗅ぎ過ぎて吐いた
誤解を解こうと ....
出口は
何処だ
痛いほど清潔で
正確すぎる石段の先に
出口はない
光合成を忘れかけた
従順な街路樹の陰に
出口はない
濾過された光を孕んだ
まがい物のガレリアの果てに
出口はない
小綺麗なラ ....
コンクリートの谷底に
ぼんやり突っ立って
たくさんの季節と人を
やり過ごしてきたオマエの
歌を聞いた者はいないはずだ
それでもオマエは
歌い続けているらしい
コンクリートの谷底に
ぼんやり突っ立っ ....
空の
顔色をうかがいながら
傘を
閉じたり開いたりするのにも
雨の
中途半端な冷たさに
肩を
じわじわ侵されていくのにも
そろそろ
嫌気がさしていたんだ
とりあえず
晴れたね
濡れた土のにおいが照 ....
空けの施しは濡れ落ち葉のような物だから 堆肥になるまでには時間が掛かるよね
発表 2000年頃
ぽ ぽ ぽ
あてどなさを
撒き散らしながら
歩く
ぽ ぽ ぽ
優しさを
蹴飛ばしながら
漂う
ぽ ぽ ぽ
愚かさを
噛み締めすぎて
笑う
ぽ ぽ ぽ
淋しさを
演じ切れ ....
使うあてのないまま
手ごろな箱がたまっていく
何かを入れるのによさそうなので
いつも捨てずにとっておくのだが
その何かは見つからず
いつか箱のこと自体忘れてしまう
それでも実体あるもの ....
君はいつか僕に会えるだろう
人は意外とかんたんに
見知らぬ遠い場所までいくことができるから
僕も毎日、想っていた
父さん母さんに連れられて
テニアンやサイパンにまで
砂糖黍畑を ....
吉岡ペペロさんの携帯写真+詩おすすめリスト
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日付
ちぎれた携帯ストラップスクラップ三段階変化身(三つで一作品で ...
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阿ト理恵
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10-11-12
緑のモニュメント
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アラガイ ...
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10-10-27
ドライブしよう
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西日 茜
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10-10-26
蛍光灯
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nonya
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9*
10-10-26
竹取物語
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鵜飼千代 ...
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14*
10-10-17
夕焼け
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アラガイ ...
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3*
10-10-16
くちなしの実
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るるりら
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13*
10-10-12
幻窓
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アラガイ ...
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10-10-5
昨日)今日)明日
-
アラガイ ...
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2*
10-10-3
石
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アラガイ ...
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4*
10-10-1
VIEW2010_1(1)
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はなもと ...
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10-9-1
お家に帰ろう
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鵜飼千代 ...
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10-8-15
七曜日_(即興七行詩)
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夏嶋 真 ...
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10-7-5
永遠
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風音
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10-7-3
サクランボ
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nonya
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10-7-2
真夏未満
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あまね
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10-7-2
コンクリート
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nonya
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10-6-5
朝
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nonya
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10-5-27
スランプ
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nonya
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10-5-26
斑(まだら)
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三奈
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10-5-26
自転車
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nonya
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10-5-22
飛行機雲
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nonya
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nonya
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出口
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nonya
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歌う男
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nonya
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nonya
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10-4-24
rice_bran_3
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鵜飼千代 ...
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散歩
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nonya
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箱
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メチター ...
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君の隣に海がある
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楽恵
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10-4-12
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