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あなたが送ってくれた手紙を読みながら
まだ一度も会ったことのない
あなたの笑顔をかんがえる
そういうときの私は
太陽に向かってノーテンキに咲いている
この島のハイビスカスなのです
涙が止まらない君を
為す術もなく眺めていた
いちばん綺麗な君を
見せてくれてありがとう
涙を流し終えたら君は
見慣れた景色の中で
自由になればいい
でも
また咲きたくなったら
会おうね
き ....
あおい蕾が
春の嵐にぽきん、と折れて
公園のくずかごに捨てられている
花の命のありかがわからなくて
こわごわ抱いて家に帰る
光に翳すと
やわらぎながら
ほどけてゆく部屋
輪郭をも ....
目で探りながら
手で解ったふりをする
口で汚しておいて
肩で諦め切れない
そんな浅はかで気紛れな
自分の中の振り子を
ひとときだけ止めて
佇んでみたけれど
森の深い呼吸が
耳の後ろをくすぐるから ....
黒目を搾って炭化した果汁の渋味を垂らして
滝のように濡れてゆく白い部屋を睨み
眼光の輝度を上げて透視力を発揮しろ
眼球の白に血走る毛細血管を密集させて開拓してゆく
暗室に舞い降る ....
昨日の上に
淡々と
今日を敷き詰めていく
清々しさ
今日の上に
黙々と
明日を積み上げようとする
凛々しさ
ただ
目指すことだけを
目指す
雑り気のない
まっつぐな力に
憧れてしまう
{引用=最後に}
本当は星なんて見えていなかった
ただ、そう思うことで
楽しんでいたかったんだ
そう
どんなに空虚な嘘でも
信じることでそれが扉になった
でも開くには ....
君の心に特製ギブス
命の色を消しましょう
痛い、痛いと叫ぶなら
治るまで傍にいてあげる
真っ二つに折れた心
きっといつかは元通り
君の心に特製ギブス
流れる紅(あか) ....
三角耳を
クルルと回して
素知らぬ顔
肉球で
ソロロと歩んで
知らぬ間に
高い所から睨んで
狭い所に詰まって
暗い所を走って
温い所で蕩ける
甘えたい時にだけ
フワワと膝の上
嫌な事すべてに ....
赤色のじゅうたんのうえを靴音をしのばせながら歩く。
五歳のポールは早くも昨日の夜からカルナヴァルの予感を感じていて、鏡の前で衣装あわせ。
おしゃまな彼は、オペラ座の舞台で道化を演じる花形ダンサ ....
スゥーっと
滑り出した曲線が
少しも角を立てずに
ツィーっと
遠心力の縁を描きながら
たおやかに遠回りして
ファーっと
何事もなかったように
帰ってくる
そんな
一日が送れたなら
とても良いの ....
逃げろ!
すべての口紅から
すべての適温から
すべての海図から
すべての王様から
逃げろ!!
すべての脂身から
すべての窓枠から
すべての音階から
すべての標本から
逃げろ!!!
ただし
....
花と線香と手桶を持って
目印に辿り着き
うろ覚えの作法で
てのひらを合わせながら
ついでに
貴方達のことを少し想った
そうだよ
罰当たりな僕は相変わらず
此岸のモラトリアムを
見苦しく這いずり回 ....
ディストーションな衝動
フィードバックな憤怒
ハーモニクスな咆哮
魂の掠り傷が
増幅して
増幅して
増幅して
真っ赤な熱を迸らせる
魂の独り言が
歪曲されて
歪曲されて ....
150多面体の黒い水晶体の内部で鋭角的に飛び跳ねている
鼓動の輝きの虹色を錯乱とは呼びたくない
電気仕掛けの精巧な弓と電子制御の精密な槍を携えて
現代の現在
再発掘された土着的神経伝達組織の ....
そんなに
尖ったヤツで
横腹を突っつかれたら
陽気な中身が漏れちゃうじゃないか
暖色の粒子を頭から浴びて
みっともない笑顔になっても
知らないよ
ごめんね
貰いすぎたね
気持ちを
ごめんね
あげすぎたんだね
心を
一月前の気持ちが
春風に吹かれて
冷えてゆく
さよならをするのは
多分初めてなのに
うねり跳ね のたうち踊り 旅が始まる
二拍子の行進曲の煽動力
生々しい乗り物
つまらぬ旅程を打ち破り
膨大な慣性を秘め 一直線に放たれた
・・・危機感 六番目の感覚を針で刺す
進路変更 ....
泣き虫に大きな壁が立ちはだかった
途方もなく続いている道
下手をすれば踏み誤ってしまいそうで
たったの一歩がなんとも重いこと
行くしかない
行くしかないのだと歯を食いしばる
わたしの 遥か上空 ....
ジャングルジムでの遊び方を忘れたのは
威勢が良いだけの雄叫びが、もう通用しなくなったからで
不安定な足場で怪我するくらいなら
帰り道でつまずく方がカッコいいと思っていた
汚れを知らない白いスニーカーが ....
{引用=銀色の月を砕いた細雪
虚飾の街にも、しんしんと
上野発カシオペアはふるさとゆき
すれちがう旅人のなつかしいアクセント
耳の奥では遠い遠い子守唄
かあさんの声、 ....
もしも猫になれたのなら
そう、考えた事はないでしょうか?
誰だって一度 もしかしたら
それ以上に自分とは違う なにか
に、憧れるのではないでしょうか
堤防の上を歩いてみました
少しだけ周りの目 ....
年老いた扉をゆっくり開けて
ようやく飛び出せる
有酸素運動をしよう
小さな目標を掲げたわたしはアパートの階段を駆け降りて
よく知った町を
道を 歩き出していく
音楽やヘッドフォンいらず
....
ひかりとかげ
ひかりとか げ
ひかりと かげ
ひかれ 私は蜥蜴
ひかれ げげげ
ひかれ かげで
銀色の緑が 芽吹く
しろい陶器のような世界
真綿にくるまれて ....
あなたとふたたび会えてうれしい
鼻先をあなたのももにうずめると
しあわせのゆりの匂いがして
こころがころころと弾むんだよ
あなたとふたたび会えてうれしい
アメージング グレイス
改心は ....
{引用=浴槽に額を沈める。
水深650mmで
月へと遡上する魚の群れは
尾びれに三日月を宿して
銀の腹は空っぽのまま
ドライアイの魚達が
す ....
{引用=決して君には映らないのに
何故君は私に映るのだろう}
林檎の皮を剥こうとも君ほどの素顔はない
時の奥にみる廃虚のように
冬の底に横たわるマグマのように
不謹慎ながら、なんて君の炎 ....
僕は星が好きなんだ。とくに月が好き。
地球や太陽や月も星なんだよ。ときどき忘れちゃうこともあるけどね。
月。
満ちたり欠けたり。
細くなったり太ったり。
丸くなっ ....
僕は傾いたまま
あの人の吐息に走っていった
そういえばあの人の笑顔はとても絶望的に見えたが
騙されたい人が辞書を担いであの人を抱きしめていたのを良く覚えてる
日曜日限定のせいか不気味に見える顔で街 ....
午前中、雨
午後、晴れ
そんな日の教室の隅、発見。
今日のラブシーン
誰の傘か気になるお年頃
{引用=あ、あいつの傘だ
}
この傘、私の傘とすり替えようかな
そんな ....
吉岡ペペロさんの携帯写真+詩おすすめリスト
(318)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
スマイル・ハイビスカス
-
楽恵
携帯写真+ ...
7*
10-4-11
またね
-
nonya
携帯写真+ ...
8*
10-4-10
花
-
夏嶋 真 ...
携帯写真+ ...
29+*
10-4-9
佇む
-
nonya
携帯写真+ ...
7*
10-4-5
宇宙遊泳_/_****'01
-
小野 一 ...
携帯写真+ ...
7*
10-4-5
目指す
-
nonya
携帯写真+ ...
7*
10-4-3
星の消えゆく朝より_(4
-
瑠王
携帯写真+ ...
4*
10-4-3
特製ギブス
-
三奈
携帯写真+ ...
4
10-4-3
猫
-
nonya
携帯写真+ ...
9*
10-3-29
ピエロに扮するポール
-
メチター ...
携帯写真+ ...
3*
10-3-27
丸
-
nonya
携帯写真+ ...
8*
10-3-25
逃げろ
-
nonya
携帯写真+ ...
6*
10-3-23
彼岸
-
nonya
携帯写真+ ...
8*
10-3-21
ギター
-
nonya
携帯写真+ ...
5*
10-3-18
ゲットー_/_****'99
-
小野 一 ...
携帯写真+ ...
6*
10-3-17
空
-
nonya
携帯写真+ ...
6*
10-3-16
温度差
-
風音
携帯写真+ ...
8
10-3-13
S_/_****'99
-
小野 一 ...
携帯写真+ ...
8*
10-3-13
もう泣き虫なんて呼ばせない
-
窓枠
携帯写真+ ...
7*
10-2-23
誰もいない公園には
-
中原 那 ...
携帯写真+ ...
12*
10-2-20
Sonnet_菜の花
-
夏嶋 真 ...
携帯写真+ ...
24*
10-1-27
散歩道とわたしとネコ
-
窓枠
携帯写真+ ...
4*
10-1-27
散歩道とわたしと白線
-
窓枠
携帯写真+ ...
4*
10-1-27
ひかりとかげ
-
るるりら
携帯写真+ ...
10*
10-1-20
Maria
-
笠原 ち ...
携帯写真+ ...
9
10-1-16
感覚
-
夏嶋 真 ...
携帯写真+ ...
10*
10-1-14
ゆらめき
-
瑠王
携帯写真+ ...
13*
10-1-8
5円玉_と_お月さま
-
北大路京 ...
携帯写真+ ...
19*
10-1-5
午前3時難しい話をした
-
黒乃 桜
携帯写真+ ...
2
10-1-2
あれ。
-
らぐ
携帯写真+ ...
2*
10-1-1
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11