すべてのおすすめ
病気になると みんな
入院すると思ってる

ずっと入院されていたんですよね
お見舞いに伺いたいのですが どちらの病院ですか
病院にいた方が 苦しくないんじゃないか
病院にいた方が 安心なん ....
都会に住みはじめ一番変わったのは
靴が汚れなくなったこと
母に駅まで長靴持ってきてと頼んだのは
実家に帰った際の笑い話しとなったし
でこぼこ道に足をとられることもなくなった

色とりどりに ....
ねぇ

ぼくたちは、
もっと、笑っていてもいいと思うんだ

もっと、はにかんでいたっていいと思うんだ



むずかしいこととかじゃなくて
かなしいくらいの澄んだ青空を見上げていて、 ....
血を流しながら
涙を流しながら

それでも笑顔で
元気だよって言う貴方が

愛しくて
いとおしくて

ぎゅっと抱き締めたくなる

ぎゅっと抱き締めて
貴方の痛みや苦しみが
私 ....
いつか来るその日のために
わたしはあなたに笑いつづける
楽しそうに笑っていると
呆れて見てくれたらそれでいい


いつか来るさよならのために
靴を履く準備をしておく
泣かないで歩け ....
夏の名残を雨が洗うと
淡い鱗を光らせたさかなが
空を流れ
ひと雨ごとに秋を呟く


九月は
今日も透明を守って
焦燥のようだった熱や
乾いた葉脈を
ゆっくりと
冷ましながら潤ませ ....
ぼくはぼくという世界の中で
毎日を過ごしている

きっと今日すれ違ったきみは
きみという世界の中で生きている

またね
と告げてわかれた花に
再び出会うことはない

久しぶり
と ....
比べたくなるものがある
幸せの度合いとか
それぞれの人生のありようとか

ひとと比べることで見いだせるものとは

柱に刻まれた幾筋かの古傷は
生を授かった証であり
輝ける未来への歓声で ....
泥を
振り払おうとする腕こそが
いつまでも拭えない
泥かもしれない

確かめようの無いその有様を
透明である、とは
誰も語らない

そこでまた
ひとつの泥の
可能性が
散る ....
   かそけき風の香音(かのん)を連れて
   秋宵の橋を渡る
   あふれる水の数を
   わたしはしらない


   契る言葉の薄紙
   序(ついで)を忘れた指先で鶴を折る ....
ぼくには声はないよ

さけんで さけんで
声はきこえなくなってしまったよ
ぼくは、うたえないよ
ただ、卑屈な笑みしかつくれないよ


正直、今日も死にたいと思っているよ
病気と言って ....
「ついこないだまでこのぐらいしかなかったのに。」
そんな風に言って母さんは自分の腰あたりに手をかざした。

(いや、さすがにそんなことはないだろう)

いつのまにか母さんを見下ろすようになっ ....
当然の事だろうけど
誰が見ても太陽も月も同じで
仮に太陽が黒色に見えたとしても
月が赤色に見えたとしても
太陽と月と言う存在に変わりは無い

当然の事だろうけど
譬え王でも罪人でも
似 ....
空よりは高くはない

ただ、
この丘から見える景色をながめている


「素直にしているの?」

「凛としているの?」


そんな問いかけは
この宙に、あてもなく溶けていく

 ....
自分を偽り隠すため
ボクは全身鎧を纏った。

いつしか鎧は骨と化し
ボクは外骨格のカニ。

まっすぐ進むことさえ出来ず
大きなハサミで人を刺す。

ねぇ?ボクはなにしてるの?
だれ ....
真夏の陽炎の向こうから
短い編成の列車はやって来る

そのいっぱいに開かれた窓から
ショートカットの後ろ姿が見える

列車の外から
車両の様子は
ありありと伺えて
制服の脇に置かれた ....
知らないうちに
あなたを傷付けてしまいました。

ごめんなさい
ごめんなさい
ごめんなさい

わがままだけど、
最期まで知らなきゃよかった

でも
知ってしまいました。

で ....
梅雨明けを待てずに
空は青に切り開かれて
ホウセンカの種が飛び散る

新しいサンダルが
小指を破って
滲んだ痛みは懐かしい夏

種の行方を見つめ
きみがいない、
そんなことをふと思 ....
かなしみを優しさにかくし
くらやみに羽をとざしたあなたに


はやく
夜明けが
おとずれますように


優しい羽を
ひろげてとびたてますように
“赤ん坊のように
手をグーにしたら
幸せはやってくるの?”

なんて考えてみたけれど
実は
わたしたちは
まだ、赤ん坊にも
満たない

無垢な気持ちは
いつでも忘れない
死ぬこ ....
殺さないでくれ

理だとかどうでもいい

ただ

殺さないでくれ

願ったっていいだろう

殺さないでくれ

これ以上は見たくない

殺さないでくれ


 ....
おかしいねって微笑んだ君

目を見ると、哀しそうなのどうして

できるなら 心から笑える日が来るといい

取りとめのない哀しいだけの涙も枯れるといい

憂いに屈しない心を


新 ....
『私』はどこに存在する

視覚を占領しているのはどの私

聴覚、嗅覚、味覚、触覚

どれも、この『私』にはない

でも、『私』には心があった

『私』に五感がないように

他の ....
暗い闇の中

鈴の音が聞こえる

不思議と怖くはない

そもそも恐怖ってなんだろう

さらにいうと

私はどうしてここにいるんだろう

そもそも「私」とはどの私を指すの

 ....
例えばボクが

声を大にして泣きたいとして

誰の傍で泣くの

例えば私が

小さく微笑みたいとして

誰に笑顔を見せればいいの

その答えにたどり着けないなら

もう、君 ....
前に踏み出すのが難しいなら

回り道して行けばいい

最終的な目的地だけ 見失わないように

回り道は間違いじゃない

幾多とある答えへの立派な道
夜永し丑三つ時
眠れぬ二つの陰は溶け込む

冷光 綺麗な{ルビ月華=げっか}
覆うは手暗がりの桃源

虚飾を代償に変えて
触れた稚拙な手々が
{ルビ變幻=へんげん}を残して{ ....
明日雨は止むから
もう少しだけ
待ってくれないか
 
そう言って
鍵を閉めたのは
君だったのに
君、だったのに
 
 
絶妙に見えない
位置関係で
勝手に進んで行くのも
君な ....
いいとか
わるいとか

みんないろいろ
いうけどさ

きみとぼくは
ただの

はなれていられないだけの
かんけい

またいっしょに
はしゃいでうたおう





 ....
ねぇ
君は知らなかっただろうけどさ

その小さなニキビであったり
背の低さに悩んでるとこだったり
あんま太く無いくせに深刻な顔してたり
そんなとこが僕は好きだったんだよ

ふざけて二の ....
優羽さんの自由詩おすすめリスト(105)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
入院- たちばな ...自由詩32*07-11-18
ドアの向う側- 恋月 ぴ ...自由詩27*07-11-16
ねぇ- わら自由詩26*07-11-10
少しでも- 夕焼け空自由詩6*07-9-22
勝手- 唐草フウ自由詩12*07-9-14
浜辺のうた、かた- 銀猫自由詩34*07-9-12
それでもぼくはぼくという世界の中に- 夕焼け空自由詩9*07-9-12
- 恋月 ぴ ...自由詩31*07-9-11
透いてゆく- 千波 一 ...自由詩22*07-9-11
せせらぎ- Rin K自由詩24*07-9-11
おれも女に生まれたら、ワンピース着てみたいな- わら自由詩27*07-9-7
ある少年Aの考察- 時雨自由詩207-9-6
弥久- 路守 緒 ...自由詩107-8-28
夏空- わら自由詩10*07-8-26
カニ- 夕焼け空自由詩3*07-8-22
夏列車- 銀猫自由詩23*07-8-6
知らないうちに…- 夕焼け空自由詩5*07-8-2
ホウセンカ- 銀猫自由詩26*07-7-28
優しい羽を…- 夕焼け空自由詩4*07-6-29
赤ん坊- 小原あき自由詩21*07-5-26
- 東風自由詩207-5-26
счастье- 狗の骨自由詩207-5-26
私ではない『私』- 狗の骨自由詩207-5-12
無へ- 狗の骨自由詩207-5-6
変遷- 狗の骨自由詩207-5-4
- 狗の骨自由詩107-5-1
鴉夜手引き- ルーファ ...自由詩1*07-4-28
待ち惚け- 山中 烏 ...自由詩3*07-4-27
かんけい- 松本 涼自由詩807-4-27
バイバイ- イヴ自由詩5*07-4-27

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4