こころを
やすませること
こころを
りかいすることが
できるのは
じぶんだから
じぶんのおもうように
やってみる
それだけで
いいちりょうができる ....
裸と裸で
向き合って
ゆっくり
互いに
歩を進めた
どちらかが手を伸ばして
引かれて
互いに絡め合い
傾れこめばいいものを
手が出ない
食べられそうで
恐くなって
固まって
....
犬に筍でぶん殴られて僕は死んだ
そんな馬鹿げた話があるかと思った
そしたらフランス人が200人やってきて
代わる代わる僕を抱かせてくれと言った
そのうちアロエの皮を剥いていた
玉子くさい息を ....
タイトルに「あなた」なんて使って気恥ずかしいのですが、
なんかそういう気分なので(笑)。
さて。
蘭の会(http://www.orchidclub.net/)の「ふみばこ」というコーナーに ....
春 巡り
今宵
浮かれた こころは憧れる
薄暗い空の果て
街灯のチラチラひかる
あの街に暮らす 人 人
人の影
宵宮せまる
路地の末
生ぬるい 重たい風が通り過ぎ
....
大きな塔の上から
下の世界を眺めると
客観的に
この国は色がないなと思うのだけど
じゃあ、さて色をつけようとしても
センスのないぼくは
きっと、特定の女の子にだけ気に入られるような
....
噴水のそばでは
アビリティーが無効になります
仕事の話はやめましょう
大声で電話しながら歩いている人
あなたの内側を掃除したい
2004年11月23日制作の上記「噴水の話」から、昨 ....
乗っている飛行機じゃなくて
遠くを飛んでいる飛行機が落ちる
夢を見た
空は高くて
青空には白い雲
飛行機って雲の上を飛ぶのだと
知ったのはもちろん初飛行の日だったけど
たくさんの ....
故郷離れ車窓に映る大都会
下萌や人に隠れて恋をする
雪達磨涙こぼして崩れゆく
見上げれば
鳥が
春を連れて来るところ
小さな鳥も
大きな鳥も
次の季節へと
渡っていく
傷ついた鳥が
冬の終わりから飛び立つと
ようやく空は
一面の春
どうぶつの心の内容を覗きみることは、自然科学の領域ではタブーだし、
主観的にそれをやっちゃうと、サイエンスではあり得なくなってしまう。
それはもはやブンガクだ。
どうぶつ奇想天外法だ。
....
日々、ニュースを見ていて奇妙に思うのは、殺人事件などで家族を亡くした遺族の中に、インタビューで心境を聞かれて「嫌いな奴が死んでせいせいした」…… とまではいかずとも、「家族が死んでしまって悲しいけれど ....
天使が舞い降り
手を差し伸べて
微笑んだ
ほら泣かないで
上を見てごらん
鳥が舞っている。
池を見てごらん
魚が泳いでいる。
一人じゃないよ
みんな一緒だよ。
ただ貴方は自 ....
信号のない歩道。
乳母車と母親。
止まらないワンボックスカー。
止まった初心者マーク。
流れを止めた罪悪感。
お辞儀をされた優越感。
信号待ちで追い付いた。
....
その坂の上は外人墓地になっていて
少しだけ風がそよぐ。
港町を見下ろすその場所で、
土の上に居場所をなくした人々が 眠っている。
その風を、汗に濡れた指先でなでるのが好きだ。
....
わたしに春のかぜをくれたあなたは
いつも冬のかぜをあびていました
人には春を
花を喜びをいっぱい渡すのに
なぜ
自分には冬の吹雪を与えつづけるのですか
春の訪れを拒 ....
手紙を書こうと思います
手紙に包みたい言葉を
一つ
二つ
頭の表面に浮かべては
想いを添えて文字にします
すると
私の声が録音されて
音となって
あなたに届きそうな気がします ....
あなたを自分の中に招き入れる自信はないくせに、
あなたに土足で踏み込む私。
自分勝手でどうしようもない。
あなたのそばに居たいのに、
あなたを傷つけよそ見ばっかり。
後戻りできなくなってきた ....
中国からの客人が
仙台に連れてゆけと言いだした
松島を訪ねたら
日本三景を制覇することになるのだそうだ
伊丹空港から仙台に飛ぶ
田里津庵で食事をしたあと
待たせたタクシーで松島に向かう
....
それはあなたの白目だと思います
超高速道路をとりあえずアルピーヌで
ジュースがぶ飲み
猿のおもちゃを放り出せ
フライパンの中身をぶちまけろ
それはあなたの白目だと思います
グーチョキパー
....
星も月も光る夜
窓辺に置くティーカップ
ダージリンの海に浮かぶ君
香りに誘われて揺らぐ光
満たされている心
君が眠りにつくまで
小夜すがら見守っているよ
遠くで聞こえる
波と夜想曲
引っ越し間近のがらんどうの部屋で大笑いが起きても
密度が足りない
底上げをしなかったコンビニのナポリタンみたいだ
いらないものが無さ過ぎる。
あまりに完璧なうんこは美しい
尖がった頂点や方向性も全く無く、水に落ちて飛び跳ねる気配も無い
その場にどっしりと構えた勇姿
女性の曲線美を彷彿とさせる丸みに、ほかほかの肉まんのような湯気
外見 ....
・
駐車場で暮らす人と知り合いになった
駐車場の
車一台分に四角く区切られたスペースに
うまくお布団を敷いて
机を置いて
入れ替わり立ち替わりする車のヘッドライトを灯りにし
雨が降れ ....
君が俺のことを
『好き』
だとか
『嫌い』
だとか、わかんんないけど
一つだけ確かな思いがある
俺は君を愛してる
....
大好きだったあの人と別れて。
そろそろ一年。
そろそろ、だなんて曖昧ですね。
仕方ないでしょう。
憶えてないんですから。
あの頃の記憶を穿り返せば、
何となく思い出せる気がしま ....
それは
わたしがあなたに気がつくこと
あなたの今を、想像すること
わたしがわたし自身でいるためには
あなたがあなた自身でいることが、必要だということ
どこまでも。
欲望 ....
入力している最中からカタカナ英語も、日本語も
例えば「た」と打ち込んだ時点でそれで始まる文字、意味の表示が始まります。
語呂合わせやら文字あわせで便利だったり、和製英語の検索も出来て便利です。
....
もうすぐ僕が死ぬよ
君の声も聞こえなくなるよ
もうすぐ僕が死ぬよ
なにも聞こえなくなるよ
烏丸通りに横たわって死にたい
いまの ぼくに 生きている意味はないだろう
....
泣きながら
家に帰る
石をけり
缶をけり
手をつないでくれた
一緒に太陽を
追いかけ
迷子になる
又朝一緒に
学校に行く
10円みつけた
コーラ飴を分けた。
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