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もうすぐ僕が死ぬよ
君の声も聞こえなくなるよ
もうすぐ僕が死ぬよ
なにも聞こえなくなるよ
烏丸通りに横たわって死にたい
いまの ぼくに 生きている意味はないだろう
....
書いて。消して、書いては。消して、特別なことを書こうとしている訳。ぢゃ、無い。の、
に。さもない、日常。浸隠しにしてる感情、得られた。ことの代償、未来を決める。涙を失う、
書き綴れない理由は、私の ....
おとうさん
ぼくが生まれたとき
祖父母が ぼくを溺愛し過ぎるから
「このままでは息子がダメになってしまう!」
と
滋賀県移住を本気で考えたそうやなぁ
もし ホンマに滋賀県に引っ越し ....
寄り掛かる
相手が欲しい
ちょっと
そう思った
独り が
最近 つらいんだ
誰か
手を
握って
「大丈夫だよ」
と
お願い
....
我が北大路家は 代々 京都守護の仕事をしている
昔 空海が張ったとされる結界を 現在は父が張りつづけてる
私も中2の頃から仕事を手伝い始めている
結界の保守・管理などが主な業務
....
この世の大半はパズルであると感じる。大小様々なパズルが、細胞壁の溶けかかったCELLのように折り重なって全ての概念を構築する。ぐちゃぐちゃに溶けかかった細胞壁に時として苛立ちを憶えるが、そうで無くて ....
何もわからない場所の
何も知らない人の中で
小さな不安と大きな期待に
心、流れる うずくまる
伝えかたを知らない私は
今こうして挨拶をします
....
私の道を阻むもの
それは
私を嫌う人か
それは
私を憎む人か
それは
私を恨む人か
否
それは
私
私の道を遮るもの
それは
環境か
それは
欠乏か
それは
....
一人の男が死んだ。
頭の禿げ上がった,どこにでもいるタイプの男。
でも,今までに,脳卒中を克服し,癌を克服し,次は心臓だけだと豪語していた猛者だった。
天も,流石に三本目の矢を過たなかった。
....
大人の社会の中には
置かれた現実や
自ら選んだ筈の環境に
不平不満を言っては
それが正しい現実だと
大人の常識なのだと
....
甘噛みの
子犬のように
くちびる
じゃれあって
ゆきが
しんしん
窓のそと
回って
髪が
さらさらと
その場に
落ちて
時計
たいくつな
FMの
向こう
....
朝方にヒマを持て余したトカゲが窓からふいにやって来て
「僕とワルツを3曲ほど踊ってくれませんか」
と言った
寝惚けた私は夢と間違い
「ワルツは上手くないけれど 面白そうなのでいいですよ」
....
言葉は心を越えられないこと
知っているのに
心が言葉を越えられないと
うつむいてみる
それが
林檎のように沈んでゆく
ああ、この手だ。
この手が、この胸に大きな波を呼ぶ。
私をふるわせる。
綺麗な手。
大きくて、がっしりしていて。
齧るように
親指だけを握ると、少し笑った。
ああ、この手だ。
身体の輪郭が
強調された服を着ている女の
裸の図を想像している
それはまるで
男の日常ではないか
「健康な」と
頭に付けてみたり
健康な女は
男の裸など
想像するのか
....