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冬はやっぱり
おこたがいいな

みんなが自然に集まって
他愛のない話をして

ねこもこたつで
丸くなるし
もしあなたが
どこか遠くのほうで
泣いているとしたなら
わたしには
すり寄ることも
包みこむことも
その涙を
掬ってやることも
難しい

伸ばした腕の先に
あなたを見つけ
躊躇う指の先で
あなたを撫で ....
切り取られた一部のような

柔らかな陽射しと

穏やかな雲のワルツ


私はただそこに立って

無音のメロディーに

耳を傾けながら

秒針が幾度も描く円さえも

この瞳を奪えないほどに見入っていた
 ....
暖かな色した
おれんじ
深い色した
こん
空は何時でも
こころと
りんくしてる
いま

この瞬間は

もう

何も
いらないね
あなたは
そんなもの
ないって笑ったけど

ほら
あったでしょ
なないろのばら

悲しみのいろ
憎しみのいろ

そんないろしか
思いつかない
自分がきらい

そう言ったら

ほら
これは
喜びのいろ
 ....

目を覚まして

妖精のなみだ
見つけた

しん、と
凍って

夢で流した
わたしのなみだが

ここに
光への憧れだけが

ただ ただ つよく

僕らは手をのばす
いつの間に
薄い緑が
大地を覆う

春を待つ

モノクロームの
冬を抜けて
朝日はしんせんな夕日だ

地上がぐるんとまわる

そのパトライト、警告灯


煙りをあげる化学工場のうえに

クレーンが首をもたげる造船所のうえに

オレンジがかっと屹立している


朝日はしんせんな ....
空を造ろうとでもしてるのだろうか。

綺麗すぎるから、いつまでも残したくて。

完成予定はいつ頃だろうか。

できれば、俺が死んだ後にして欲しい。
あなたが 空が大好きだから

わたしも 空を見上げる機会が増えました


空の色とか 雲の形とか
興味なかったけど

あなたが 嬉しそうに語るから
いつのまにか わたしも
空の 表情や 機嫌が 気にな ....
夜を走る

それは

夜のあいだに

移動するということではない

それは

夜そのものを

移動するということなのだ

夜を走る
みんな揃って

春を待つ
吹き上がる

地下鉄の風

はずしたネクタイが

飛ばされる

それをつかもうとして

右手が顔をぶつ


蛍光灯の白が

やさしい色のように

ぼくらを均質にする

それが不快だ


吹き上がる

 ....

起きたら
小さな小さな涙を
見た

きっと
その草は

わたしの変わりに
泣いてくれたのかもしれない
さよなら
風に揺れるぶらんこ

さよなら
公営団地の高圧線

さよなら
クレヨンで描いた
お月さま




さよなら
風にのるシャボン玉

さよなら
水色した幼い約束 ....
足早に

通り過ぎる

一瞬の



裸の 木々 の

合間から

冬のかけらが

光を 浴びて

き ら き ら

ひ ら ひ ら

舞いおちる


君は 麗し の 華

この つめたい も ....
雨の日のサンドイッチは
うらぶれた
寂しい味がする

陽のひかりの香ばしさもなく
曇り空の憂鬱もなく

ただ
寂しい雨の音を聴きながら

わざとだらしなく
窓際に腰掛けて
脚をぶらつかせて

雨の日の ....
雨上がり
芳しい森の中

あの
曲がり角の向こう
何が待ってる?

何が待っていてもいい

こころに
想いだけ抱いて

森の中
深呼吸して

ふたたび歩きだす
秋の夕方
たくさんの雲の下


やましいって
言葉の意味を
初めて知る
どんな水たまりも
空を映していて

鏡がたくさん
地面に

木々や
家や
電信柱や
飛び去る鳥たち

ときには
女子高生の
スカートのなかも
鏡は映しだして

わたし
あなたの瞳が好き

あなたの見て ....
眩しすぎて

見えない



この光が
この暖かさが

わたしたちを
導いてくれるかもしれない

光を受けて

歩こう

とりあえずは
ほんの少しの希望を探しに
出かけよう

傘は持たない
濡れてもいい

晴れるときがくるかもしれないから
掌に溢れる
小さな小さな
名前を持たない海は
誰かが忘れた
いつかの涙

そっと還した砂浜に
魅せた幻想は
いつかの真実

風舞い香る
刹那の宴
海をなくした掌は
冷たさと戯れて
指先を転がしている
 ....
二人乗りして
どっかいこうよ

秋風を切って
田舎の散歩道を

きっとそのまま
違う世界に行けるかもしれないね
みみをすましてごらん

きこえる?

そ の おとは なんでしょう?

うたっても いいよ

たのしめばいい
 愛だの 恋だの 騒げるのは


  地球が青いうちだけだ
もうあれから恋もしていない

ただあれから逃げるようにして

地球といっしょに回っている


うろこ雲の大群が

冷たく白く

宇宙の底に広がっている

それは地球の

丸みのようにも見える


もう ....
恋とか、どーでもよくなった。

ただただ、淋しくも。

ただただ、綺麗な空に。

ただただ、好きなだけ。
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