{引用=



一、レプリカの四月


たとえばそれは食卓のさかな

二度と泳がない姿はあわれです
しかし言葉はあぶくですから
気付かれずに消える、その
あぶくこそが  ....
あなたは今
ある地面に立っています

これからあなたはその地面から
上に行くのか
下に行くのか
二つの中から一つ選ばなくてはなりません

上に行く場合
足元が不安定になりますが
高 ....
CASE?

夜は基本的に友達と一緒
昨日も渋谷でハイテンション
カラオケの後にプリクラ撮って
朝まで笑顔が絶える事はない

だけどみんなと別れた後には
いつも寂しさが押し寄せてくるん ....
隠すことはできても嘘はつけない

たとえばインターネット
自分ことは隠せても
相手から聞かれたら
嘘はつけない
うまく隠せても
嘘はいずれわかってしまう

隠すことはできても嘘はつけ ....
漫画のような
テレパシーのようなことさえ起こる
恋愛とかないかしら


たとえば、
あたしにとても悲しいことがあって
それでも恋人にはいえないの(*´艸`)

それで、
その彼は少 ....
当たりくじを引いて大笑い
外れくじを引いても大笑い
犬に吠えられても大笑い
石に躓いても大笑い

笑う門には福来たるって言うじゃない?


さぁ Everybody let's si ....
{引用=


一、擬人法


かなしむこころではなくて
かなしみという言葉を覚えなさい

よろこぶこころではなくて
よろこびの色彩に詳しくなりなさい

問うことはよそ ....
おおきなカバンはいらない

なるべくなら
手ぶらが
いい


気の向くままに街を

ゆかいなものに
流れるものに
みじかく綺麗にあいさつをして
気の向くままにときを

 ....
何もないところから
何かが生まれることはなく
何かがあるから
何かが生まれる

人がいないところから
人が生まれることはなく
人がいるから
人が生まれ
生活が生まれ
工夫が生まれ
 ....
弟がつり革になって
ぶらさがってる
白い輪っかのところなどは
良いつくりだった
揺れるたびに僕はぎゅっと握り
引っ張られた弟は
それでも痛いとは言わなかった
昔からそういう子だっ ....
風の中で何かが消えた
それは生きてきた中での何かだった

それは
その時のその場所によって
様々な変化と成長を続け
その日のその情景によって
豊かな感情を創り出した

同時に
風の ....
 赤い糸が見えるなら 黙って斬って
 脈が打つままに 起こして狙って

 眼鏡はずしたほうが 視界がぼやけて
 あのひとのこと 想像しやすいでしょう

 誰かの代わりでも あなたがいる ....
心の中にある草原に
乾いた強い風が吹いているので
雨を降らせてみました
大きな虹が架かかりました

心の中にある森に
細くて尖った枝が軋んでいるので
葉を茂らせました
多くの鳥がさえず ....
夢のように貴方がやってきて
夢のように恋がはじまって

だけどそれが夢ならどんな夢も私に傷を残さないわ

ナイフを持った男が走ってきても
パンプスのかかとを折ってしまっても
未明のベッド ....
もちろん私は自由ではないわ
でもそんなことどうだっていいのよ

生まれ落ちたそのとき
私の首には何重にも鎖だの糸だの手錠だの指輪だの
たくさんたくさんからまって
私は私の身体を自由にするこ ....
はるか遠い道のりを
いつまで続くとわからずに
今この一瞬の始まりの
想いを胸に抱きつつ
信念とともに動き始める

ひたすら歩く道のりを
どこまで続くとわからずに
今この一瞬の高まりの
 ....
与えられた台詞は
確かに綺麗なんだけど
自分の本当の気持ちじゃない
当たり前なんだけどね

だから監督には内緒で
脚本を破り捨てたんだ
荒削りな表現だけど
心を込めて言えたんだ

 ....
北からの強い風が吹いていた
枯葉をまだ護っている木々にも
誰もいないベンチにも
そこに流れる時間さえ吹き飛ばし
風は強かった

明け方の夢に両の頬が濡れて
世界中で独りぼっちのような目覚 ....
ものすごく
花を見たいと想う時
外は
なぜか雪が大地を覆っている

諦めきれず
かといって何もできず
この気持ちを心に抱き
想い描くのは
実際の外見の花よりも
ずっと綺麗な花

 ....
窓より漏れる光が影を作っていた
じっと眺めては思案に耽ていた
少年時代より変らない癖は今も続いていて
光と影の織り成す世界は窓の外にも広がっている
遠くに行きたいという願いは変らずに
外界を ....
君がいるから僕は存在する
誰もが羨望する
誰もが欲しがる君の姿
ショーウインドの特等席で
いつも輝いている
値札なんて不要だよね
君の価値はお金にはかえられないから
要はハートだってこと ....
風が走る
土が舞う
水が震える
枝が軋む

風は思うままに
その力を誇示するかのように
押す力が押す力を加速させ
どこまでも走り通す

風が飛ぶ
森が揺れる
岩がずれる
波が ....
リボンひとつで
あなたの気をひけるなんて
信じてやしない

けれど
リボンひとつでもしないと
あなたに会えない

   二十歳頃の作品
いつも未完成だから
いつも明日がある
そしてそれは
いつとして同じではない

どれも未完成だから
どれも進化がある
そしてそれは
どれとして同じではない

どこも未完成だから
ど ....
詩で食ってゆく、とは、必ずしも詩集を売ることじゃない。俳句で食ってるヒトは詩で食ってるヒトより多いけれども、それは、句集を売って食ってるんじゃなくて、たいていは俳句を教えてお金にしている。たとえば老人 .... ネイキッドビーチの坂を降りたら
一組の男女が全裸で歩いていた
それはアダムとイブのようで
神秘的な何かを感じた

嬉しいとか楽しいとか
満ち溢れていたはずの感情
知恵の林檎を食べる前まで ....
批評とは何かを考えるときに、
料理をどのように評するかを考えると、
なんとなくわかりやすくなるのかもしれない。

美味しい、不味い。これも批評だ。感想かもしれんが。
広義において批評にしてお ....
振り向かない力が
勇気となって
道のない前を
歩いてゆける
淋しくはない

振り向かない力が
翼となって
果てのない空を
飛んでゆける
悲しくはない

振り向かない力が
光と ....
それでも僕は人生を手放さない

君の風が聞こえる
君の鼓動を巻き添えて

僕は人生を手放さない

老人という名の僕が連れられていく
永遠と生命とが交わる地点へ
時点へ

君はその ....
良い人たちが国を造った
とりあえずの法律と
良い人たちだけの政府を造った
僕らはその人たちに
従えばそれでいい

悪い人たちは
殺してしまえばいい
良い人たちは口をそろえ ....
南 翔さんのおすすめリスト(297)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
小詩集【レトロな猛毒】side.C- 千波 一 ...自由詩14*07-1-11
上に行くのか下に行くのか- ぽえむ君自由詩11*07-1-11
I'm_happy- 1486 106自由詩3*07-1-11
隠すことはできても嘘はつけない- ぽえむ君自由詩14*07-1-10
チキショー- ごまたれ自由詩12*07-1-10
スカ- 1486 106自由詩8*07-1-10
小詩集【擬人絵図】- 千波 一 ...自由詩13*07-1-10
スケッチブック- 千波 一 ...自由詩13*07-1-10
その人が生まれる- ぽえむ君自由詩8*07-1-10
車内- たもつ自由詩1807-1-10
風の中で何かが消えた- ぽえむ君自由詩9*07-1-9
首輪- 北大路京 ...自由詩15*07-1-9
心の中にいる自分に- ぽえむ君自由詩16*07-1-9
夢について- 佐々宝砂自由詩2*07-1-9
不自由について- 佐々宝砂自由詩307-1-9
己を灯す光あり- ぽえむ君自由詩8*07-1-8
アドリブ- 1486 106自由詩7*07-1-8
遠い別れ- 銀猫自由詩16*07-1-8
君を見たいと想う時- ぽえむ君自由詩9*07-1-8
【窓辺】- 穢土自由詩2*07-1-8
Face_2_Fake- 恋月 ぴ ...自由詩36*07-1-7
風が走る- ぽえむ君自由詩12*07-1-7
リボン- 砂木未詩・独白8*07-1-7
未完成だから- ぽえむ君自由詩9*07-1-7
■批評祭不参加作品■ノン・レトリックより■この文章は古いから ...- 佐々宝砂散文(批評 ...6*07-1-7
エデンの海- 1486 106自由詩10*07-1-6
■批評祭参加作品■_批評についてつれづれに思ったこと。(おま ...- いとう散文(批評 ...11+07-1-6
振り向かない力- ぽえむ君自由詩14*07-1-6
スザンヌ_050107- P.B.自由詩507-1-5
良い人の国- なかがわ ...自由詩14*07-1-5

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