すべてのおすすめ
この表題は、榊蔡さんが10年前に立てられたトピックです。
http://bungoku.jp/fbbs/viewtopic.php?t=81
残念ながら、この10年、詩壇に新たなムーブメントが ....
不可思議な街の中を歩いていた。不可思議という意味、それ自体のことを考えながら。いくつもの角を曲がりながら歩いた。カラオケの、もう料金を値上げしていた看板。結婚した友達からは、あいまいな内容のメール ....
幼い頃から海が大好きだった。
道産子なので北の大地も僕の遊び場だったが函館という港街に長く住んだ。
洋風の風が吹くこの街で潮の香りが好きだった。
朝市のような活気に満ちあふれた世界はとても心 ....
銀で出来た蒸気機関車が黄金の煤煙を噴きながらプラチナのレールを走ってくる。よく見ると煤煙は大量の金粉だ。噴射され空中へ舞い上がったあと、キラキラと輝きながら草原に降り積もる。煙突から噴き出る大量の金 ....
最近疲れがとれない。
なんだろうこの疲労感は?
運送業なので確かに休みの少ない職種ではある。
もともと凧みたいなフーテン振りで妻にも離縁された駄目男ではあるが
以前はもうちょっと覇気があっ ....
最近、悲しみについて考えることが多くなった。
そこで、その悲しみを乗り越える(?)べく、悲しみに関する考察を述べてみたい。
悲しみはどこからやってくるのだろうか。
唐突に空から降ってくるもの ....
詩はなぜ「難しい」のだろうか。詩はなぜ「わからない」のだろうか。それは、「わかりやすい」文章が一義的であるのに対して、詩は多義的であるからだろう。解釈が一通りに容易に定まれば、何も難しいことはない。 ....
休日、タイ料理をたべて、よく晴れていたのでちいさなピクニックをした。コーヒーショップで買った飲みものとパウンド・ケーキ。さいきんできた、わたしのあたらしい友人は胸に青い薔薇を咲かせている。
公園 ....
現代、私たちを取り巻く情報は過剰であり、かつ高速に過ぎ去っていく。そんな中で、私たちは一つ一つの物事に多くの時間やエネルギーを注げなくなっている。すると必然的に、一つ一つの物事の価値は薄くなり、その ....
誰もいない日曜日に眠りに落ちていく僕は、いったい誰なんだろうと思わされていた。だけど現代詩フォーラムに関する様々なことを思い浮かべさせられながら、今日も終わってしまうのかもしれないと震えだした。こ ....
目玉焼きに魚、ご飯に味噌汁。朝食のような昼食を食べて、僕は満腹だ。
それで今は、少し動きづらいので、大掃除も買い物も後回しにして、キーを叩いている。なんだか頭が重い。土星のように重い。乱気流が縞 ....
0.はじめに
例えば外を歩くという行為を考えてみよう。その際私は歩く場所として歩道を選択し、車道は歩かないだろう。そのとき、歩き方は「人間は歩道を歩くべきだ」という一定の社会的な規範に従ってい ....
{画像=110726012953.jpg}
はるか大昔に天子が山頂にのぼり
おお我が美味し国よと祝詞を上げた山は
小さいころの遊び場だった
山の中腹には幾つか洞穴のようなものもあって
....
私が
詩を書いている理由
自分の心の磨きでしょうか?
いろんなことを
詩にして
表現したいからです
それと
自分の個性をもっと
詩に託して出してみたい
私は
文章を書く ....
こんにちは。詩のレビューをやっている者です。
これまでにいくつかレビューを書いてきました。それを見た人が「こんな
のでいいならおれも書けるぜ」と思い、にわかにレビューが盛り上がる!
というよ ....
「引き摺る未来」 Akikaze_Koh氏
http://po-m.com/forum/showdoc.php?did=222045&filter=cat&from=menu_c.php ....
ゆで加減に失敗した海鮮パスタを食べていると玄関のチャイムが鳴って、ますます気分が滅入った。お届け物でーす。ドアを開けるなり、男性宅配員の間延びした声とともに――これはなんだろうか――賞状などをしまっ ....
辞職願には「一身上の都合」とだけつつがなく書いたものの、本当の理由は「生きることによる倦怠感」であった。生きる、という本質的な目的がわたしの中で、ピントの合わない眼鏡をかけているように、急にぼやけて ....
初出:2000年「詩人専用シナプス」
ヒマな時によく、詩のサイト巡りをする。ちょっと前まではwebringの営業のために、投稿コーナーのあるサイトを見て回ってた。Googleという検索サイ ....
そんな僕はそうして 次にはサッカーを語ることにしよう。球児たちに緑の縞模様も浮かべられずに辞めていった昔は文章は好きだったけれど、今日も思い出しながらなんかしていた 当時が思い出されたりなんかする ....
僕は支度を始めた。パン、ランプ、毛布、ナイフ…必要だと思われる物をいくつか詰め込んだ。さぁ、ドコへ行こうか。
「君はドコにも行けないよ。ドコにもね。ココに住む事が出来たのだって黄色が君に話かけて ....
僕らが住んでいるアパートは道を挟んだちょうど向かいにあり、よく晴れた日曜日の午後や暖かな春の夜には近くにある静かな公園に出かけたものだった。
ある日自転車で近くのダム湖に行くと、彼女はピンク色の ....
ちょっと目を離したすきに、新着作品はリストの果てに沈んでしまっている。1-2週間分の作品をまとめて見ようなんて気にはなれない。それが多すぎて、かつ自分に合う作品が少なすぎるから、なんとも労に見合わない ....
何でも出来るって事は何も持ってないって事なんだよ。
苦笑というか、呆れたように笑った流音の顔が脳裏にちらつく。
「あー・・新しいの買わなきゃな」
残り一本になったピアニッシモを口 ....
「そっか。そうだね。見つかっちゃったんだ」
サッカーの練習から帰ってきたHiromiは、Sayoの話を聞くとそれだけ口にしPenneの頭をなでていた。
Sayoは大きな旅行用のバッグを持ってく ....
「ひどい臭い、あなた、部屋で何やってんの。魚の缶詰でも作っているんじゃないでしょうね。ここは、食品工場じゃないんだからね」
そこまで言って、Sayoが口を開き、そこから出される答えを待っている。そ ....
Penneのサポーターが取れるのに、三日かかった。
アザラシの面倒は、夏休み中のHiromiが見てくれたが、週二回あるサッカーの練習に連れて行くわけにもいかず、その間は昼間Sayoがアパートにい ....
部屋に戻るとHiromiは、リビングの三人掛けのカウチに座ってテレビを見ていたが、その横でPenneが大きな潤んだ瞳の顔を上げ、Sayoが部屋に入ってくると、娘と一緒に光沢のある灰色の顔を向けた。
....
Sayoは、マネージャーのスティーブに子供が病気だと言って、二日ほどの休みを取った。
スティーブは、夏の忙しい時期にサーバーやラインのコック達が休むのをひどく嫌がるのは知っていたが、今までろくに ....
リビング・ルームのテーブルには、油まみれの四角いカード・ボードに、ピザが二かけらだけ残り、もう白いチーズを固くしいびつな三角を見せていた。
Hiromiはウォーフでの母親の話を聞くと、そんなこと ....
生田 稔さんの散文(批評随筆小説等)おすすめリスト
(213)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
再考「近年、詩壇にあらたなムーブメントは興るか?」
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オダカズ ...
散文(批評 ...
2*
15-10-14
家にいた方が良い
-
番田
散文(批評 ...
1+
13-6-10
海と風と僕のねじれたこころ
-
梅昆布茶
散文(批評 ...
9
13-6-9
蒸気機関車
-
済谷川蛍
散文(批評 ...
2
13-6-9
ある親父の日記
-
梅昆布茶
散文(批評 ...
6
13-6-1
「悲しみ」についての考察—決定論を参考に—
-
中川達矢
散文(批評 ...
2
13-5-21
山田亮太詩集『ジャイアントフィールド』について
-
葉leaf
散文(批評 ...
9*
13-5-19
薔薇のこと2
-
はるな
散文(批評 ...
2
13-5-16
傍観から批評へ
-
葉leaf
散文(批評 ...
7+
13-5-6
豊かな時代における詩
-
番田
散文(批評 ...
2
12-1-15
幕
-
まーつん
散文(批評 ...
3*
11-12-29
詩作行為の倫理学
-
葉leaf
散文(批評 ...
5*
11-10-15
橿原断片_/_耳成山
-
beebee
散文(批評 ...
21+
11-7-26
詩を書いている理由
-
そよ風さ ...
散文(批評 ...
3*
11-3-22
【批評祭参加作品】レビューを書かない7つの理由
-
露崎
散文(批評 ...
18*
11-3-6
詩を読む2
-
地獄のペ ...
散文(批評 ...
2*
10-11-11
そこらへんにいくらでもいる人
-
豊島ケイ ...
散文(批評 ...
15+*
10-11-11
ゆるやかな生活
-
豊島ケイ ...
散文(批評 ...
18+*
10-10-18
詩歴について。
-
いとう
散文(批評 ...
32*
10-4-20
いつの夢
-
番田
散文(批評 ...
2
10-3-25
harmonic_simulation_(for_Leo_a ...
-
Oz
散文(批評 ...
3
10-3-16
大学生活1
-
番田
散文(批評 ...
1
10-3-15
現代詩とマルコフ連鎖モンテカルロ法
-
KETIPA
散文(批評 ...
2+*
10-3-8
詩想_—5
-
黒乃 桜
散文(批評 ...
3
09-10-31
「波の声をきいて」(13)
-
月乃助
散文(批評 ...
5*
09-10-30
「波の声をきいて」(12)
-
月乃助
散文(批評 ...
4*
09-10-29
「波の声をきいて」(11)
-
月乃助
散文(批評 ...
4*
09-10-28
「波の声をきいて」(10)
-
月乃助
散文(批評 ...
4*
09-10-27
「波の声をきいて」(9)
-
月乃助
散文(批評 ...
4*
09-10-26
「波の声をきいて」(8)
-
月乃助
散文(批評 ...
3*
09-10-25
1
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6
7
8