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目玉焼きに魚、ご飯に味噌汁。朝食のような昼食を食べて、僕は満腹だ。
それで今は、少し動きづらいので、大掃除も買い物も後回しにして、キーを叩いている。なんだか頭が重い。土星のように重い。乱気流が縞 ....
自分に飽きてしまった
自分という人間に
読み古した漫画のように
この心は何の刺激も与えてくれない
年明けとともにカレンダーを張り替えるように
自分という人間そのものを 刷新してみたい
....
青から黒へと
深まっていく海
そこを泳ぐ一匹の魚
銀の鱗の 鈍いきらめきが
終わりなき深淵の入り口に 一瞬の間 ひるがえる
はなやぐサンゴも
ウミユリのたなびきも
今は ささやかな記 ....
なにかが 出てきそうだ
僕のおなかの あたりから
いつも 予感がある
それは身じろぐ 胎児にも似て
この意識の どこか内側の さらに内側にある
見えない子宮の中で もがきながら 訴えてい ....
