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いったい誰が誰に言った
言葉だろう

清よく 正しく 美しく
繰り返し 繰り返し
つぶやいてみるのだ

清よく 正しく 美しく

これこそ真の言葉 真言

時代は
産業廃棄物を ....
そして漆黒が
空に満ち始めると
遠く街が瞬きだす

まるで天空が降りて来たように

8:00時の夜は
昼の活動のざわめきが覚めやらぬ
フラスコで取ると浮遊物で濁った液体
蛍光灯の下で ....
月の出が遅くなって

月光が細く熟れはじめると
満月の熱狂が恋しく思われる

冷たい光に微熱して 謳った
銀光は金属の肌ざわりで 熔けた
この魂のざわめきが

満月の色彩は朧なグラデ ....
それは昨日
天空に雷神様がおいでになった

天の太鼓が打たれて
黒雲が湧きたち
夕刻から雲の間を稲光が走りだした

空が大きく大きく息をして
轟音が街 街にとどろいて
夕餉が済み
 ....
遠く 遠く
雲が疾風のように通過する

遠雷の気配がして・・・

靄つく大気を涼しげな
風が過ぎて行った

雨の降っている 匂い
心が遠雷を聞いて
遠くへ憧れると

希望のよう ....
虚ろな気だるさが
重い腰をあげて支配し始めている

大気が大きな欠伸をしながら
そっとこの地に潜り込み
寝息を立て始めると

羽毛に柔らかく包まれた小鳥が止まり木でさえずる

大地に ....
この夜を沈めて
蛍光灯の明かりが漏れる部屋は
心音で満たされて

夜の淵をたどり
深い海の底へ降りて

眠りの宮の前で
今日の夢を乞う

海ほどの
心の深さを
今日の眠りは約束 ....
大気が湿った二酸化炭素を十分に含んで
重く 重く 圧し掛かるから

心を軽やかに
まるで鳥らの真っ白の羽の羽ばたきに比して

天使らの飛翔の音楽 モーツワルト
ボッサノバの和音で宙に浮い ....
詩人のなかでは詩才が最も少ない
私の偽らざる感想・・・

輝くような比喩を織り込む人
文体が詩人の生きざまを語る人
自らの主張を説得力豊かに書き綴る人

このサイトの詩人の方々の作品は
 ....
深い 森の青 遠い山々
押し寄せる 驟雨の匂い
夏が海を抱いて

また再び
貴方と恋に落ちるのか

自己憐憫
自己嫌悪
隣り合わせの理想国・・・燃えて・・・
語りつくせぬ思いを
 ....
心地よい大気に
二酸化炭素の灰は
静かに降り積もり

街路樹がしめやかに光合成を始めて

朝の街は足早に行き交う ひと ひと
流れる河の勢いが増す

何も語らずに
そこに建つ ビル ....
そして雨に濡れた
木は影さす

雨の木の影は遠景の都市を覆い尽くし
雫の滴りが大地に潤いを与えていた

雨雲の空
そそり立つ木々には滋潤
幹には伝う雨

影が色濃く大地に降りる
 ....
伏臥の悦楽がやってきて

無音の法悦に浸りながら

大気の肌に触れたなら


読みかけの「ジャンクリストフ」
どんな偉大さでも、偉大なものはすべてりっぱである。
苦悩もその頂点に達す ....
ニュースも見ない
気晴らしのバラエティーなどもってのほか
パソのスイッチは錆ついて

空を ほらこのとおり見上げて
小鳥の声が存在感を増し
たまの音楽はクラッシック
ベトーベンにフォーレ ....
午前中 やるべき事を済ませたなら・・・
軽い昼食と読み止しの本が本棚から取り出され・・・

午後は街に出る

見慣れた商店街
人通りが心もち多いのか
気候が良い分 空気と肌の触れ合いを楽 ....
白いシャツの腕をまくりあげ
太陽を肌の上に滑らせる
二の腕の火傷のあとが

額を太陽光にむけて
第三の眼を養う
速読の技術

午前中の爽やかな空気を腹いっぱい溜める

心をまとめる ....
あなたと過ごす
また夏が巡り来ます

松林の間から
輝きで溢れた
あの海を望み

ほら きらきら輝いて宝石のよう

見つめる海の予感で心がはち切れそう

遠い砂浜には
昼顔が群 ....
暗く 美しい
雨色の漏れ来る

この灰を深く塗りこみ滴る
まだるい色の顔料は雨粒に溶けて
曇天の空を 一つ 一つ埋めてゆき

重い筆勢の抽象絵画のように
空に架かっている

目視で ....
ベランダに鉢植え
やわらかな大気がゆっくり空に侍りつつ
曇天は寝息を立てて
温浴の風 静かに降りて

ビルディングの静かな午後が始まる

鳥のさえずりが空間を示して
立ち木の常緑は静か ....
小鳥が木々の間でさえずる
東からの陽光は力いっぱいカーテンを押し
木と木の間の陽だまりの陰
微弱な風に誘われ 揺れた

飛翔の者
その素早い軌跡をガラス戸に焼きつけ
さえずりは空に昇り  ....
一足 一足と 雨が近づき
一つ 一つ 我々が浄化され

雨 雨の日に崩れゆくビル 
舗装道路が湿り気を帯びて腐乱してゆく

人が人として輝くために全ての物質は滅び

雲が押し寄せて
 ....
私の指が透けて通るほど

大気は爽やかに留める

木々と眼球の間
透ける空気に樹木は裸になり
沈黙の呼吸を続けて 地球は浄化され
透明な気体が絞り出されて 私は深呼吸する

透き抜け ....
何もかも

灰に侵されて


ここ都の西
東京タワーの見える 丘陵は包まれて

驟雨に煙り
高層ビルは霞んだ

遠く 近く 雨垂れの音は
軽い放心に誘うから


純潔の水 ....
暗闇が押し寄せて

冷たい驟雨は街を灰色に染めた

ミッドナイトを巡る 静かな宵

闇 深く 真実の時は流れ始めている
嘘をついたような蛍光灯の下で

折口信夫  読み止さしのページ ....
時雨れて 灯る

電飾の街に
密かに流れている 音楽
それぞれの想いに

灰にむせぶ
軒の低い 並びに

人 人は傘に身を寄せて 通り過ぎ

雨足に歩道は すっかり

足音と ....
そして 奴らに
その カルマ 刈らせて・・・

あなたにも彼にも

この世の生存の月・日のカルマを
刈っていただく

私のカルマ あなたの 父の 母の 子の カルマ

組織としての ....
まともな感覚
正しい事は正しい
悪は悪と言い切り 思い切る

感覚が狂わされ
魂がギタギタに切り裂かれている

善良な魂 保つ者よ

テレビを静かに 消せ

音に飢えたら ベート ....
木々の緑を揺らし洗う

風の音たちが
私を遠い所へ連れ去ってゆく

ざわめきの葉葉に清純な雨が伝う

そう暴風雨は埃にまみれた
この都市を透明に塗り替えて
明日の蘇生を約束してくれる ....
芸術の巨大な 第一波

自己表現は為される( 成就! ?

白く塗り込められた キャンバス
書き留められた 文字
録音で魂が吹き込まれ
レンズが骨まで映し出す

芸術は自然を 追尾し ....
自ずから成る
耕作の係数に支配された土

この土地に極楽鳥は野営し
その雫で濡れた重たい巣をいとなみ

静かに沈んでゆく ぬくもり

作物を繰り返し保っている
土力の茶色に緑は 
 ....
渡 ひろこさんのアハウさんおすすめリスト(100)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
清く・正しく・美しく- アハウ自由詩7*09-3-16
夜_8:00時と10:00時の暗さについて- アハウ自由詩109-1-15
月の音- アハウ自由詩5*09-1-13
雷神=帝釈天=インドラよ!- アハウ自由詩508-7-30
遠雷- アハウ自由詩708-7-29
鎮まる地と沈める空- アハウ自由詩3*08-7-23
夜を沈めて- アハウ自由詩7*08-7-19
スタンバイ!- アハウ自由詩308-7-14
詩人として_あるいは慈悲- アハウ自由詩5+*08-7-11
また_再び・・・- アハウ自由詩508-7-9
おやすみ!・・・ビルディング・・・- アハウ自由詩408-7-1
雨の木の影- アハウ自由詩5*08-6-29
読書の姿勢- アハウ自由詩6*08-6-28
試みられた生- アハウ自由詩7*08-6-27
私は確かに_この地を歩み- アハウ自由詩508-6-25
太陽光- アハウ自由詩4*08-6-24
夏の押韻- アハウ自由詩8*08-6-13
灰の空- アハウ自由詩308-6-12
温浴- アハウ自由詩7*08-6-7
小鳥- アハウ自由詩308-6-1
雨のゆくえ- アハウ自由詩6*08-5-28
五月の風- アハウ自由詩508-5-21
浄雨- アハウ自由詩408-5-20
帝都の驟雨- アハウ自由詩5*08-5-17
雨に煙る_街_街- アハウ自由詩508-5-10
霞ヶ関カルマ- アハウ自由詩2*08-5-8
縫合する- アハウ自由詩8*08-4-21
暴風雨- アハウ自由詩15*08-4-18
人間をめざす- アハウ自由詩608-4-13
砂糖キビ畑にて- アハウ自由詩8*08-4-12

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